ボッシュ、日本国内の2018年売上高3,250億円、前年比10%増

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2017年より2年連続で2桁成長を記録しました。
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モビリティソリューションズ事業が好調
全世界での日系自動車メーカー向けの売上は前年比8.8%増加

モビリティソリューションズ事業が好調

世界最大級の自動車サプライヤーであるボッシュの日本国内における2018年度第三者連結売上高は、前年比10%増の約3,250億円でした。これは2017年から2年連続での2桁成長となっています。

ボッシュにおけるモビリティソリューションズ事業とは、自動車技術における総合的な専門技術に、ソフトウェアにおけるソリューションとサービスを統合し、完全なモビリティソリューションの提供を目的とした事業です。

今回の会見の中でボッシュは、日本国内売上の多くを占めるこのモビリティソリューションズ事業が売上増加に貢献したとしています。これは主に、パワートレイン関連製品、先進運転支援システムなどのセーフティシステム向け製品、ボディエレクトロニクス製品の需要増加によるものです。また、2019年の日本における売上高も、モビリティソリューションズ事業の拡大により5%程度の増加率が見込まれるとしています。

全世界での日系自動車メーカー向けの売上は前年比8.8%増加

ボッシュ・ジャパンは、日本市場のみだけでなく日系自動車メーカーが海外市場で販売する車両の開発と生産をサポート。これはボッシュ・ジャパンにとって重要な役割である上、日系自動車メーカーとの取引はボッシュ・ジャパンの事業展開の指標にもなっています。

2018年には、全世界におけるボッシュの日系自動車メーカーへの売上が前年比で8.8%増加。同年の日系自動車メーカーの世界市場における生産台数の増加率はボッシュの自社調査で1.4%を上回りました。また、日系自動車メーカーへの売上は、2013年からこれまで年平均で2桁の割合で増加しており、2021年まで同程度の成長率が見込まれるとしています。
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