車のマフラーの補修にアルミテープは効果的か?
更新日:2024.09.09
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長く車に乗っているとマフラーに穴が開くということもあります。キチンと交換した方が良いのですが、純正もマフラーは数万円とそこそこのお値段。マフラー交換せずに直せるのであれば、それに越したことは…。アルミテープが有効的かどうか確認してみましょう。
アルミテープでふさげる程度の穴であれば
まずは穴の程度を見てみましょう。例えば、パイプ部分で力をかけると折れそうな程の大きな穴であれば、テープでの補修サイズを超えていると考えましょう。それでも、パテなどでの補修に比べれば、より広範囲に及ぶようなダメージでも補修できる可能性が高く、また手軽に補修できることがポイントです。
主に穴が開きやすいのは、水が溜まりやすいエッジ部分やマフラーのタイコ部分で縁石などに擦りやすい箇所(特にローダウン車では顕著ですね)。このあたりの小さな穴の補修にはアルミテープは十分効果を発揮してくれます。
主に穴が開きやすいのは、水が溜まりやすいエッジ部分やマフラーのタイコ部分で縁石などに擦りやすい箇所(特にローダウン車では顕著ですね)。このあたりの小さな穴の補修にはアルミテープは十分効果を発揮してくれます。
穴の周辺の状態を確認する
アルミテープはテープ状のものですので、ある程度の形状変化は自由です。コーナー部分などにもフィットさせることが可能ですが、ビニールテープなどと違って伸縮はしません。そのため、きれいに貼らないと排気漏れが起こることも考えられます。
補修部分にアルミのテープをきれいに張れるかどうか確認しましょう。入り組んだところは切り込みなどを入れ、重ねて貼る事で排気漏れを防ぐことも出来ますが、その分テープを消費しますので注意が必要です。
補修部分にアルミのテープをきれいに張れるかどうか確認しましょう。入り組んだところは切り込みなどを入れ、重ねて貼る事で排気漏れを防ぐことも出来ますが、その分テープを消費しますので注意が必要です。
熱変化などの環境はどうか?
穴が開くのには、それなりの理由があります。例えば、排気干渉の起きやすい部分で熱だまりが起き、走行中に高温にさらされ水が溜まりやすかったり、抜けにくい場所で錆が発生しやすいのです。
シャシーの中でも最も下部に位置しており、擦れやすい部分などの場合、アルミテープでも劣化するため、定期的に張りなおすなどの対策が必要になるケースもあります。
シャシーの中でも最も下部に位置しており、擦れやすい部分などの場合、アルミテープでも劣化するため、定期的に張りなおすなどの対策が必要になるケースもあります。
アルミテープでの補修でも車検は問題ないの?
車検に関して言えば、排気漏れがなく、また騒音規制の適応範囲内であれば通過できるでしょう。ただ、剥がれかかっている状態があると、場合によっては追加の補修などを求められるかもしれません。
これは、パテによる補修でも同様ですが、排気がキチンと行われていれば問題はありません。排気漏れがあれば、排気音が通常より大きくなったり異常な音になるケースもあります。こちらも同じくきちんと補修されていれば大丈夫でしょう。
これは、パテによる補修でも同様ですが、排気がキチンと行われていれば問題はありません。排気漏れがあれば、排気音が通常より大きくなったり異常な音になるケースもあります。こちらも同じくきちんと補修されていれば大丈夫でしょう。
性能面ではどうか?
市販車でノーマル状態であれば、特段問題ないようにも感じます。穴が開いているところふさぐわけですが、排気漏れがキチンとふさがれている以上、性能上の問題があるようには思えません。
微細な排気干渉も気にするようなレーシングカーなどであれば、排気干渉によってエンジンの性能に影響を与えることも考えられますが、市販車レベルであればそこまで性能追及されないため大きな問題はないでしょう。
微細な排気干渉も気にするようなレーシングカーなどであれば、排気干渉によってエンジンの性能に影響を与えることも考えられますが、市販車レベルであればそこまで性能追及されないため大きな問題はないでしょう。
アルミテープのほうが劣化が早いという事も考えれますので注意しましょう。