【FP監修】楽天ETCカードってどうなの?年会費・口コミまでわかりやすく解説【2022年版】

楽天カード

※この記事には広告が含まれます

「どのカード会社のETCカードにしようか悩んでいる」
「楽天ETCカードって実際どうなの?」
「ETCカードもクレジットカードも、お得に使用したいな」

楽天カードはクレジットカードとして大変人気があり、ETCカードを付帯することもできます。

しかし、他のETCカードと比べて楽天ETCカードにはメリットがあるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、楽天ETCカードの特徴や発行にあたっての手順、5つのメリットや2つのデメリットまで、わかりやすく解説しています。

楽天ETCカードをお得に利用する方法も紹介しますので、ETCカードを選ぶ際に参考になるでしょう。

ETCカードの作成を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

伊藤 亮太|いとう りょうた

岐阜県大垣市出身。慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻修了。在学中にCFPを取得する。その後、証券会社にて営業、経営企画、社長秘書、投資銀行業務に携わる。2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。現在、富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。著書に『図解即戦力 金融業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)、『ゼロからはじめる!お金のしくみ見るだけノート』(宝島社)、『あなたの街でも砂金が採れる!?~令和時代の砂金採り入門~』(Amazonオンデマンド)など多数。

伊藤 亮太

CarMe編集部

新車・自動車ニュースのWEBマガジン「CarMe[カーミー]」を運営。
「カーライフを楽しむ全ての人に」を理念に掲げ、編集に取り組んでいます。

CarMe編集部
Chapter
楽天ETCカードの特徴
楽天ETCカードの5つのメリット
楽天ETCカードの2つのデメリット
楽天ETCカードに集まった口コミまとめ
楽天ETCカードをお得に利用する方法
楽天ETCカードを発行するまでの手順
楽天ETCカードの更新時や再発行の手続きは?
楽天ETCカードでカーライフを充実させよう

楽天ETCカードの特徴

楽天ETCカードは楽天カードに付帯するETCカードです。

楽天ETCカードにはETCでのポイント還元率が1%と高めに設定されていることなど、多くのメリットがあります。

楽天カード自体も楽天ポイントが多く貯まり、顧客満足度も高い優れたクレジットカードです。

この見出しでは、まず楽天ETCカードの基本的な特徴について見ていきます。

楽天ETCカードの基本情報

楽天ETCカードの基本情報は以下のとおりです。

ETC還元率
1%
ETC年会費(税込)
550円
ETC発行手数料(税込)
無料
クレジットカード年会費(税込)
永年無料
クレジットカード還元率
1〜4.5%
ブランド
Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS
ポイント
楽天ポイント

特徴①:支払いは楽天カードと一緒に行う

楽天ETCカードの利用料金は楽天カードと一緒に支払います。

ETCカードとクレジットカードでそれぞれ支払い方法を設定する必要もありませんので便利です。

ただ、逆に言えば楽天ETCカードで使った分だけの利用明細を発行することはできません。

しかし、楽天ETCカードで使った分を確認したい場合には、ETC利用照会サービスが役に立ちます。

ETCで使った料金の明細や利用証明書を発行できる上、PDFやCSVなどの形で出力することが可能です。

特徴①:楽天カード1枚につき1枚発行できる

楽天ETCカードは楽天カード1枚につき1枚だけ発行することができます。

ETCカードを2枚欲しい場合には、楽天カードを2枚作るか、楽天カードに加えて他のクレジットカードを契約して、ETCカードを発行するかの2択になります。

ちなみに、クレジットカード1枚につきETCカード1枚しか発行できないのはどのクレジットカードでも同じです。

楽天ETCカードの5つのメリット

楽天ETCカードには以下のような5つのメリットがあります。

・ポイント還元率が高い
・楽天系サービスとの相性が良い
・入会キャンペーンが豪華
・ENEOSでポイント1.5倍
・発行までにかかる日数が短め

それぞれのメリットについて詳しく見てきましょう。

メリット①:ポイント還元率が高い

楽天ETCカードの最大のメリットはポイント還元率が高いことです。

高速道路や有料道路の利用で1%のポイントが貯まるため、楽天ポイントを効率的に貯めることが可能です。

たとえば、高速道路料金が1,000円だった場合には、10ポイント貯まります。

特に通勤などでよく高速道路や有料道路を利用する場合にはメリットが大きいカードと言えるでしょう。

メリット②;楽天系サービスとの相性が良い

楽天ETCカードは楽天系のサービスとの相性が良いです。

楽天はさまざまなサービスを提供しており、楽天カードをフルに活用することでポイントがザクザク貯まります。

たとえば、楽天カードを持っていれば楽天市場でポイントが最大3倍になりますし、楽天トラベルの利用でポイントが最大2倍になります。

楽天系サービスをよく利用する方の場合には、非常におすすめできるカードです。

メリット③:入会キャンペーンが豪華

楽天カードは入会キャンペーンも豪華です。

楽天カードに入会し、初回利用することで5,000ポイントを手に入れることができます。

さらに、家族や友達に楽天カードを紹介すれば、紹介した方、紹介された方ともに1,000ポイントを手にすることが可能です。

また、カード申し込み時に自動でリボ払いに登録し、利用することで5,000ポイント、キャッシング枠を希望することで2,000ポイントを手に入れることができます。

メリット④:ENEOSでポイント1.5倍

楽天カードはENEOSでポイントが通常の1.5%となる点もメリットが大きいです。

ENEOSではガソリンなど2リットルにつき1ポイントが貯まります。

ガソリンスタンドで使うお金は比較的大きいですから、ENEOSでポイントが貯まりやすいと嬉しいですね。

メリット⑤:発行までにかかる日数が短め

楽天ETCカードのメリットとしては、発行までにかかる日数が短めである点も挙げられます。

楽天ETCカードの発行にかかる日数は7〜10日程度と言われています。

これは、新規に楽天カードを発行する場合も、現在所持している楽天カードにETCカードを付帯する場合も変わりません。

一般的なETCカードの発行にかかる日数は約2週間ですので、楽天カードは早くETCカードを発行したい方にもおすすめです。

ちなみに、主要なクレジットカード付帯型ETCカードの発行までにかかる時間は以下のとおりです。

  ETCカード発行スピード
楽天カード 約1週間
JCBCARD W 約2週間
セゾンカードインターナショナル 最短即日
dカード 約2週間
エポスカード 約2週間

楽天ETCカードの2つのデメリット

楽天ETCカードには主に以下の2つのデメリットがあります。

・年会費が550円かかる
・家族カードにETCカードを付帯できない

それぞれのデメリットについて詳しく見てきましょう。

デメリット①:年会費が550円かかる

楽天カードのデメリットとしてまず挙げられるのは、ETC年会費が550円かかることです。

クレジットカード自体の年会費は無料ですが、ETCカード自体には料金がかかってしまいます。

ただ、以下の2つのどちらかに当てはまる場合にはETCカード年会費が無料になります。

・楽天会員のランクがプラチナもしくはダイヤモンドの場合
・楽天ゴールドカード、楽天プラチナカードを発行した場合

この2点の詳細については下で詳しく解説します。

デメリット②:家族カードにETCカードを付帯できない

楽天カードのデメリットとしては、家族カードにETCカードを付帯できない点も挙げられます。

家族カードを付帯できるクレジットカードは多いですので、こちらは残念なポイントです。

楽天ETCカードに集まった口コミまとめ

楽天ETCカードを実際に利用した方の口コミを紹介します。

良い口コミと悪い口コミに分けて詳しく見ていきましょう。

良い口コミ

悪い口コミ

楽天ETCカードをお得に利用する方法

楽天ETCカードは以下のような方法でお得に利用することができます。

・ゴールドカード以上にすればETC年会費無料
・楽天PointClubのプラチナ・ダイヤモンド会員もETC年会費無料

方法①:ゴールドカード以上にすればETC年会費無料

楽天ETCカードではゴールドカード、もしくはプレミアムカードの場合にはETC年会費が無料になります。


★楽天ゴールドカードの特徴★

楽天ゴールドカードはわずか2,200円の年会費で持てるゴールドカードです。

ETCカードの年会費が無料になるほかに、国内空港ラウンジの利用が年2回まで無料になります。


★楽天プレミアムカードの特徴★

楽天プラチナカードは楽天市場での還元率を5%以上にすることも可能なクレジットカードです。

海外旅行保険が自動付帯しますし、プライオリティ・パスも無料で付帯します。

方法②:楽天PointClubのプラチナ・ダイヤモンド会員もETC年会費無料

ETC年会費は楽天PointClubでプラチナ会員、もしくはダイヤモンド会員になることでも無料にできます。

たとえばプラチナ会員は、過去6ヶ月間でのポイント獲得数が2,000ポイントであり、ポイントを15回以上獲得している場合になることができます。

楽天市場を頻繁に利用していれば、プラチナ会員になれる可能性は十分あるでしょう。


★プラチナ・ダイヤモンド会員になるための条件★

楽天PointClubのプラチナランクになるためには、過去6ヶ月で2,000ポイント以上獲得、かつ15回以上ポイントを獲得する必要があります。

ダイヤモンドランクになるためには、過去6ヶ月で4,000ポイント以上獲得、かつ30回以上ポイントを獲得する必要があります。

ダイヤモンドランクへのランクアップには、さらに楽天カードを保有していることが条件です。

日常的に楽天市場を利用する方や、楽天カードで頻繁に決済する方は、ダイヤモンドランクになれる可能性があると言えます。

出典:ランクアップ・キープの仕組み|楽天 Point Club

楽天ETCカードを発行するまでの手順

楽天ETCカードを発行するまでの手順は、すでに楽天カードを持っているかどうかで異なります。

それぞれの場合の手順について詳しく見ていきましょう。

楽天カードを持っている場合

楽天カードを持っている場合、以下のような手順で楽天ETCカードを発行できます。

①楽天e-NAVIにログインする
※楽天ユーザーIDでログイン可能です
②各種お申し込むという項目から「ETCカードの申し込み」を選択

楽天カードの自動音声ダイヤル(0120-30-6910)から申し込むことも可能です。

楽天カードを持っていない場合

楽天カードをまだ持っていない場合、楽天カードと楽天ETCカードを同時に申し込むことになります。

楽天カードとETCカードの申し込みは以下のような手順で行います。

楽天カードのWebサイトにアクセスする
②必要事項を入力する
③「楽天ETCカードを申し込む・申し込まない」という選択肢で「申し込む」にチェックを入れる
④必要事項を入力し、申込みを終える

楽天カード(ノーマル)からゴールドカード・プラチナカードに切り替える場合

すでにノーマルの楽天カードを持っている場合、以下の手順でゴールドカード・プレミアムカードに切り替えができます。

①楽天e-NAVIにログインする ※楽天ユーザーIDでログイン可能です
②楽天e-NAVI「カードの追加・切り替え」から切り替え手続きをする

楽天ゴールドカードやプレミアムカードに切り替えると、カード番号が変わります。

カードを切り替えた後、楽天ETCカードを発行しましょう。

楽天ETCカードの更新時や再発行の手続きは?

楽天ETCカードには有効期限が設定されていますが、更新手続きは必要ありません。

有効期限の満了日が近づくと、カード会社から新しいETCカードが発送されるので、本人が受け取れば更新完了となります。

もしも楽天ETCカードを紛失してしまった場合や磁気不良などで利用できなくなった場合には、再発行をすることができます。

24時間年中無休の自動音声専用ダイヤルか、楽天カードコンタクトセンター(営業時間9:30~17:30)にて、電話で再発行の手続きができます。

楽天ETCカードでカーライフを充実させよう

この記事では楽天ETCカードについて解説してきました。

楽天ETCカードは年会費が550円かかってしまいますが、ETCでの還元率が1%と高く、おすすめのカードです。

ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

商品詳細