プリウスPHVの11.6インチナビ画像レビュー【操作感で気になった事とは?】

プリウスPHV 2017

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家庭用のコンセントからも充電できるトヨタのプラグインハイブリッド車プリウスPHV(Prius PHV)がフルモデルチェンジをして、発売されましたね。

今回発売されたこのPHVの内装・インテリアは、ベースとなっている普通ハイブリッド車のプリウスと基本的な同じデザインになっています。

ただ、プリウスPHVのインパネの中央には、タブレット端末のような大型のナビ(ディスプレイ)が搭載され、より先進的なデザインに…。

実際に見てみると、かなりインパクトがありました。

そんなプリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチの大画面ナビ(ディスプレイ)の表示項目や使い勝手はどうだったのでしょうか?

先日、このPHVの11.6インチ大型ナビ(ディスプレイ)のデザインや使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。

2017/2/23
Chapter
プリウスPHV 11.6インチ縦長ナビの実車画像レビュー
11.6インチの縦長ナビには何が表示される?
その1:エネルギーフロー画面
11.6インチナビのエネルギーフロー画面
マルチインフォメーションディスプレイのエネルギーフロー画面
横型の表示
縦型の表示
斜めからの表示
その2:エアコン画面
エアコン操作画面
その3:地上デジタルテレビも完備
その4:充電スケジュール
プリウスPHVの11.6インチナビを実際に使ってみた感想は?
気になった部分1:タッチパネルの反応
気になった部分2:上下2分割された時の画面サイズ

プリウスPHV 11.6インチ縦長ナビの実車画像レビュー

今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチの縦型ナビは、このようなデザインになっています。
実際に電源を立ち上げた時の画面の様子は、このような感じ。
このように見ると、かなり迫力がありますよね。

このナビの画面サイズは11.6インチサイズとなっており、テスラのクルマよりも一回り小さくなっているのですが、実際に見てみると十分なサイズ。

むしろこれ以上大きくしてしまうと、プリウスPHV(Prius PHV)に搭載されているセンターメーターにかぶってしまいメーターの視認性が劣るのかなと思いました。

ナビ画面も大きい方がインパクトがあって良いですが、他の装備とのバランスを考えると、実はこの大きさくらいがジャストサイズなのかなと思いました。

また、ナビに表示される地図がより遠くまで確認できるのは、この縦長大画面のメリットの一つなのかなと思いました。

11.6インチの縦長ナビには何が表示される?

今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチ縦長ナビには、地図だけではなく、様々な情報を表示する事が可能です。

このナビにはどのような表示項目が用意されているのか確認してきたので、いくつか紹介したいと思います。

その1:エネルギーフロー画面

プリウスPHV(Prius PHV)のマルチインフォメーションディスプレイにも表示する事ができるエネルギーフロー画面ですが、この11.6インチの大型画面でも確認する事が可能です。

11.6インチナビのエネルギーフロー画面

マルチインフォメーションディスプレイのエネルギーフロー画面

プリウスPHVのエネルギーフロー画面は、ソーラーや外部充電が加わり、ノーマルプリウス以上に複雑になっているので、大画面で確認できるのは、良いですよね。

私は試乗にもこの大型ナビに表示されるエネルギーフロー画面をチラチラと確認しながら運転をしていたのですが、画面サイズが大きく見やすいのが好印象でした。

また、プリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチ大型ナビに表示されるエネルギーフロー画面は、お馴染みの横からだけではなく、斜めや縦型の表示も用意しています。

横型の表示

縦型の表示

斜めからの表示

気分によって表示画面の角度を変える事ができるのは、良いと思いました。ちなみに、運転中はこのように上下2段にして、地図と一緒に表示する事も可能ですよ。

その2:エアコン画面

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)はエココンの操作もタッチパネル感覚でこのナビ画面で行う事が可能です。

エアコン操作画面

先進的なデザインは良かったのですが、タッチパネル方式になっており、また、
スイッチによってはサイズが小さいので、運転中に押し間違えをしやすそうな感じが…。この操作感が少々残念でした。

ちなみに、良く使う温度調節スイッチはナビ画面で操作するのではなく、ナビのサイドの分にスイッチを配置。
この温度調整スイッチは凹んでおり、ナビに視線を落とさなくても操作できるように工夫されているのは、好印象でした。

その3:地上デジタルテレビも完備

また、今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチの大画面ナビでは、オーディオの操作だけではなく、地上デジタルテレビもしっかりと完備されています。
ただ、走行中はテレビが映らないように設定されているようですよ。

その4:充電スケジュール

また、今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の11.6インチの大画面ナビでは、充電のスケジュールの設定や変更が行えます。
私もディーラーさんに教えてもらって設定してみたのですが、思ったよりもカンタン。

このような操作は慣れないと難しそうに感じますが、直感的に操作ができるので、慣れてしまえば機械が苦手な女性でもラクに設定できるのかなと思いました。

プリウスPHVの11.6インチナビを実際に使ってみた感想は?

今回発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の注目の装備の一つでもある11.6インチの縦型ナビの使い勝手はどうなのでしょうか?

この大型ナビを試乗中に、また、試乗後に色々といじくってみたのですが、表示される項目や情報量や直感的に使える操作感は概ね満足。

ただ、実際に使って見て気になる部分もありました。私がこのプリウスPHV(Prius PHV)を試乗して気になった部分、もう少し改善して欲しいなと感じた部分を中心に紹介したいと思います。

気になった部分1:タッチパネルの反応

今回発売されたこのPHVの大型ナビは、スマホやタブレットのように画面を軽く払うようなフリックやスライド操作、2本の指を使うピンチイン/ピンチアウト操作をする事が可能です。

試乗をした際、ディーラーさんは、「このプリウスPHV(Prius PHV)の大型のナビは反応が良いので、iPhoneのようにストレスなく操作する事ができますよ!」と、言っていました。
ただ、実際にこのPHVのタッチパネルの反応は、iPhoneやiPadなどと比較すると、若干反応が鈍い(重い)感じが…。

もしかしたら今回発売されたこの大型ナビはパソコンのディスプレイを流用している事も影響しているのかもしれません。

ディーラーさんが、「iPhone並みにサクサクと動きますよ~」と言っていたので、ハードルが上がり過ぎていたのもあると思いますが、この反応の重さは少々気になりました。

ただ、iPhoneやiPadなどと比較すると反応が若干鈍いだけで、ぜんぜん使い勝手が悪いわけではないので、安心して使ってくださいね^^

気になった部分2:上下2分割された時の画面サイズ

縦型でインパクトのあるプリウスPHV(Prius PHV)のナビですが、試乗をしていて気になったのは、上下2分割された時の画面サイズ。

画面いっぱいに地図を表示している時は、見える範囲が広くて良いのですが、下にエネルギーモニターなどを表示する上下2分割画面だと、地図が表示される範囲は、普通のナビくらいのサイズになり、物足りなさが…。
アルパインのビッグXなど画面サイズの大きいカーナビに見慣れていると、上下2分割した時の画面サイズは小さく感じてしまうのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして発売されたプリウスPHV(Prius PHV)の内装の注目装備の一つでもある11.6インチの大型ナビは、このようなデザイン&使い勝手になっていました。

レスポンスの鈍さなど今後改良してもらいたいところはあったものの、ステラのような大型ナビの情報量や視認性は、とても良かったです。見た目のインパクトもありますしね^^

また、わざわざカーナビを購入しなくても良いので、費用面でのメリットも大きいのかなと思いました。

この11.6インチの縦型ナビはプリウスPHV(Prius PHV)の注目装備の一つです。もし試乗をした際は、このナビの使い勝手や操作感もしっかりと確認してみてくださいね。
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