【試乗して気になった3つの事】ソリオ ハイブリッドの欠点・デメリット

スズキの人気モデルソリオ(SOLIO)から初となるフルモデルハイブリッド車が2016年11月に新発売されましたね。

今回新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)のトランスミッションは、マイルドハイブリッド車で採用されていたCVTではなく、アルトターボRSなどに採用されているセミオートマのAGS(オート・ギヤ・シフト)を採用。そのためマイルドハイブリッド車とまったく異なる乗り心地になっていました。

このようにAGSを搭載したソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)ですが、実際に運転をしていてて、少し気になった部分・欠点と感じる部分もありました。

今回私がこの新型モデルを試乗していて残念に感じた部分・欠点と感じた部分を包み隠さず紹介したいと思います。

2016/12/15

Chapter
ソリオ ハイブリッドの欠点1:AGSのマニュアルモード
ソリオ ハイブリッドの欠点2:ECOモードスイッチの位置
ソリオ ハイブリッドの欠点3:EV走行からの切り替え

ソリオ ハイブリッドの欠点1:AGSのマニュアルモード

スズキ ソリオ 2016

先ほども申し上げた通り、今回新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)のトランスミッションは、AGS(オート・ギヤ・シフト)を採用しております。

スズキ ソリオ 2016

このAGS(オート・ギヤ・シフト)は、アルトターボRSやキャリイなどに採用されているシステムなのですが、これらのクルマと今回新発売されたこのハイブリッド車では、異なる部分が…。

それはマニュアルモードが今回新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)では、装備されていない事。

■ソリオ ハイブリッドのシフトレバー

スズキ ソリオ 2016

AGS(オート・ギヤ・シフト)では、 ギヤの変速に必要なクラッチ操作とシフト操作を自動で行ってくれるのですが、アルトターボRSなどでは、自分の好きなタイミングでシフトチェンジをする事ができるマニュアルモードが用意されています。。

なので、よりマニュアル車らしいキビキビとした運転をする事が可能です。

今回スズキのソリオ ハイブリッドに搭載されているAGS(オート・ギヤ・シフト)は、以前私が試乗をアルトターボRSの時よりもかなり良くなっていました。

ただ、まだ個人的には1速から2速へのシフトチェンジを引っ張り過ぎている感じが、運転していてちょっと気になります。(これはアルトターボRSの時も感じた事なのですが…)

このシフトチェンジの引っ張り具合も慣れてこれば特に気にならないのかもしれませんが、今回私が試乗した時は、「このクルマにもマニュアルモードが装備されていたら…」と、思ってしまいました。

また、自分の任意のタイミングでシフトチェンジできるマニュアルモードが装備されていれば、山道を運転する時にも助かりそうですしね。

今回新発売されたソリオ ハイブリッドでは、マニュアルモード(Mモード)が装備されていない事は、個人的には少々残念でした。

ソリオ ハイブリッドの欠点2:ECOモードスイッチの位置

今回新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)を試乗して気になったのは、ECOモード(エコモード)スイッチの位置。

スズキ ソリオ 2016

今回新発売されたこのハイブリッド車に装備されているECOモードを簡単に説明すると、アクセルの踏み込みに対する出力・パワーを抑えて低燃費なエコドライブをしてくれる機能です。

また、ECOモード(エコモード)にすると、EV走行をする頻度を高めてくれるそうです。(私が試乗をしている時は、EV走行の頻度が高まったようには感じませんでしたが…)

私も試乗した時にECOモードを確かめたのですが、エコモードにすると真ん中にあるスピードメーター部分に”ECOマーク”が表示されます。

■エコモードON

スズキ ソリオ 2016

■エコモードOFF

スズキ ソリオ 2016

そして、実際にECOモード(エコモード)にすると、確かにアクセルを踏み込んだ時のスピードの伸びがノーマルモードの時に比べて、弱い感じがします。街中での普通乗りならECOモード(エコモード)でも十分だと思いますが…。

このソリオ ハイブリッドに搭載されているECOモード(エコモード)はとても良い機能だと思ったのですが、試乗中に使ってみて気になったのは操作性の悪さ。

このハイブリッド車のECOモードスイッチは、ハンドルの右側の下部の低い位置に用意されており、運転中に操作がしにくいように感じました。

スズキ ソリオ 2016

また、このように他のスイッチと並んでいるので、運転中、スイッチに目を落とさないで操作をしたら押し間違える可能性もありそうです。

実際に私はECOモードスイッチを押そうとした際、ボタンの位置が分からずに赤信号で停車するまで待ちましたし…。

個人的には、このECOモードスイッチをステアリングホイール部分、もしくは、シフトレバー近くなど操作しやすい位置に装備して貰いたかったです。

スズキ ソリオ 2016

このソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)のECOモードスイッチの操作性の悪さは、欠点・デメリットの一つです。もしこれからこのクルマを試乗される方は、操作性を確認してみてくださいね。

ソリオ ハイブリッドの欠点3:EV走行からの切り替え

スズキ ソリオ 2016

今回スズキから新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)を試乗して気になった事・欠点に感じたの事の一つは、EV走行中にアクセルを踏み込んだ時の加速感。

このクルマでは時速60km/h以下で一定のスピードで運転している時は、EV走行になりやすくなっています。

このEV走行の乗り心地は静寂性も良くとても快適なのですが、このEV走行中にグッとアクセルを踏み込んで加速をしようとすると、加速していくまでに若干のタイムラグを感じます。

スズキ ソリオ 2016

アクセルを踏み込むとEV走行が解除され、一瞬タイムラグがあって、ギヤ変速をしながら加速していく感じ…。また、このもっさり感・レスポンスの悪さは、ノーマルモードよりもECOモードで運転していると、この傾向を強く感じます。

今回新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)は、トヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッドなどCVTトランスミッションを採用しているハイブリッド車よりもダイレクト感が元々が強い乗り心地になっています。

普通に乗っている時のレスポンスが良かっただけに、今回余計に加速感の悪さが気になってしまいました。欠点・デメリットと言うと大袈裟だと思いますが…。

もしこれからスズキのソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)を試乗する際は、このEV走行からハイブリッド走行への切り替えなどにも注目をしてみてくださいね。

スズキ ソリオ 2016

今回スズキから新発売されたソリオ ハイブリッド(SOLIO Hybrid)は個人的には満足度の高いクルマだったのですが、このような欠点・デメリットを感じました。

私が特に残念に感じたのは、AGS(オート・ギヤ・シフト)を採用しているのにマニュアルモードの用意が無かった事。

システム的に装備するのが難しかったのかもしれませんが、このクルマを試乗していて、自分の好きなタイミングでシフトチェンジができるマニュアルモードが装備されていたら…と思うシーンが何度かありました。

このように若干残念に感じる部分・欠点と感じる部分はありましたが、基本的にはとても良いクルマだと思います。またこのソリオ ハイブリッドに搭載されているAGSもアルトターボRSの時よりも格段に良くなっているなと思いました。

もしこのクルマが気になるのなら、ぜひとも試乗をしてAGSの乗り心地やECOモードスイッチの操作感などを確かめてみてくださいね。

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