【先代よりも質感がアップ!】トヨタ86 KOUKI の内装画像レビュー

トヨタ 86 KOUKI 2016

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トヨタとスバルで共同開発されている人気FRスポーツカーの86(ハチロク)が、ビッグマイナーチェンジ。今回のマイナーチェンジでアルミホイールのデザインが変更されるなど外装・エクステリアのデザインが大幅に進化。また、86(ハチロク)の内装・インテリアのデザインも大幅に進化。よりドライビングに没頭できるデザインを目指したこのモデルの内装・インテリアは、見た目だけでは無く使い勝手もかなり良くなっているように実際に見て感じました。この86(ハチロク)の内装・インテリアは、どうだったのか?インパネからシートデザインまでこの新型モデルの内装・インテリアを徹底的に紹介していきたいと思います。

2016/8/29
Chapter
86の内装レビュー1:インパネ編
86の内装レビュー2:メーター編
86の内装レビュー3:シート編
フロントシートの座り心地はどうだった?
後部座席のスペースは最小限

86の内装レビュー1:インパネ編

86(ハチロク)の内装・インパネは、このようなデザインになっています。


今回私が見る事ができたグレードは、中間グレードのGTグレード。そして、内装色はブラックでした。
86(ハチロク)の内装・インパネのデザインは、先代モデルと基本的には同じ水平基調のデザインを採用。しかし、私が見たGTグレードはメーターバイザー部分に合皮を使用するなど先代モデルよりも質感が格段にアップしたように感じました。

また、86(ハチロク)の内装・インパネに採用されている各パーツは、このようなデザインになっていました。

■助手席側のインパネ
■エアコンコントローラー
■ハンドル
■エンジンスタータースイッチ
■サイドレジスター(送風口)
■グローブボックス
■ドア内側パネル
■アクセル&ブレーキペダル
今回私が見た86(ハチロク)の中間グレードのGTグレードでは、スポーツアルミペダルが標準装備されるなど、スポーティーなデザインに・・・。

質感が高くなったこの新型モデルの内装・インパンは、先代モデルよりも格段に良くなったように感じました。
注目の装備1:シフトレバー
また、今回私が見たのはマニュアル車だったのですが、このモデルのシフトレバーは、このようなデザインになっていました。
このモデルのシフトレバーは、ステアリングから自然に手が届きやすい位置にあり、使い勝手は良好。シフトチェンジをした時のカチカチっと
はまっていくフィーリングが好印象でした。

また、今回新しく発売された86(ハチロク)のシフトレバーは、基本的には先代モデルと同じデザインを採用。

若干スイッチ類のデザイン・名称の変更はありましたが、使い勝手の良いシフトレバーは、とても良いと思いました。

86の内装レビュー2:メーター編

また、今回ビッグマイナーチェンジをした86(ハチロク)は、メーターのデザインも新しくなりました。86(ハチロク)のメーターは、このようなデザインを採用。


そして、エンジンを立ち上げるとこのような感じ。
赤く発光するタコメーターとスピードメーターの針がオシャレで良いですよね。そして、先代モデルと同様にメーターの中央にはタコメーターを採用。
左側には時速260km/hまで表示できるスピードメーターを採用。
そして、先代モデルと異なるのはメーターの右側。

先代モデルはメーターの右側はガソリンタンクの残量計だったのに対し、86(ハチロク)は、4.2インチサイズのマルチインフォメーションディスプレイを採用。
平均燃費や航続可能距離の基本的な情報だけでは無く、86(ハチロク)のマルチインフォメーションディスプレイは、車両にかかるG(重力加速度)や水温、油圧、電圧の3連メーターなどこのクルマならではの情報も表示。


スポーツ走行やサーキット走行時にも役に立ちそうな86(ハチロク)のマルチインフォメーションディスプレイは、とても良いと思いました。

ちなみに、この大型サイズのマルチインフォメーションディスプレイは、GTとGTリミテッドのみ標準装備。ベーシックモデルのGグレードでは、装備されないので、ご注意を・・・。


86の内装レビュー3:シート編

86(ハチロク)のシートは、このようなデザインになっています。


私が見たモデル”GTグレード”では、ブラックとレッド×ブラックの2種類のシートデザインを用意していますが、今回私が見る事ができたのは、比較的シンプルなブラックのシートデザインの方。

それでも、シートサイドの部分にホワイトステッチが採用されているなど見た目のデザイン性もとても良いと思いました。
また、私が見た86(ハチロク)のGTグレードに使用されているシート素材は、上級ファブリック。
最上位モデルの”GTリミテッド”に採用されている本革×アルカンターラと比べると見た目の質感などは劣りますが、肌触りの柔らかいスウェードような素材を使用しており、座った時の感触は十分。

GTグレードでも十分に満足できるレベルになっていると思いました。


フロントシートの座り心地はどうだった?

また、86(ハチロク)のフロントシートは、座り心地も大満足。

先代モデルからシートの質の高さは評判が良かったため、今回のマイナーチェンジでも骨格やクッション性に大きな違いは感じませんでした。
しかし、この86(ハチロク)のフロントシートはしっかりと身体を支えるために、サイドサポート部分にもフレームを使用。

座ってスグに剛性感が高さがわかるようなしっかりとしたシートの作りになっており、運転中に大きな横Gが掛かっても確実に身体をホールドしてくれそうだなと感じました。

先代モデルと同様にこのしっかりとしたフロントシートは、とても良いと思いました。


後部座席のスペースは最小限

また、86(ハチロク)の後部座席は、このようなデザインになっています。
後部座席の中央にコンソールがあるため、2名がけに・・・。なので、後部座席の左右の移動は難しそうです。

また、ヘッドクリアランス(頭上空間)に余裕を持たせるため、86(ハチロク)の後部座席のシートは座面が大きくえぐられるようなデザインを採用。
この後部座席に座った時、思ったよりも沈み込むのが少々気になりました。

また、86(ハチロク)の後部座席の足元空間のスペースは、最小限。このクルマのフロントシートを少し後ろに下げると、このように全く後部座席の足元空間が無くなってしまいます。
なので、86(ハチロク)の後部座席に座るのなら、フロントシートを適度に前にスライドするなど、前席に座る人の協力が必要なのかなと感じました。

ただ、それでも後部座席の足元空間はかなり狭いですが・・・。なので、大人がこのクルマの後部座席に座る場合は、短時間の移動が限度だなと感じました。
86(ハチロク)の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。

外装・エクステリアほど大幅な変更はありませんでしたが、先代モデルよりも明らかに質感が上がっていたので、個人的には大満足でした。
特に良いと思ったのは、マルチインフォメーションディスプレイを装備した86(ハチロク)のメーター。

情報量が多くなったこのモデルのメーターは、とても良いと思いました。もしこれから86(ハチロク)を試乗する際は、ぜひとも新しくなったメーターとマルチインフォメーションディスプレイもしっかりと確認してみてくださいね。

 


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