男の憧れ!歴代ボンドカーをまとめてみました。

アストンマーティン DB5 ボンドカー

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独特のダンディズムを体現した007シリーズのジェームズ・ボンド。登場する美女やクルマも魅力的な作品です。今回は、歴代のボンドカーをチェックしていきましょう。
Chapter
オトコの憧れ、ジェームズ・ボンドとその相棒ボンドカー
本格的なボンドカーが誕生したのは第3作!
日本が舞台の『007は二度死ぬ』ではあの名車が登場
水中を潜航した80年代のボンドカー
BMWが活躍する90年代のボンドカー
そしてアストンマーチンが復権する21世紀に突入…

オトコの憧れ、ジェームズ・ボンドとその相棒ボンドカー

映画007シリーズは、1962年の『007 ドクター ノオ』が処女作。2015年に公開された『007 スペクター』が、2017年現在での最新作となっています。ジェームズ・ボンド役は7代目。2019年には新作が公開されるなんて話も出ています。

スパイ=スタイリッシュというイメージは、007のジェームズ・ボンドが作り出したものです。また美女に囲まれ華やかな作風でも知られます。

さて、今回の本題といえるのがジェームズ・ボンドの相棒となる「ボンドカー」です。世界一スタイリッシュなスパイの愛車遍歴をチェックしていきましょう。

本格的なボンドカーが誕生したのは第3作!

第1作『007ドクター ノオ(1962年)』、第2作『007 ロシアより愛をこめて(1963年)』では、特別装備を持ったボンドカーは登場しません。

第1作では、ボンドがサンビーム アルパイン(1961年)を駆り、カーチェイスを行いますが、第2作のベントレー マークIVコンバーチブル(1935年)は1シーンで登場するだけです。

本格的なボンドカーが初登場するのは、第3作『007 ゴールドフィンガー(1964年)』。特別装備を施したアストンマーチン DB5(1963年)です。続く『007サンダーボール作戦(1965年)』も、DB5が登場しました。

日本が舞台の『007は二度死ぬ』ではあの名車が登場

1967年公開の『007は二度死ぬ』は、日本が舞台ということもあり、トヨタ自動車がスポンサードしたことで2000GTが登場します。それも市販されていないオープンモデル。これはクーペモデルでは撮影に支障が出るという理由で、急ごしらえでコンバーチブルに改装したそうです。

ただし、運転しているのは日本のエージェントですから、正確にはボンドカーとはいわないようです。とはいえ、2000GTのステイタスが、この映画によって高められたことはまぎれもない事実です。

主演がショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに変わった『女王陛下の007(1969年)』では、アストンマーチン DBS(1968年)が登場。また1971年の『007 ダイヤモンドは永遠に』では、フォード ギャラクシー、トライアンフ スタッグ(1971年)、フォード ムスタング マッハ1(1971年)などが登場します。

水中を潜航した80年代のボンドカー

その後数作はボンドカーはなく、1977年公開の『007 私を愛したスパイ』で、ロータス エスプリS1(1976年)が登場します。当時はスーパーカーブームであったことや、ボンドカーが潜水機能を持っていたことからも大きな話題となりました。
また1981年に公開された『007 ユア アイズ オンリー』でもエスプリターボが登場。本編での活躍は少なく、シトロエンの2CVによるカーチェイスが用意されていました。

1987年の『007 リビング デイライツ』には、アストンマーチンが復活。モデルは、V8ヴァンテージ ヴォランテ(年式不明)のコンバーチブルでした。

BMWが活躍する90年代のボンドカー

ジェームズ・ボンドがピアーズ・ブロスナンとなった1995年の『007 ゴールデンアイ』では、BMW Z3ロードスター(1996年)がボンドカーとして登場。007史上初のBMWの登場作でもありました。
また、『007 トゥモロー ネバー ダイ(1997年)』では、BMW 750iLをカーチェイスに使用。いずれもシークレットサービスが所有する車でした。その一方でボンドは、プライベートカーにDB5を所有していました。
そして『007 ワールド イズ ノット イナフ(1999年)』で登場するBMW Z8(2000年)も、シークレットサービスが所有する車。作中では真っ二つにされてしまう残念なボンドカーですが、このシーンではコルベットに架装したものを使ったというトリビアも。

そしてアストンマーチンが復権する21世紀に突入…

『007 ダイ アナザー デイ(2002年)』では、アストンマーチンが復活。V12ヴァンキッシュによる氷上でのカーチェイスを覚えている方も多いのではないでしょうか。

現役007のダニエル クレイグのデビュー作となった、『007カジノロワイヤル』次作『007 慰めの報酬(2008年)』では、アストンマーチン DBSが登場。しかし主演のダニエル・クレイグがMTを運転できなかったという事情で、AT仕様を急きょ製作したとのトリビアも。

2012年の『007スカイフォール』では、ジェームズ・ボンドお気に入りのDB5がボンドカーとして復帰します。劇中、破壊されるシーンがあるのですが、それは3Dプリンタで制作した1/1スケールの模型だったのだそうです。

さて、近作となる2015年『007 スペクター』では、アストンマーチンDB10がボンドカーとして登場するのですが、これは撮影用に製作されたもので、シャシーやエンジンはV8ヴァンテージのものをベースとし、10台のみ用意されたものなのだそうです。そのなかの1台がチャリティオークションに出品され、なんと243万4,500ユーロ(約3億円)で落札されています。

スポンサーの影響があった時代もあるにせよ、基本的には英国MI6のスパイたるジェイムズ・ボンドには、アストンマーチンが良く似合います。次作でも、颯爽と新型モデルで激しいアクションを繰り広げてくれることでしょう。

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