わずか11年の生産!幻の三菱 GDIエンジンとは?
更新日:2024.09.09
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三菱がかつて大々的に売り出した、GDIエンジンをご存知ですか?当時は画期的な開発として多くの注目を集めたのですが、たった11年でその幕を閉じることとなりました。GDIエンジンとは、どんなエンジンだったのでしょうか?
三菱のGDIエンジンとは?
GDIエンジンとは、ガソリン・ダイレクト・インジェクションを略したもので、2017年現在、自動車界では主流になっている直噴エンジンの先駆けでした。
それまでガソリンエンジンの燃料は、通常、インテークマニホールドと呼ばれる管の手前で空気と混合され、マニホールドを介してシリンダーへと送られていました。しかし、GDIエンジンの場合は、ダイレクトにシリンダーに燃料を噴射する仕組みになっています。
理論上は燃焼効率が良く、低燃費も期待できる優れたエンジンとして話題となりました。
GDIエンジンが登場したのは、1996年のこと。ギャラン/レグナムに搭載されました。
エコカーという言葉が徐々に浸透しつつあったこともあり、競合メーカーからもGDIエンジンは当時注目の的でした。結果、三菱のGDI技術は、海外メーカーにも拡大することとなります。
それまでガソリンエンジンの燃料は、通常、インテークマニホールドと呼ばれる管の手前で空気と混合され、マニホールドを介してシリンダーへと送られていました。しかし、GDIエンジンの場合は、ダイレクトにシリンダーに燃料を噴射する仕組みになっています。
理論上は燃焼効率が良く、低燃費も期待できる優れたエンジンとして話題となりました。
GDIエンジンが登場したのは、1996年のこと。ギャラン/レグナムに搭載されました。
エコカーという言葉が徐々に浸透しつつあったこともあり、競合メーカーからもGDIエンジンは当時注目の的でした。結果、三菱のGDI技術は、海外メーカーにも拡大することとなります。
メリットばかりではなかったGDIエンジン
現在では当たり前のように搭載されている直噴エンジンは、燃費の他にも、ノッキングを起こりにくくできる、有害ガスの低減、出力向上などといったメリットを持っていました。
反面、特殊な部品によるコスト高、そしてカーボンが出やすくオイルが劣化しやすい、有害物質を除去しきれないなどの問題も抱えていたようです。
当時の技術では、すべての問題をクリアすることが出来なかったのです。
反面、特殊な部品によるコスト高、そしてカーボンが出やすくオイルが劣化しやすい、有害物質を除去しきれないなどの問題も抱えていたようです。
当時の技術では、すべての問題をクリアすることが出来なかったのです。