【検証】キャンプ道具を積みすぎると燃費はどれくらい落ちる？

秋のキャンプは昼夜の寒暖差が大きく、毛布や寝袋、防寒着などが必須になってきます。

さらに、焚き火道具やランタン、調理器具まで揃えると膨大な量の荷物になってしまいます。

快適さと楽しさを追求すればするほど、荷物が増えていってしまう人もいるのではないでしょうか。

そもそも、キャンプに行く時の荷物の重さはどれほどなのでしょうか。

今回は、4人家族で1泊2日を過ごすものとして考えました。

まず、テントや寝袋、マット、チェアで数十キロになり、水や食料や小物が必需品になります。

また、焚き火用のまきやグリル、ランタンなどの快適装備を揃えると、重量は100kg前後になってしまいます。

環境省の試算によると、100kgの荷物を積載した場合、燃費はおよそ3％悪化するとされています。

これはクルマの総重量が増えることで、発進時などにより大きなエネルギーを必要とするためです。

たとえば、ファミリーカーの平均燃費を17km/Lとした場合、100kgの荷物を積むと16.5km/L程度に低下します。

その状態で往復200kmを走ると、消費するガソリンは約0.5L増える計算になります。

そのまま往復200kmを走行するとガソリンを0.5Lほど多く消費してしまうことになります。

数字にすると、思ったよりも差が小さいことがわかります。

しかし、荷物が増えると様々な悪影響が発生してしまいます。

たとえば、必要なアイテムを探すのに時間がかかったり、積み下ろしが大変になったりとキャンプ自体の快適性が損なわれてしまいます。

また、狭い車内で荷物が散乱すると運転中の安全性にも関わります。燃費よりも、荷物が多すぎることは「楽しさを損なう原因」になってしまいます。

そこで注目したいのが「軽量ルームライト」

従来は家の中で照明として使うのですが、キャンプではサブランタンとして活躍します。

テント内の明かり、夜の食卓照明、手元を照らす簡易ライトとしても便利です。

さらに、軽量でコンパクトサイズのため、ランタンや大型ライトをいくつも持っていく必要がなく、積載の軽量化に直結します。

荷物を減らしつつ快適さを維持するには、「多用途に使える軽量アイテムを選ぶ」ことが大切です。

秋のキャンプには、ぜひ軽量ルームライトを使ってみてはいかがでしょうか。