ノートe-POWERXグレードの内装レビュー【実車を見てガッカリした事とは!?】

日産 ノート e-power 2016

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エンジンが発電いてモーターだけで走る新しい形のハイブリッド車、日産ノートe-POWER(eパワー)が発売されましたね。

このモデルでは現在のところ3つのグレードを用意していますが、売れ行きをディーラーさんに確認したところ、一番人気は中間グレードのXグレード、そして、それに僅かの差で続いているのがメダリストのようです。

先日、そんなノートe-POWERの売れ筋モデル”Xグレード”を見てきたのですが、メダリストと比較すると、内装・インテリアのデザイン性や機能性で見劣りする感じが…。また個人的に絶対欲しい機能がXグレードでは無かったものもありました。

そんな日産ノートe-POWERの人気モデル”Xグレード”の内装・インテリアの画像を撮ってきたので、このモデルの特徴を詳しく紹介したいと思います。

2016/11/19
Chapter
日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:インパネ編
Xグレードのハンドルはウレタン製
センターコンソールの加飾部分のデザインも異なる
送風口のデザインも異なる
日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:ドア内側パネル編
■Xグレードのフロントドア用ドア内側パネル
■Xグレード 後部座席用ドア内側パネル
日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:シート編
■Xグレードのフロントシート
■Xグレードの後部座席
■メダリスト プレミアムホワイトインテリアのシート
シート素材も異なる
アームレストの装備は無し
日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:荷室編

日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:インパネ編

ノートe-POWER(eパワー)のXグレードの内装・インパネは、このようなデザインになっています。
基本的なデザインは最上位モデルのメダリスト(MEDALIST)と大差がないのですが、細かい部分を見てみると、違いが…。

Xグレードのハンドルはウレタン製

まず、ノートe-POWERのXグレードを見て気になったのは、ハンドルに使用されている素材。
最上位モデルのメダリスト(MEDALIST)が本革巻きを採用していたのに対し、このXグレードは、ウレタン製のハンドル・ステアリングホイールを採用。

メダリスト(MEDALIST)と比較すると、物足りなさやシンプルさを感じてしまいました。

センターコンソールの加飾部分のデザインも異なる

また、ノートe-POWERのXグレードと最上位モデル”メダリスト(MEDALIST)”を比較すると、センターコンソールの加飾も異なります。

メダリストはブラウンの加色を施したシックな雰囲気のセンターコンソールになっていたのですが、今回私が確認をしたXグレードはシルバー加飾されたデザインを採用。
このシルバーの加飾が内装・インテリアの中でアクセントになっていてとても良いと思ったのですが、デザイン性と言う面ではブラウン加飾をしたメダリストに及ばないように感じました。

送風口のデザインも異なる

ノートe-POWERの内装・インパネに搭載されている送風口のデザインもXグレードとメダリストでは、異なります。

Xグレードではセンターコンソールとマッチをしたシルバーのベゼル(加飾)を送風口に採用。
ピアノブラック調のベゼルを採用しているメダリストよりはインパクトのあるデザインになっていましたが、プラスチック感があり高級感と言う点ではメダリストに劣るように感じました。

日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:ドア内側パネル編

ノートe-POWERのXグレードのドア内側パネルのデザインも最上位モデル”メダリスト”と異なります。

■Xグレードのフロントドア用ドア内側パネル

■Xグレード 後部座席用ドア内側パネル

最上位モデル”メダリスト(MEDALIST)”ではブラウンのパネルを採用していましたが、このXグレードでは、インパネのデザインにマッチをしたシルバーカラーのパネルをドア内側部分に採用。
このシルバーを施したドア内側パネルは、ブラックが基調になっているXグレードの内装・インテリアの中で大きなシルバーのドア内側パネルがアクセントカラーになていて、とても良いと思いました。

また、日産ノートe-POWERのXグレードのドア内側パネルでは、最上位モデルの”メダリスト”と同様にメッキ調のドアハンドルを採用。
メッキ調のデザインがキラリと輝いて良いですよね^^

高級感のあるメッキ調のドアハンドルがXグレードに採用されていた点も、個人的には大満足でした。

日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:シート編

日産ノートe-POWERのXグレードのシートは、このようなデザインになっています。

■Xグレードのフロントシート

■Xグレードの後部座席

メダリストと異なりこのXグレードでは、ブラックをメインにサイドの部分にシルバーをあしらったシックなデザインのシートを採用。

ホワイト×ブラウンを採用していたメダリストのシートよりもシックな雰囲気のシートデザインになっているように感じました。

■メダリスト プレミアムホワイトインテリアのシート

シート素材も異なる

また、ノートe-POWERのXグレードと上位モデルのメダリストでは、シートに使用している素材も異なります。

最上位モデルのメダリストは合成レザー、もしくは、合成レザー×織物の高級素材を使用していたのに対し、このXグレードでは柔らかい肌触りが特徴のトリコット素材をシート全面に採用。
見た目のデザイン性、高級感はメダリストと比較すると劣るかもしれませんが、座った時の感触はメダリストよりも柔らかな感じが…。

シートサイズも大きく、また、クッション性のある座り心地は、女性に好まれるのかなと思いました。

アームレストの装備は無し

ただ、このノートe-POWERのXグレードで注意が必要なのは、アームレスト。

最上位モデルのメダリストと異なり、このXグレードでは運転席、後部座席ともにアームレストは装備されていません。また、メダリストでは装備されていたシートバックポケットも装備されていません。
個人的にはコレにはガッカリ…。後部座席のアームレストは仕方ないにしても、運転席のアームレストくらいはXグレードでも標準装備してもらいたかったです。

個人的にはアームレストが装備されていない事は、Xグレードの欠点・デメリットだと思いました。

日産ノートe-POWER”Xグレード”の内装レビュー:荷室編

ノートe-POWERのXグレードとメダリストでは、荷室・ラゲッジスペースの機能も若干異なります。

こちらはXグレードの荷室・ラゲッジスペース。
サイズや奥行き、後部座席を収納できる点などは基本的な機能は変わりません。しかし、今回発売されたノートe-POWERのXグレードでは、ラゲッジルームランプが標準装備されていません。

なので、夜間のラゲッジルーム・荷室に置いた荷物の出し入れは、ちょっと大変かも…。

ちなみに、最上位モデル”メダリスト(MEDALIST)”ではこのようにラゲッジルームの左側にルームランプが用意されています。
一見この違いはそれほど大きくなさそうですが、実際にクルマの購入した後の荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の事を考えると、この違いは大きいのかなと思いました。
ノートe-POWER(eパワー)の人気モデルXグレードの内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。

最上位モデルの”メダリスト(MEDALIST)”とXグレードを比較するとデザイン性で若干見劣りする部分もあったのですが、個人的にそれ以上に気になったのは、運転席のアームレストやラゲッジルームランプがなかった事。

特にラゲッジルームランプが無いと、困る場面は多いのかなと思いました。もしこれからノートe-POWER(eパワー)を見に行く方は、デザイン性や乗り心地だけでなく、装備違いや使い勝手もしっかりと確認してみてくださいね。

ちなみに、Xグレードよりも豪華な最上位モデル”メダリス(MEDALIST)”の内装・インテリアが気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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