【エコモードには物足りなさが…】ノートe-POWER NISMOの試乗インプレ

ノートe-POWER NISMO 2017

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2016年11月に発売されて以来大人気のノート e-POWER(NOTE e-POWER)ですが、
専用のチューニングを施したNISMO(ニスモ)が新発売されました。

このノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)のパワートレインは出力や
トルクともにベースモデルと違いはありませんが、アクセルの踏み込みに
対するレスポンスが機敏に…。

軽くアクセルペダルを踏み込むだけで、ス~~っと滑らかに、そして、
チカラ強く加速していく感じは好印象でした。

ただ、日産のノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)を試乗していて、
少し気になったのは、エコモード(ECO MODE)の走り&乗り心地…。
ノーマルモードやSモードを比較すると、加速力やパワーに物足りなさが…。

そんな日産のノートe-POWER NISMOに用意されているエコモード(ECO MODE)は
どのような乗り心地だったのか?また、どのような事が気になったのか?

“e-POWER NISMO(ニスモ)”のエコモードで試乗をした感想を包み隠さず
紹介したいと思います。2017/6/10
Chapter
ノートe-POWER NISMOの試乗インプレ:エコモードで運転した感想
信号待ちからの発進でももっさり感が…
そもそもノート e-POWER NISMOにエコモードって必要?

ノートe-POWER NISMOの試乗インプレ:エコモードで運転した感想

今回オーテックから新発売されたノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)では、
ベースとなっている標準モデルと同様に次の3つのドライブモードを用意しています。

■ノートe-POWER NISMOに用意されているドライブモード
・ノーマルモード (Nomal Mode)
・Sモード        (S Mode)
・エコモード     (ECO Mode)

ノーマルモードやSモードは、アクセルの踏み込みに対するレスポンスが良く、
軽くアクセルペダルを踏み込むだけで、グンっと飛び出すように加速をしてきます。

このSモードの発進時や低速域からの加速感は、ケタ違い!

2.0リットルのターボエンジンを搭載したモデルと比較しても、勝るとも劣らない
加速性能をe-POWER NISMO(ニスモ)を備えているなと思いました。

ただ、インパネの中央にあるシフトレバー付近にあるドライブモード切替
スイッチを押して、エコモード(ECO Mode)にすると、状況が一変…。
私は最初、時速40km/h~50km/hでクルーズ走行している時にノーマルモードから
エコモードに切り替えたのですが、エコモードに切り替えた瞬間、パワーが
ガクンと落ちた感じが…。

また、今までは軽くアクセルペダルを踏み込むだけで、ス~~っとストレスなく
加速していってくれたのですが、エコモードにした瞬間、アクセルを踏み込んでも
ビックリするくらい加速していってくれません。

むしろ日産のノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)のエコモードは、
強引に伸びやかに加速していくのを、強引に抑え込んでいるようにも感じられる
乗り心地になっていました。

信号待ちからの発進でももっさり感が…

また、日産のノートe-POWER NISMOのエコモード(Eco Mode)で試乗していた時に
気になったのが、発進時の加速力。

日産のノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)はアクセルの踏み具合による
レスポンスがノーマルモデルよりも機敏になっています。

そのため、ノーマルモードやSモードでは、軽くアクセルを踏み込むだけで、
隣の車線のクルマを置いてきぼりにするくらい軽快な発進をする事ができます。

しかし、エコモード(ECO Mode)にすると、もっさりとした発進に…。

アクセルをグッと踏み込んでも、全然加速をしていってくれません。
むしろ隣の車線のクルマに置いてかれます…。

もしノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)らしい機敏な発進&加速を
楽しみたいのなら、エコモード(ECO Mode)は避けた方が良いのかなと思いました。


そもそもノート e-POWER NISMOにエコモードって必要?

このように発進時や中速域からの加速で”もっさり感”がある日産の
ノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)のエコモード(ECO Mode)。

試乗中、e-POWER NISMO(イーパワー ニスモ)らしくない鈍重な走りに
なってしまうエコモード(ECO Mode)は、必要ないのかも!?と、思いました。

ただ、このエコモード(ECO Mode)には、e-POWER NISMOの他のドライブ
モードには無いメリットがありました。

そのメリットの一つが、アクセル操作で出発から停止まで行える
ワンペダル操作が行える事。

ノーマルモデルでは、Sモードとエコモードでワンペダル操作が行るのですが、
ノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)のSモードドライブは、アクセル
ペダルを離した時の回生力が弱いため、ワンペダル操作をする事ができません。

なので、e-POWER NISMO(イーパワー ニスモ)ワンペダル操作をするには、
エコモード(ECO MODE)にするしかありません。
また、e-POWER NISMO(イーパワー ニスモ)のノーマルモードやSモードは、
アクセルの踏み込みに対するレスポンスが良すぎるので、渋滞中などのトロトロ
運転では、逆に気を使うというか…。

高速道路などを気持ちよく走る時には全く必要としないe-POWER NISMOの
エコモード(ECO MODE)ですが、渋滞中とかを楽に運転をするには、必要な機能&
ドライブモードなのかなと、個人的には思いました。
今回新しく発売されたノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)を試乗した際、
エコモード(ECO MODE)の乗り心地や走りを確かめてみたのですが、ニスモとは
思えないほどの”もっさり感”が…

ノートe-POWER NISMO(NOTE e-POWER NISMO)は、Sモードやノーマルモードで
運転した時の加速感やアクセルを踏み込んだ時のレスポンスが良すぎたために、
逆にエコモードで運転した時の”もっさり感”が余計に際立ってしまっているように
感じました。

ただ、エコモード(ECO MODE)は、渋滞中の運転の時やワンペダル操作を
したい時には助かるのかなと思いました。

もしこれからこのe-POWER NISMO(イーパワー ニスモ)を試乗する際は、
エコモード(ECO Mode)の加速力や乗り心地もしっかりと確認をしてみてくださいね。
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