日本と海外の覆面パトカーの違いを紹介!海外の覆面パトカーが面白い!?
更新日:2024.09.09
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日本の覆面パトカーは、圧倒的にクラウンが多いのですが、世界の覆面パトカーにはどんな車種が多いのでしょうか?また、日本と違うところは?
日本の覆面パトカーはどんな車種が多い?
覆面パトカーというと、やはり一番にイメージされるのはトヨタ・クラウンではないでしょうか?筆者も過去、小田原厚木道路を走行中に速度違反で捕まったことがありますが、その時もクラウンでした。ちなみに筆者の実家の車もまたクラウン(銀色)なのですが、高速道路を走っていると道を譲られることが多いですね(笑)
クラウン以外で最近話題の覆面パトカーといえば、警察史上最速となるトヨタ マークXです。車名は、マークX+Mスーパーチャージャー。Mはトヨタ車のコンプリートカーやカスタマイズアイテムなどを開発、販売するモデリスタの頭文字。マークX覆面パトカーにも、モデリスタのエアロパーツが装着されています。
クラウン以外で最近話題の覆面パトカーといえば、警察史上最速となるトヨタ マークXです。車名は、マークX+Mスーパーチャージャー。Mはトヨタ車のコンプリートカーやカスタマイズアイテムなどを開発、販売するモデリスタの頭文字。マークX覆面パトカーにも、モデリスタのエアロパーツが装着されています。
マークXのお値段約840万円!
※写真はマークX 350S
さて、そのマークX覆面パトカーのお値段は、なんと840万円。
ベースの350Sは、3.5L V6エンジンを搭載するモデル。それにトムスが手を入れ、同社が開発したスーパーチャージャーも装着。専用ECU(エンジン制御コンピュータ)も搭載され、最大出力はノーマル+42馬力の265kW(360ps)、最大トルクは498Nm(50.8kgm)を発生するまでにチューニングされます。そんなマークX+Mスーパーチャージャーの車両価格は502万8,000円でした。
覆面パトカーには、プラス300万円以上の専用装備やチューニングが施されていることになります。
最高速度は250km/h以上とも?高速道路上で追尾されたら、逃げられそうにありませんね。
さて、そのマークX覆面パトカーのお値段は、なんと840万円。
ベースの350Sは、3.5L V6エンジンを搭載するモデル。それにトムスが手を入れ、同社が開発したスーパーチャージャーも装着。専用ECU(エンジン制御コンピュータ)も搭載され、最大出力はノーマル+42馬力の265kW(360ps)、最大トルクは498Nm(50.8kgm)を発生するまでにチューニングされます。そんなマークX+Mスーパーチャージャーの車両価格は502万8,000円でした。
覆面パトカーには、プラス300万円以上の専用装備やチューニングが施されていることになります。
最高速度は250km/h以上とも?高速道路上で追尾されたら、逃げられそうにありませんね。
海外ではどんな車が覆面パトカーとして採用されている?
それでは海外では、どんな車が覆面パトカーとして採用されているのでしょうか?
「覆面」というくらいですから、簡単にパトカーだとわからないような仕様になっているのですが、車両の色はやはり日本同様、黒や紺、グレーなど地味なボディカラーになっています。車種もセダンがほとんどです。
日本と海外の覆面の大きな違いは、日本は赤色灯であるのに対して、海外は青色灯が多いようですね。実際にどのような車種が採用されているのか紹介します。
■アメリカ
フォード クラウンヴィクトリア、ダッジ チャージャーなど。NYでは、なんと!タクシー(イエローキャブ)に擬装した覆面パトカーもいるそうです。日本ではあり得ないことですが、タクシーに擬装していたらさすがに気づきませんね。
■カナダ
フォード エクスプローラー、ダッジ チャージャーなど。冬場は積雪する地域もあるカナダでは、覆面パトカーにもSUVが使われているようです。最低地上高が高く、悪路走破性の高い4×4SUVなら安心ですね。
■ドイツ
メルセデス・ベンツ Eクラス、オペル インシグニア、BMW 3/5シリーズなど。アウトバーンにはドラマ「アウトバーンコップ」でおなじみの高速警察隊が控えていますが、一般道で覆面パトカーが出動するのは裁判所の命令で逮捕に向かうときや、容疑者の張り込みをするときだけに認められているとのこと。
■スペイン
スペインには国家警察、文民警察、治安警備隊、州警察と4種類の警察がありますが、覆面パトカーに使われる車は似通っていて、シトロエン C5/ピカソ、日産 キャシュカイ、アルファロメオ 159、スズキ ビターラなどが使われるようです。
「覆面」というくらいですから、簡単にパトカーだとわからないような仕様になっているのですが、車両の色はやはり日本同様、黒や紺、グレーなど地味なボディカラーになっています。車種もセダンがほとんどです。
日本と海外の覆面の大きな違いは、日本は赤色灯であるのに対して、海外は青色灯が多いようですね。実際にどのような車種が採用されているのか紹介します。
■アメリカ
フォード クラウンヴィクトリア、ダッジ チャージャーなど。NYでは、なんと!タクシー(イエローキャブ)に擬装した覆面パトカーもいるそうです。日本ではあり得ないことですが、タクシーに擬装していたらさすがに気づきませんね。
■カナダ
フォード エクスプローラー、ダッジ チャージャーなど。冬場は積雪する地域もあるカナダでは、覆面パトカーにもSUVが使われているようです。最低地上高が高く、悪路走破性の高い4×4SUVなら安心ですね。
■ドイツ
メルセデス・ベンツ Eクラス、オペル インシグニア、BMW 3/5シリーズなど。アウトバーンにはドラマ「アウトバーンコップ」でおなじみの高速警察隊が控えていますが、一般道で覆面パトカーが出動するのは裁判所の命令で逮捕に向かうときや、容疑者の張り込みをするときだけに認められているとのこと。
■スペイン
スペインには国家警察、文民警察、治安警備隊、州警察と4種類の警察がありますが、覆面パトカーに使われる車は似通っていて、シトロエン C5/ピカソ、日産 キャシュカイ、アルファロメオ 159、スズキ ビターラなどが使われるようです。
いろいろなタイプの覆面パトカーがありますね。日本との違いは、SUVやハッチバック車種が採用されていることや、パトライトの色が赤ではなく青といったところでしょうか。パトカーに使われている車種は日本と同様、そのまま覆面にも使われているようです。
加藤久美子|Kato Kumiko
自動車生活ジャーナリスト。大学時代はトヨタディーラーで納車・引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社出版局に入社。フリーランスになって20年超。愛車は1998年式アルファスパイダーで走行距離まもなく25万キロ!近年は撮影&通訳担当のクルマ好き息子と共に、海外自動車ショーの取材が増えている。
著書「固有名詞子育て」(朝日新聞出版)、原作「愛車買います!」(実業之日本社)