カーボンボンネットのメリット・デメリットとは?わかりやすく解説

レクサス RC F  Carbon Exterior package

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街中を走るスポーツカーで、たまに艶消し黒のボンネットを見かけませんか?それが、カーボンボンネットです。カーボン繊維はかなり高価な素材ですが、大量に市販できるものなのでしょうか?

ここでは、カーボンボンネットを使用するメリット、デメリットを解説します。
Chapter
メーカー市販車でも採用されるカーボンボンネット
カーボンボンネットのメリットとは?
カーボンボンネットのデメリットとは?

メーカー市販車でも採用されるカーボンボンネット

レクサス RC Fでは、"Carbon Exterior package”としてカーボンボンネットをオプションで設定することができます。

街中を見てみると、シビック タイプRやスカイラインなどのスポーツカーにもカーボンボンネットを装着して走っていますが、カーボンボンネットには、はたしてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

カーボンボンネットのメリットとは?

①ルックスがかっこいい!

黒いカーボンボンネットを装着しているクルマは、スポーツカーばかりです。もともとレーシングマシンのパーツなのですから頷けます。

スポーツカータイプのクルマが黒いカーボンボンネットを装着していると、格好良いですよね。オーナーはモータースポーツを楽しんでる方なのかな、とか思ったりもします。

②旋回性能が高まる

カーボンボンネットには、機能的なメリットがあります。それは、ボンネットの軽量化による旋回性能アップです。

車は回転の中心から遠方に配置している部品を軽くすることで、遠心力を小さくすることができます。スチールやアルミ製ボンネットに比べ、カーボンボンネットは非常に軽量です。そのことが、コーナリング時に車両にかかる遠心力を低減します。

さらに車両重量を軽量化できるので、燃費向上や減速性能の向上も期待できます。

自動車の基本性能のひとつである”曲がる”性能の向上が期待できるのですから、カーボンボンネットは良いパーツのように思えます。

しかし実際にはデメリットも多く、市販車には滅多に採用されません。

カーボンボンネットのデメリットとは?

①強度の問題

レーシングカーやレクサス RC F、LFAなどに採用されるカーボンは、ドライカーボンという強度が高いものです。対して市販のチューニングやドレスアップ用のカーボンは強度の低いウェットカーボンやFRPにウエットカーボンを貼りつけたもの。

これらの強度が低いカーボンでボンネットを制作し装着すると、高速走行時に風圧でバタつくことがあるのです。

このバタつきを抑えるために純正のボンネットステーに加えて、ピンで補強する必要があります。すると高速域での風圧によるボンネットのバタつきを抑えることはできますが、整備などの時にボンネットの開閉がひと苦労となります。

また強度の高いドライカーボンであっても、メーカー純正であればまだしも社外品となると衝突時にどんな壊れ方をして、どんな影響があるかが未知数です。

②非常に高価/塗装技術が確立していない

では、純正品のドライカーボンボンネットで良いのでは?という考えに至ります。もちろん正解ですが、問題は価格です。

レクサス RC Fの"Carbon Exterior package”の価格は、83万円。なかなか手が出せる金額ではありませんね。

また外装パネルにカーボンパネルを使用した国産車といえば、レクサス LFAです。カーボン素材の塗装技術はまだ非常に高価なようで、RC Fでも採用されていません。

販売価格3,000万円オーバーのLFAだから導入できた技術です。一般の量産車では、コスト的に採用できない技術なのです。

車を軽量化する素材として、近年、カーボンが注目されていますが、前述したようにとても高価で、かつ壊れた場合の交換でもユーザーには大きな出費を求めることになります。

そのためメーカーで限られた車種でしかカーボンパーツを使っていないのです。

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