新雪の雪道にはまった時の脱出法・そもそもはまらない運転術とは?
更新日:2024.09.09
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12月に入り、日本各地から降雪の便りが聞こえるようになりました。ウインタースポーツシーズンの到来ですが、同時に雪道走行も不可欠です。走行中、雪道にはまらないために、どういったことに気を付けたらよいのでしょう。
雪道でのトラブル回避の運転術
雪道ではまる(スタック)ときは、雪道運転に慣れている方も不慣れな方も、運転上級者でも初心者でも関係ありません。はまる時ははまるのです。しかし、降雪地域在住のドライバーは、雪道をなるべく安全に走行するための心得を実践しています。その心得をいくつか紹介しましょう。
■裏道を走らない
雪が降ったばかりの道路は、道路状況がわからないため、リスクがつきものです。そのうえ、住宅街を抜けるような道幅4m程度の道路は、車両の通行量も少なく轍もできておらず、除雪も後回しになるため状況が把握できません。降雪地域在住のドライバーは、裏道の使用を最小限に留めています。
■幹線道路を主体に走行する
一般国道や自動車専用道路などの幹線道路を主体に走行します。幹線道路は、夜中に降雪があったとしても、すぐに除雪が行われますから走行しやすいのです。渋滞もしますが、新雪で覆われた雪道を通るリスクがありません。
■轍を走行する
轍(わだち)は先行車の走行痕で、雪が踏み固められています。車両の大きさによりトレッドが違うので、ハンドルを取られる弊害もありますが、新雪路よりは運転しやすいのです。
■車線の中央を通る
雪道走行の基本中の基本ですが、なるべく道路や車線の中央を運転します。なぜなら道路脇は、歩道に雪が積もっている場合には、歩行者が道路脇を歩行する場合が多いからです。また、地方に行けばフタのない側溝が残っているところもあり、それが雪に覆われていることで気付かず、脱輪する可能性もあります。
■裏道を走らない
雪が降ったばかりの道路は、道路状況がわからないため、リスクがつきものです。そのうえ、住宅街を抜けるような道幅4m程度の道路は、車両の通行量も少なく轍もできておらず、除雪も後回しになるため状況が把握できません。降雪地域在住のドライバーは、裏道の使用を最小限に留めています。
■幹線道路を主体に走行する
一般国道や自動車専用道路などの幹線道路を主体に走行します。幹線道路は、夜中に降雪があったとしても、すぐに除雪が行われますから走行しやすいのです。渋滞もしますが、新雪で覆われた雪道を通るリスクがありません。
■轍を走行する
轍(わだち)は先行車の走行痕で、雪が踏み固められています。車両の大きさによりトレッドが違うので、ハンドルを取られる弊害もありますが、新雪路よりは運転しやすいのです。
■車線の中央を通る
雪道走行の基本中の基本ですが、なるべく道路や車線の中央を運転します。なぜなら道路脇は、歩道に雪が積もっている場合には、歩行者が道路脇を歩行する場合が多いからです。また、地方に行けばフタのない側溝が残っているところもあり、それが雪に覆われていることで気付かず、脱輪する可能性もあります。
雪道走行時に携行したいグッズ
雪道を安全に走行するためには、タイヤの摩擦力を上げることとタイヤの駆動力を確保することが重要です。摩擦力を上げるためにはコンディションの良いスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを使用することです。駆動力を上げるためには、あえて重量物をラゲッジに積み車重を増やすことです。
危機脱出用アイテムとしてスコップ、古い毛布やフロアマットなどの大きめの布類やスノーヘルパーを常時携行すると良いでしょう。
自車の危機を知らせるため、多めに発煙筒を用意したり、三角表示板も車両前後に掲出できるよう準備しておくと、他車両の追突などを回避できる可能性が高まります。
では、もし雪道にはまってしまったら、どのように脱出したら良いのでしょうか?
危機脱出用アイテムとしてスコップ、古い毛布やフロアマットなどの大きめの布類やスノーヘルパーを常時携行すると良いでしょう。
自車の危機を知らせるため、多めに発煙筒を用意したり、三角表示板も車両前後に掲出できるよう準備しておくと、他車両の追突などを回避できる可能性が高まります。
では、もし雪道にはまってしまったら、どのように脱出したら良いのでしょうか?
雪道にはまった時の脱出法
基本的なスタック脱出法
道にはまるおもな原因は、駆動輪のグリップが失われるからです。路面がツルツル状態なので、タイヤとしては取っ掛かりがないわけです。そこで次のようにして、駆動力を高めます。
■雪を押し固める
■駆動輪回りの雪を除雪する
■駆動輪の下に布やスノーヘルパーを敷く
道路によっては、グリップ確保に砂を置いていることもあります。駆動輪の周囲に撒いて使用します。
ここまで用意ができてから、車両をスタックから脱出させます。この時、一気にスタックから脱出しようとせず、まずはゆっくりと前後に車両を数回動かします。これにより、さらに雪を押し固めることができます。そのうえで、ATならスノーモード、MTなら2速でゆっくり発進します。
このとき、駆動輪の下に布やスノーヘルパーなどを敷いているようであれば、駆動論が回ることで後方に飛ぶ危険があるので、周囲の人に注意喚起しましょう。
■雪を押し固める
■駆動輪回りの雪を除雪する
■駆動輪の下に布やスノーヘルパーを敷く
道路によっては、グリップ確保に砂を置いていることもあります。駆動輪の周囲に撒いて使用します。
ここまで用意ができてから、車両をスタックから脱出させます。この時、一気にスタックから脱出しようとせず、まずはゆっくりと前後に車両を数回動かします。これにより、さらに雪を押し固めることができます。そのうえで、ATならスノーモード、MTなら2速でゆっくり発進します。
このとき、駆動輪の下に布やスノーヘルパーなどを敷いているようであれば、駆動論が回ることで後方に飛ぶ危険があるので、周囲の人に注意喚起しましょう。
自力脱出不可能なスタック脱出法
いくら舗装道路とはいえ、時には穴があいていることがあります。そこに雪が積もり車両が雪で覆われた穴のうえを通行したら、タイヤが穴にはまることでしょう。
また、ダンプカーなどの大型車両のホイールハウス内に溜まった雪の塊が、道路に落ちることもあります。この塊は存外に大きく、小型車両には通行の障害になります。
そういったものが原因でスタックした場合は、駆動輪前方もチェックし、超えられそうな程度の大きさの穴ならタイヤの下になにかを敷き駆動力を確保したり、雪塊ならスコップで破壊することが必要です。
もしも自力で脱出できないのであれば、周囲の人に助けを求め押してもらうなり、JAFなどロードサービスに対応を求めましょう。
ただし、雪道では同じようなトラブルに遭う運転者は続出し、ロードサービスも対応できないケースは多いもの。まずは雪道トラブルを回避する運転を実践し、万がいちトラブルに遭ってしまっても、自力で対処できるよう準備しておきたいですね。
また、ダンプカーなどの大型車両のホイールハウス内に溜まった雪の塊が、道路に落ちることもあります。この塊は存外に大きく、小型車両には通行の障害になります。
そういったものが原因でスタックした場合は、駆動輪前方もチェックし、超えられそうな程度の大きさの穴ならタイヤの下になにかを敷き駆動力を確保したり、雪塊ならスコップで破壊することが必要です。
もしも自力で脱出できないのであれば、周囲の人に助けを求め押してもらうなり、JAFなどロードサービスに対応を求めましょう。
ただし、雪道では同じようなトラブルに遭う運転者は続出し、ロードサービスも対応できないケースは多いもの。まずは雪道トラブルを回避する運転を実践し、万がいちトラブルに遭ってしまっても、自力で対処できるよう準備しておきたいですね。