トヨタ プリウス試乗の感想2 運転して気付いた3つの欠点・不満

トヨタ プリウス 2015

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トヨタから6年ぶりにプリウス(Prius)がフルモデルチェンジをして発売されましたね。

フルモデルチェンジをして新しくなったプリウス(Prius)を試乗したくて、東京お台場にあるメガウェブ(MEGA WEB)に行ってきました。

プリウス(Prius)は静寂性や乗り心地など先代モデルと比べて圧倒的に良くなりましたが、実際に試乗をしてみて初めて気が付いた欠点・不満なところもありました。

私が試乗をして気が付いた3つの欠点・感想を紹介したいと思います。

2015/12/12
Chapter
プリウスの欠点1:パーキングブレーキ
プリウスの欠点2:シートヒーターのスイッチ
プリウスの欠点3:ドライブモードスイッチ

プリウスの欠点1:パーキングブレーキ

プリウスを試乗してみて気付いた欠点の一つ目は、パーキングブレーキ。

今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウス(Prius)のパーキングブレーキは、足踏み式を採用。
実はプリウスは電子式のパーキングブレーキが採用されていると思い込んでいました。

そして、試乗する際、電子式のパーキングブレーキスイッチを探したけど見当たらない・・・。
引き上げるタイプのサイドブレーキがコンソールなどにない事は知っていたので、足元を見てみると、ブレーキペダルの左側にパーキングブレーキが・・・。

この時に初めてフルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は、足踏み式のパーキングブレーキという事に気が付きました・・・。

個人的にはこれはガッカリ・・・。

まだ足踏み式のパーキングブレーキを採用しているクルマもたくさんあり、使い勝手が悪いというわけではありません。

ただ、やはり足踏み式のパーキングブレーキは時代遅れ感が・・・。

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は先進性を追及したクルマだと思っているので、電気式のパーキングブレーキを採用しても良かったのかなと思いました。

トヨタから発売中のミニバンヴェルファイアやアルファードでもこのように電子式のパーキングブレーキが標準装備されていますし・・・
また、ホンダのN-BOXスラッシュなど軽自動車でも電子式のパーキングブレーキを採用していますしね・・・。

このように徐々に電子式のパーキングブレーキを登載しているクルマが増えている中で、プリウス(Prius)は未だに足踏み式と言うのは少し残念でした。

プリウスの欠点2:シートヒーターのスイッチ

また、試乗していて気が付いたプリウス(Prius)の欠点の2つ目は、シートヒーターのスイッチ。

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では、標準車のAプレミアグレード、そして、Aプレミアムツーリングセレクションでシートヒーターが標準装備されています。(正式名称は、快適温熱シートです。)
このプリウス(Prius)のシートヒーターは、寒い日に冷えやすい箇所の温度を高めに設定するなど、他のクルマのものよりも性能が良くなっています。

私も実際にAプレミアムグレードを試乗した時にこのシートヒーターを確めてみたのですが、電源を入れてから1分くらいでポカポカとしてきてとても快適でした。

このように機能面では充実しているプリウスのシートヒーターですが、ちょっと残念なのは、スイッチの位置。
このモデルのシートヒーターのスイッチに位置は、シフトレバー部分の左右の奥まった位置にあり、わかりづらい・・・。

ちょうど画面の赤いマルをつけたあたりにシートヒーターのスイッチが装備されています。
ちょっと分かりづらいですよね。最初、私もシートヒーターの位置が分からずに探してしまいました。

しかも、このシートヒーターのスイッチは、少し奥まった場所に装備されているので、操作もしにくい・・・。

スイッチは少し下の位置にあり、しかも、手を伸ばさないと操作できないので、運転中にスイッチを押すのは少し危ないのかなと思いました。

個人的には運転中見ないでも操作できるような位置に装備して貰いたかったです。このシートヒータのスイッチの操作性の悪さも少し気になりました。

プリウスの欠点3:ドライブモードスイッチ

また、今回フルモデルチェンジをしたプリウスの欠点・不満の3つ目は、ドライブモードスイッチの操作感。

今回のプリウス(Prius)では、先代モデルと同様に次の3つのドライブモードが用意されています。

・ノーマルモード
・エコモード
・パワーモード

先代モデルでは、このようにシフトレバーの近くに“エコモード”・”パワーモード”と独立したスイッチが用意されていました。
しかし、新しくなったプリウス(Prius)では先代モデルのようにそれぞれが独立したスイッチではなく、この”ドライブモードスイッチ”を操作して、モードを選択するようになりました。
実際にドライブモードスイッチを押すと、マルチインフォメーションディスプレイにこのような画面が表示され、スイッチを押してモードを切り替えます。
先代モデルでは、ワンタッチですぐにモードを切り替えることが出来たのですが、今回新しくなった新型プリウス(Prius)では、スイッチを何度か押さないとモードを切り替えることが出来なくなり、手間が増えました。

私もこのモデルを試乗した際にドライブモードの切り替えを試してみたのですが、運転中に切り替えるのはちょっと危険・・・。

視線や注意が前方ではなく、ドライブモードの切り替えを表示しているマルチインフォメーションディスプレイに集中してしまい、注意散漫な運転になってしまいました。

慣れればマルチインフォメーションディスプレイを見なくてもモード切替ができると思いますが、慣れるまでは注意が必要だなと思いました。

個人的にはプリウス(Prius)の新しくなったスイッチよりも、先代モデルのようなスイッチ一つでドライブモードが切り替えられるデザインの方が使いやすいように感じました。
乗り心地や静寂性は良くなったプリウス(Prius)ですが、私はスイッチの操作性やパーキングブレーキのデザインに少し不満を感じました。

どんなクルマにも良い部分がある一方、残念・不満に感じる部分もあります。

これからプリウス(Prius)を試乗する方は、ドライブモードの操作性など細かい部分もしっかりとチェックしてみてくださいね。

ちなみに、プリウス(Prius)は乗り心地も大幅に変わり良くなりました。これで欠点が解消されれば、本当に良いクルマになるのに・・・。

今度のマイナーチェンジに期待ですね^^
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