フリードプラスの内装レビュー【3列目シートモデルとの違いは?】

ホンダ フリード+ 2016

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先代では”スパイク”として発売されていた2列シート仕様が名前をフリードプラス(Freed+)と改めて、発売されましたね。

ホンダ フリードプラス(Freed+)は3列目シートを撤去しただけではなく、ラゲッジスペース・荷室を専用のデザインにしました。

また、荷室・ラゲッジスペース以外にも2列目シートの収納方法やデザインが異なるなど、3列シート使用のフリード(Freed)とまったく違うクルマになっているように感じました。

そんなプラス(+)の内装・インテリアはどのようなデザインになっているのか?レジャー志向の強いこのモデルの内装・インテリアを確認してきたので、紹介したいと思います。

2016/10/6
Chapter
フリードプラスの内装レビュー1:インパネ編
パネルのデザイン以外に違いはある?
■ハンドル/ステアリングホイール
■ハイブリッド専用シフトレバー
■カーナビ(VXM-175VFNi)
■エンジンスタータースイッチ
■エアコン空調パネル
フリードプラスの内装レビュー2:シート編
■運転席
■2列目シート
フリードプラスは、ソファーシートのみ
■フリードの2人掛け独立キャプテンシート
■フリードの3人掛けソファーシート
■フリードプラスの3人掛けソファーシート
フリードプラスの内装レビュー3:荷室・ラゲッジスペース編
フリードプラスは車中泊にも最適

フリードプラスの内装レビュー1:インパネ編

フリードプラス(Freed+)の内装・インパネは、このようになっています。
今回私が見たモデルは、プラス(+)のハイブリッド車の最上位グレード“ハイブリッドEX”。なので、3列目シートを採用しているフリード(Freed)と全く同じ黒木目調のインパネになっていました。
ちなみに、ガソリン車の最上位モデル”Gグレード”などを選択すると、インパネのミドルエリアに装備されているパネルが専用のメタリックデザインになります。

今回私はメタリック調のデザインをしたインパネを見る事はできませんでした。しかし、ディーラーさんの話によると、プラス専用のメタリックデザインは、黒木目調や白木目調パネルを採用しているフリード(Freed)とは異なり、スタイリッシュな雰囲気になっているそうですよ。

スタイリッシュな無機質感のあるデザインになっているプラス専用のインパネのデザインも注目ポイントの一つかもしれませんね。

パネルのデザイン以外に違いはある?

このように専用のデザインのインパネパネルを採用しているフリードプラス(Freed+)ですが、それ以外のインパネの機能や装備の違いはありませんでした。
このモデルの内装・インパネに装備されている各アイテムは、このようになっていました。

■ハンドル/ステアリングホイール

■ハイブリッド専用シフトレバー

■カーナビ(VXM-175VFNi)

■エンジンスタータースイッチ

■エアコン空調パネル

アウトドア志向のクルマの中には、アクティブさを演出するために内装やインパネにビビットなカラーを使用するモデルもありますが、このクルマのインパネは比較的シンプルになっている印象が・・・。

フリードプラスのインパネは、3列シート仕様のものと大きな違いはありませんでしたが、質感が高く毎日使っても飽きのこないデザインになっているのは、好印象でした。

フリードプラスの内装レビュー2:シート編

フリードプラスのシートは、このようなデザインになっていました。

■運転席

■2列目シート

今回私が見た”ハイブリッドEX”のシート中央部分はファブリック、そして、サイドの部分がレザーのような肌触りが楽しめるプライムスムースを施したコンビシートを採用。
引き締まった印象のシートになっており、なかなか良いデザインだと思いました。

フリードプラスは、ソファーシートのみ

3列シートのフリード(Freed)の2列目シートは、2人掛け用の独立キャプテンシートと3人掛け用のソファーシートの2種類が用意されてていました。

■フリードの2人掛け独立キャプテンシート

■フリードの3人掛けソファーシート

しかし、2列シート仕様のフリードプラス(Freed+)は3人掛けのソファーシートのみ。

■フリードプラスの3人掛けソファーシート

このフリードプラス(Freed+)の3人掛けソファーシートも6対4分割方式になっており、左右独立して前後にスライドや背もたれを収納して
広い荷室・ラゲッジスペースを作ることが可能です。

また、フリード(Freed)と同様にシートは若干のフラット感はあるものの、座面は肉厚なので座り心地はとっても良かったです。

フリードプラス(Freed+)の2列目シートの作り・デザインは、3列目シートを採用した標準モデルと若干デザインは異なりましたが、座り心地・使い勝手ともに大満足でした。

フリードプラスの内装レビュー3:荷室・ラゲッジスペース編

そして、今回発売されたフリードプラス(Freed+)の最大の特徴は、専用デザインになっている荷室・ラゲッジスペースですよね。
リアゲートを開けると、「おぉぉ~」と声を上げたくなるような広くて使い勝手が良さそうな荷室・ラゲッジルームが登場。
たくさんの荷物を積めそうなのが、一目見てわかりますよね。

また、このモデルの荷室・ラゲッジスペースを上下2分割にする事ができるユーティリティーボード(ラゲッジボート)を標準装備。
クーラーボックスやシューズなど泥や土の付いたアイテムは下の段、そして、バックなどきれいなアイテムは上の段など荷物の積み方を工夫できるのは、とても良いと思いました。

また、フリードプラス(Freed+)の荷室は、使い勝手がよくなるようにルームライトの位置なども変更をしています。
この広くて使い勝手の良いフリードプラスの荷室・ラゲッジルームは、趣味で多くの荷物やアイテムを積む機会が多いユーザーさんには、魅力的なデザインだと思いました。

ちなみに、こちらはベースになっているフリード(Freed)の荷室・ラゲッジスペース。
広さが全く違いますよね。

フリード(Freed)は3列目シートを格納すると、荷室の横幅が狭くなってしまうのが欠点・デメリットでしたが、フリードプラス(Freed+)は元々3列目シートが用意されていないので荷室・ラゲッジスペースの横幅が狭くなる心配はありません。

ラゲッジスペースの横幅が狭くならない事もこのプラス(+)の魅力・メリットの一つだと思いました。

フリードプラスは車中泊にも最適

また、このホンダ フリードプラス(Freed+)は2列目シートを収納し、ラゲッジボードを使用すると、このように広くてフラットな荷室・ラゲッジスペースになります。
ボードの部分で若干の段差が出来てしまいますが、ほぼフルフラットになるので車中泊をしたい人にもピッタリ。荷室の奥行きも最大で約187cmもあるため、成人男性が横になる事も可能です。

先ほども申し上げた通り、ボードの部分で若干の段差ができてしまうので、車中泊をする際は、マットは必須です。ただ、荷室・ラゲッジスペースをフルフラットにした際もしっかりと荷物を置けるスペースが確保されているのは、とても良いと思いました。
フリードプラス(Freed+)の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。

このクルマの一番の魅力は、広くて使い勝手の良い荷室・ラゲッジスペース。

コンパクトカーサイズのクルマで車中泊ができるクルマは少ないので、車中泊をしたいと思っている人にとっては、とても魅力的なクルマになっているのかなと思いました。

今回発売されたフリードプラス(Freed+)とベースとなっている3列シートモデルでは、基本的なデザインは、かなり似ていました。しかし、荷室・ラゲッジスペースのデザイン・使い勝手は全く違いました。

このモデルの荷室は、デザインも使い勝手もかなりユニークです。

もしホンダ フリードプラス(Freed+)の購入を検討しているのなら荷室の広さや使い勝手をご自分の目で確認してみてくださいね。
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