忘れていませんか?白色の実線と破線、黄色の実線はどう違う?

車線

道路上で車両通行帯を示す白色や黄色の線。正式名を区画線といい、昭和35年より使用されています。黄色は実線のみですが、白色は実線と破線があります。それぞれの違いを、覚えていますか?
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(2017年8月3日)

Chapter
区画線の基本
黄色には実線しかない!?
白色実線の意味
白線破線の意味

区画線の基本

昭和27年に定められた道路法および昭和35年制定の道路交通法を受け、同年「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」により、区画線や道路標識が日本に導入されました。目的は円滑な道路交通のためで、自動車が個人にも普及したことにより、交通事故を未然に防ぐための法令でした。

区画線は用途により「車道中央線」「車道境界線」「車道外側線」などに区分されます。白色もしくは黄色(オレンジ)で、白色は実線と破線、黄色は実線のみです。運転免許取得時に自動車教習所で習ったはずですが、この3種の違いをみなさん覚えていますか?

まず白色は「追い越し可能」、黄色は「追い越し禁止」。実線は「はみ出し禁止」、破線は「はみ出し可能」を意味しています。それぞれ組み合せて考えてみましょう。

黄色には実線しかない!?

黄色い実線の区画線は、「追い越しのためのはみ出し禁止」です。黄色い実線をまたいで右側にはみ出すことができないので、実質的には追い越しもできないことになります。この道路に「追い越し禁止」の標識があれば、もちろん追い越しも禁止になります。

通行に注意を払わなければならない、危険な道路で車道中央線として見かけます。たとえば対面交通の山道など。曲がりくねり、先の見通しも良くないので物理的にも追い越しは無理なはずですが、それでも黄色実線に指定してあるということは、危険運転で事故が多発した場所なのかもしれません。大人しく運転するのが吉です。

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白色実線の意味