タイヤが脱輪・スタックした時の脱出方法とは|ジャッキを使えば自力脱出可能!?
更新日:2024.09.09
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不注意から道路脇の側溝に脱輪してしまったり、泥や雪道にはまって抜け出せなくなる経験をしたことがある方もいるかと思います。今回は、そんな時に役立つ脱出方法をまとめてみました。
脱輪・スタックした時はJAFを呼ぼう
出先で脱輪したりスタックした場合、もっとも手っ取り早く確実な方法は、プロの手に委ねることです。
FF車やFR車などで前輪が側溝などに脱輪してしまった場合は、エンジンが前方にあるため、無理に車両を動かそうとすると、最悪の場合、エンジンのオイルパン等を破損することにも繋がりかねません。
現在は、自動車保険の多くにロードサービスが付帯されていますから、JAFに入会していない方は、そちらを利用しましょう。付帯内容にもよりますが、脱輪で車が動かせない場合でも通常は無料で助けに来て貰えます。
年間の利用回数、内容については保険会社によって異なりますので、ご自身の契約内容を見直しておきましょう。
FF車やFR車などで前輪が側溝などに脱輪してしまった場合は、エンジンが前方にあるため、無理に車両を動かそうとすると、最悪の場合、エンジンのオイルパン等を破損することにも繋がりかねません。
現在は、自動車保険の多くにロードサービスが付帯されていますから、JAFに入会していない方は、そちらを利用しましょう。付帯内容にもよりますが、脱輪で車が動かせない場合でも通常は無料で助けに来て貰えます。
年間の利用回数、内容については保険会社によって異なりますので、ご自身の契約内容を見直しておきましょう。
脱輪・スタック時に自力で抜け出す方法
その1、ジャッキなどの工具を使用する
ジャッキを使用してタイヤの下に隙間をつくり、そこに丈夫な板などを敷いて抜け出す方法があります。
脱輪の場合は、ジャッキアップポイントにジャッキをかけられないことも多いので、その場合は極力車輪に近いポイントにかけてタイヤ(車体)を持ち上げ、側溝に蓋をするように板を渡して脱出します。
もしも車体を持ち上げることができないときは、脱輪したタイヤが側溝の底に付いていないために脱出できないことが多いので、浮き上がったタイヤと側溝の間に大きな石などを詰めてタイヤが石に乗るようにして脱出します。
注意すべき点は板の強度です。頑丈な板でないと割れてまた脱輪してしまうため、頑丈な板を使用する必要があります。また、アクセルを強く踏み込むと、クルマが動くよりも板を跳ね飛ばしてしまうので、こういった際にはアクセルは慎重にゆっくり踏むことが求められます。
脱輪の場合は、ジャッキアップポイントにジャッキをかけられないことも多いので、その場合は極力車輪に近いポイントにかけてタイヤ(車体)を持ち上げ、側溝に蓋をするように板を渡して脱出します。
もしも車体を持ち上げることができないときは、脱輪したタイヤが側溝の底に付いていないために脱出できないことが多いので、浮き上がったタイヤと側溝の間に大きな石などを詰めてタイヤが石に乗るようにして脱出します。
注意すべき点は板の強度です。頑丈な板でないと割れてまた脱輪してしまうため、頑丈な板を使用する必要があります。また、アクセルを強く踏み込むと、クルマが動くよりも板を跳ね飛ばしてしまうので、こういった際にはアクセルは慎重にゆっくり踏むことが求められます。
その2、なにも使用せず強引に脱出する方法
何も使用せず強引に脱出する方法は、駆動方式や、落ちた車輪の位置によって異なります。
FF車や4WD車で、後輪の片側が脱輪してしまった場合であれば、ハンドルをいっぱいに切ってそのまま固定し、タイヤが側溝の壁を噛めば、シフトをDレンジや1速、2速などのローレンジに入れて徐々にアクセルを踏み込めばタイヤが溝から上がってくることがあります。
ただし、側溝の幅が広かったり、深かった場合や、FR車などの後輪駆動車が落ちてしまった場合には使用が出来ないので注意が必要です。
FF車や4WD車で、後輪の片側が脱輪してしまった場合であれば、ハンドルをいっぱいに切ってそのまま固定し、タイヤが側溝の壁を噛めば、シフトをDレンジや1速、2速などのローレンジに入れて徐々にアクセルを踏み込めばタイヤが溝から上がってくることがあります。
ただし、側溝の幅が広かったり、深かった場合や、FR車などの後輪駆動車が落ちてしまった場合には使用が出来ないので注意が必要です。
雪道や泥などでスタックした時に自力で抜け出す方法
雪道や泥でスタックしてしまった場合は抜け出すのは容易ではありません。脱出する方法は牽引ロープで引っ張り出して貰うか、タイヤの下に板などを敷いて脱出するかでしょう。
牽引ロープを使用して脱出する方法は、条件としてもう一台車が必要です。バンパー等に装備されている牽引ポイントにフックを取り付け、牽引ロープを掛けます。そして、もう一方の車両で引っ張り上げるだけです。
車によっては牽引ロープを掛けた際に、アンカーがバンパーに当たってしまうため注意が必要です。また、牽引をする際に勢いをつけてしまうと、牽引フックが外れたり、牽引ポイントがちぎれて思わぬ事故に発展する可能性があるため、牽引の際は牽引ロープを張り徐々にアクセルを踏んで引く事が重要です。
タイヤの下に板などを敷いて脱出する方法は、雪道よりも泥等にタイヤが埋まってしまった場合に有効です。埋まったタイヤをシャベルやスコップなどで掘り下げて動かす方向に木の板や、板がない場合は車のフロアマットなどを代用して敷いて埋まらないようにしたりします。
ただし、敷いた板やフロアマットの先も泥でまたスタックしてしまうことも多いため注意が必要です。
牽引ロープを使用して脱出する方法は、条件としてもう一台車が必要です。バンパー等に装備されている牽引ポイントにフックを取り付け、牽引ロープを掛けます。そして、もう一方の車両で引っ張り上げるだけです。
車によっては牽引ロープを掛けた際に、アンカーがバンパーに当たってしまうため注意が必要です。また、牽引をする際に勢いをつけてしまうと、牽引フックが外れたり、牽引ポイントがちぎれて思わぬ事故に発展する可能性があるため、牽引の際は牽引ロープを張り徐々にアクセルを踏んで引く事が重要です。
タイヤの下に板などを敷いて脱出する方法は、雪道よりも泥等にタイヤが埋まってしまった場合に有効です。埋まったタイヤをシャベルやスコップなどで掘り下げて動かす方向に木の板や、板がない場合は車のフロアマットなどを代用して敷いて埋まらないようにしたりします。
ただし、敷いた板やフロアマットの先も泥でまたスタックしてしまうことも多いため注意が必要です。