ボディが凹凸!? 3Dスキンを採用したDS3ダークサイドの塗装とは?

DS3 ダークサイド

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シトロエンのDSブランドから販売されているコンパクトハッチのDS3。

その特別モデルが、2017年9月4日から限定60台で販売をスタートしています。

この特別仕様のDS3は、車のボディとして珍しい技術を採用していると話題になっています。

いったい、どんな技術なのでしょうか。
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DS3とは?
特別仕様のDS3ダークサイド

DS3とは?

DS3は、プジョーシトロエングループが、DSブランドで販売している3ドアハッチです。

DSという名前は、1955年に発売された乗用車DSに由来したもので、コンセプトは従来のCラインよりも高級路線を狙ったモデルとしています。現在のDSシリーズは、DS3をボトムに4、5、7をラインナップします。

DS3のボディの特徴は、ツートンカラーのフローティングルーフを採用していること。近年流行のデザインでもありますが、往年のDSを踏襲した意匠と思われます。

立ち位置的にライバルとなるのが、BMW MINI。コンセプトに近しいものは感じますが、クラシックなデザインを基調としているMINIに比べ、DS3は今日的なデザインを採用しています。

DS3のボディサイズは全長3,948mm×全幅1,715mm×全高1,458mm、ホイールベースは2,464mm、車両重量は1,075~1,165kgです。

特別仕様のDS3ダークサイド

今回販売となる限定モデル、DS3ダークサイドには、3Dスキンという技術が採用されています。簡単に説明すると、平面でありながら立体的に見える塗装です。

DSモノグラムと呼ばれる模様を塗装面内部に挟み込むことで、その模様が浮かび上がるというもの。ウェストライン、リヤゲート周りに配置されます。その作業はベースカラーの上に模様を入れてから、特殊なクリアコートを塗布し、つや消しのマット塗装で仕上げています。

シックな外装に合わせて、内装もブラックパーツで飾られています。シートには高級感の漂うレザースポーツシートを採用し、インナードアハンドルには複雑なチタンアクセントを、3Dレーザープリンター技術で実現しました。

このように1クラス上の高級感を手にしたDS3ダークサイドは、同じBセグメントのライバルと比べても、所有感は非常に高いと言えるのではないでしょうか。

販売価格は、303万円。DS3の価格帯が259~399万円となっているので、「DS3ダークサイド」はちょうど中間の価格帯に当たります。ライバルとなるMINIと比較しても、十分に魅力的な価格ですね。
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