カー・オブ・ザ・イヤーはダテじゃない!優等生なボルボ・XC60に試乗してみた

ボルボ XC60 2018

2017年-2018年の日本カー・オブ・ザ・イヤーには、ボルボのXC60が選出されました。輸入車の獲得は、2013年-2014年のVW・ゴルフ以来、史上2度目の快挙です。

自動車ジャーナリストを中心とする専門家60名の投票によって選出されるカー・オブ・ザ・イヤーには、かつてほどの影響力が無くなったとの見方もありますが、それでもカー・オブ・ザ・イヤーに選出されるということは、やはり特別なことでしょう。そんなボルボ・XC60に試乗してみました。 2018/8/9

XC60のまとめ

2016-2017年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、大本命だった日産やスバルが不祥事の影響を受けて選考を辞退したという事情もありましたが、それでもカー・オブ・ザ・イヤーに選出されるだけのXC60の実力はダテではありません。

一言で言えば、XC60は欠点のないクルマです。非の打ち所がないと言っても過言ではありません。スタイリッシュにまとめられた内外装のデザイン、大きすぎず小さすぎないパッケージング、走行性能や燃費性能を両立した様々なパワートレイン、そして、ボルボが世界に誇る数々の安全装備が、欧州の競合ブランドと同等以下の価格で手に入れられるというのは魅力でしょう。

では、XC60は100点満点のクルマなのでしょうか?そうは思いません。欠点がないというのは事実ですが、強力なライバルたちを押しのけて、XC60を選択してもらうためにはボルボというブランドに対する魅力がもっと必要です。

メルセデス・ベンツやBMW、アウディといったライバルたちを戦うためには、優等生なだけではいけないのかもしれません。

とはいえ、ブランド力を向上するためには、まずはなんと言ってもよい製品を世に送り出すことが重要です。そういう意味では、近年のボルボはどれも素晴らしいものとなっています。潤沢なチャイナマネーをバッググラウンドにして生まれ変わったボルボの今後に期待です。