高速道路の料金所でお金がない!そんな時どうする?【2025年最新対処法】
更新日:2025.08.05

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長距離ドライブ中に「高速の出口でお金が足りない!」なんて事態、想像するだけで冷や汗ですよね。サービスエリアでご当地グルメを満喫しすぎて財布の中身が心もとない… 実はこうした緊急事態、決して珍しいケースではありません。
でもご安心ください、「お金がないから高速道路から降りられない」というのは単なる迷信で、実際にはちゃんと対処方法が用意されています。本記事では高速道路の料金所で現金が足りない・財布を忘れた場合の対処法を、2025年時点の最新情報も交えてわかりやすく解説します。
万が一の備えやETC利用時の注意点、新しいキャッシュレスサービスの動向まで網羅していますので、焦らず落ち着いて対処できるようしっかりチェックしておきましょう!
でもご安心ください、「お金がないから高速道路から降りられない」というのは単なる迷信で、実際にはちゃんと対処方法が用意されています。本記事では高速道路の料金所で現金が足りない・財布を忘れた場合の対処法を、2025年時点の最新情報も交えてわかりやすく解説します。
万が一の備えやETC利用時の注意点、新しいキャッシュレスサービスの動向まで網羅していますので、焦らず落ち着いて対処できるようしっかりチェックしておきましょう!
- Chapter
- 高速料金所でお金がなくても大丈夫!まずは落ち着こう
- 高速道路各社の「後払い制度」と手続きの流れ
- 後日の支払い方法
- 督促状と延滞金
- ETCカード利用時の注意点とトラブル対処
- クレジットカードの限度額オーバーの場合
- ETCカードの有効期限切れ・挿し忘れの場合
- ETCゲート通過後に未払いが発覚した場合
- 万が一に備える5つのポイントと最新キャッシュレス事情
- ①【基本の備え】財布を忘れても安心!車内に置くべき非常用現金
- ②【出発前の習慣】意外と多い有効期限切れ!ETC・クレジットカードの事前確認
- ③【万全を期すなら】クレジットカードが無くても作れる「ETCパーソナルカード」
- ④【走行中の気づき】「現金不足かも?」と思ったらサービスエリアのATMへ
- ⑤【未来の料金所】ETC専用化と最新キャッシュレス決済の動向
- まとめ|高速道路でお金がなくても慌てずに
高速料金所でお金がなくても大丈夫!まずは落ち着こう
高速道路の料金所で所持金が不足していても、基本的にドライバーが閉じ込められてしまう心配はありません。料金所の係員に正直に「現金が足りません」と申告すればOKです。
その場で怒られたり恥をかくのでは…と不安に思うかもしれませんが、係員はこうした事態に慣れています。むしろ無理に突破しようとすると不正通行と見なされ、高額な割増金を請求されることがあります。絶対にそのまま通過せず、しっかり停止して係員に状況を伝えましょう。
料金所では主に次のような対応策があります:
ただし首都高速や阪神高速、名古屋高速などの都市高速道路ではクレジットカードが使えないので注意が必要です。例えば、NEXCO管轄の高速をクレジットカードで降りた後、そのまま都市高速に乗り継いだら都市高速の料金所でカード支払いできず慌てた…なんてケースもあります。
その場で怒られたり恥をかくのでは…と不安に思うかもしれませんが、係員はこうした事態に慣れています。むしろ無理に突破しようとすると不正通行と見なされ、高額な割増金を請求されることがあります。絶対にそのまま通過せず、しっかり停止して係員に状況を伝えましょう。
料金所では主に次のような対応策があります:
- クレジットカード払い
ただし首都高速や阪神高速、名古屋高速などの都市高速道路ではクレジットカードが使えないので注意が必要です。例えば、NEXCO管轄の高速をクレジットカードで降りた後、そのまま都市高速に乗り継いだら都市高速の料金所でカード支払いできず慌てた…なんてケースもあります。
- 後払い制度(後納制度)
高速道路各社の「後払い制度」と手続きの流れ
現金もクレジットカードも手元にない場合、料金所の係員は後払い(後納)手続きを案内してくれます。これは高速道路会社が用意した緊急時用の措置で、公式サイトなどで大々的に案内されていないため知らない人も多いですが、安心して利用しましょう。
後払い手続きの一般的な流れ:
1. 料金所の事務室へ案内されます。係員に続いて車を安全な場所に停め、事務所(または料金所のブース横など)で手続きを行います。
2. 本人確認と書類記入。 運転免許証や車検証、車両ナンバーなど身分や車両が確認できる書類を提示します。係員はそれらを控え、所定の申請用紙に氏名・住所・連絡先などを記入します。
3. 利用区間や料金の確認。 走行してきたIC(インターチェンジ)の区間に応じて通行料金が算出されます。用紙に料金や支払期日等が記載され、後日支払う旨のサインをする場合もあります。
4. 仮の通行券や書類の受け取り。 手続き完了後、係員から後日精算用の書類(領収証や請求書控えのようなもの)を渡されます。これが後払いの証明となりますので大切に保管してください。
5. 料金所を通過し退出。 書類が用意できたらゲートを開けてもらえます。そのまま高速道路から出ることができます。
後払い手続きの一般的な流れ:
1. 料金所の事務室へ案内されます。係員に続いて車を安全な場所に停め、事務所(または料金所のブース横など)で手続きを行います。
2. 本人確認と書類記入。 運転免許証や車検証、車両ナンバーなど身分や車両が確認できる書類を提示します。係員はそれらを控え、所定の申請用紙に氏名・住所・連絡先などを記入します。
3. 利用区間や料金の確認。 走行してきたIC(インターチェンジ)の区間に応じて通行料金が算出されます。用紙に料金や支払期日等が記載され、後日支払う旨のサインをする場合もあります。
4. 仮の通行券や書類の受け取り。 手続き完了後、係員から後日精算用の書類(領収証や請求書控えのようなもの)を渡されます。これが後払いの証明となりますので大切に保管してください。
5. 料金所を通過し退出。 書類が用意できたらゲートを開けてもらえます。そのまま高速道路から出ることができます。
後日の支払い方法
高速道路会社や料金所によって細かな方法は異なりますが、共通して「手続きから10日以内に支払う」必要があります。例えばNEXCO中日本の案内では、10日以内に最寄りの料金所へ現金を持参するか、料金所宛に現金書留で送付する形で支払うよう求められています。
一方、首都高速などでは電話で申し出ることで後日払い用の書類(請求書)を郵送してもらい、Pay-easy(ペイジー)やコンビニ払い(PayPay・auPAY等対応)で支払う仕組みもあります。係員から案内された方法に従って指定期日までに必ず支払いましょう。
一方、首都高速などでは電話で申し出ることで後日払い用の書類(請求書)を郵送してもらい、Pay-easy(ペイジー)やコンビニ払い(PayPay・auPAY等対応)で支払う仕組みもあります。係員から案内された方法に従って指定期日までに必ず支払いましょう。
督促状と延滞金
定められた期日(概ね10日以内)までに支払わなかった場合、高速会社から督促状(請求書)が届きます。さらに支払いが遅れると延滞金が加算される可能性も指摘されています。後払い制度はあくまで車の流れを止めないための緊急措置であり、「ツケ払い」でも「踏み倒しOK」でもありません。高速を降りたらできるだけ早く支払うのがマナーです。
ETCカード利用時の注意点とトラブル対処
高速道路では今や利用車両の約95%がETCを利用しているとも言われるほど、ETCによる自動支払いが主流です。とはいえ、ETC利用時にも以下のようなトラブルが起こり得ます。
クレジットカードの限度額オーバーの場合
ETCカードはクレジットカードと紐づいた決済手段ですが、万一クレジットの利用限度額を超えていても心配無用です。ETCカード自体の有効期限が切れていなければゲートは正常に開きます。
ETCシステムの目的は料金支払いをスムーズにし渋滞を防ぐことなので、決済エラーでいちいちバーを下ろすことはしません。カード会社側でも後から回収可能なため、限度額超過だけが原因でその場で通行止めになることはないのです。
ただし当然ながら後日カード会社から利用額の請求はありますので、このケースでは特に追加の手続きは不要ですが、限度額いっぱいになる前に支払いを済ませておくのが望ましいですね。
ETCシステムの目的は料金支払いをスムーズにし渋滞を防ぐことなので、決済エラーでいちいちバーを下ろすことはしません。カード会社側でも後から回収可能なため、限度額超過だけが原因でその場で通行止めになることはないのです。
ただし当然ながら後日カード会社から利用額の請求はありますので、このケースでは特に追加の手続きは不要ですが、限度額いっぱいになる前に支払いを済ませておくのが望ましいですね。
ETCカードの有効期限切れ・挿し忘れの場合
一方、ETCカードの有効期限切れや車載器へのカード挿し忘れの場合は注意が必要です。料金所のETCアンテナがカード情報を読み取れないため、ゲート付近で警報音が鳴りバーが開かなくなります。
料金所にはスピーカーが設置されており、「カードの有効期限をご確認ください」「有効なETCカードに入れ替えてください」等とアナウンスされます。有効な別のETCカードを持っていればその場で差し替えて再挿入しましょう。
もし代わりのカードがない場合、係員の誘導に従って一般レーン(サポートレーン)へ移動し、現金精算などの対応となります。この際後続車を一旦待たせる形になり迷惑がかかってしまうので、ETCカードの有効期限は常にチェックしておきたいですね。
料金所にはスピーカーが設置されており、「カードの有効期限をご確認ください」「有効なETCカードに入れ替えてください」等とアナウンスされます。有効な別のETCカードを持っていればその場で差し替えて再挿入しましょう。
もし代わりのカードがない場合、係員の誘導に従って一般レーン(サポートレーン)へ移動し、現金精算などの対応となります。この際後続車を一旦待たせる形になり迷惑がかかってしまうので、ETCカードの有効期限は常にチェックしておきたいですね。
ETCゲート通過後に未払いが発覚した場合
ETCレーンを通過したものの実は決済できていなかった場合(例:カード挿し忘れに気付かず通過、通信不良等)は、後日対処が必要です。NEXCO各社では公式に「ETC通信不具合による未収料金の精算ページ」を設けており、オンラインで事後精算の手続きが可能です。
具体的には、利用日時や走行IC、ETCカード番号などを入力すると、登録したクレジットカードに未払い料金が後日請求される仕組みです。現金振込による支払いも選択できますが、その場合ETC利用時に適用される割引は受けられなくなるので注意しましょう。
なお、首都高速では所定のフォームから申告すると後日振込用紙が郵送され、それを使って支払う形になります(振込手数料は請求側負担の用紙が届くため安心です)。
具体的には、利用日時や走行IC、ETCカード番号などを入力すると、登録したクレジットカードに未払い料金が後日請求される仕組みです。現金振込による支払いも選択できますが、その場合ETC利用時に適用される割引は受けられなくなるので注意しましょう。
なお、首都高速では所定のフォームから申告すると後日振込用紙が郵送され、それを使って支払う形になります(振込手数料は請求側負担の用紙が届くため安心です)。
万が一に備える5つのポイントと最新キャッシュレス事情
①【基本の備え】財布を忘れても安心!車内に置くべき非常用現金
非常用の現金を車内のダッシュボードや収納ボックスに数千円でも置いておくと、いざという時に非常に心強いです。財布を丸ごと忘れてしまった場合でも、予備のお札や小銭があればひとまず目の前の料金所は切り抜けられます。
②【出発前の習慣】意外と多い有効期限切れ!ETC・クレジットカードの事前確認
ドライブ前にETCカードが有効期限内で、しっかりと車載器に挿入されているかを確認しましょう。また、一般レーンで支払う可能性も考え、クレジットカードの有効期限や利用限度額に余裕があるかもチェックしておくと万全です。
③【万全を期すなら】クレジットカードが無くても作れる「ETCパーソナルカード」
クレジットカードをお持ちでない方や、カードを増やしたくない方向けに、高速道路会社が共同で運営する「ETCパーソナルカード」という選択肢があります。これは事前にデポジット(保証金)を預けることで、クレジットカードがなくても発行できるETCカードです。
万が一の予備としてだけでなく、メインのカードとしても利用できます。 (※注:個人向けの「ETCプリペイドカード」というものは、2025年現在、日本では発行されていません。)
万が一の予備としてだけでなく、メインのカードとしても利用できます。 (※注:個人向けの「ETCプリペイドカード」というものは、2025年現在、日本では発行されていません。)
④【走行中の気づき】「現金不足かも?」と思ったらサービスエリアのATMへ
走行中に「もしかして現金が足りないかも?」と不安になったら、慌てずに最寄りのサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に立ち寄りましょう。多くのSA・PAにはATMが設置されているため、そこで現金を準備することができます。
⑤【未来の料金所】ETC専用化と最新キャッシュレス決済の動向
近年、都市部を中心にETC専用料金所が増加しており、キャッシュレス化が加速しています。さらに、一部の地方有料道路ではQRコードやスマートフォンを使った新しい決済方法の実証実験も始まっています。
まだ限定的な導入ですが、将来的には「現金がないと降りられない」という心配自体が過去のものになるかもしれません。
まだ限定的な導入ですが、将来的には「現金がないと降りられない」という心配自体が過去のものになるかもしれません。
まとめ|高速道路でお金がなくても慌てずに
高速料金所で所持金が足りないと気づいても、係員に事情を伝えれば後払い制度やクレジット決済で必ず解決できます。ETCカードのトラブルも含め、後日精算の仕組みが整っているので慌てる必要はありません。
ただし猶予期間は短く、支払いを怠ると督促や延滞金が発生するおそれがあります。出発前に現金やカードのチェックを習慣づけ、最新のキャッシュレス動向にも目を向けておけば、万が一の場面でも落ち着いて対処でき、安心してドライブを楽しめるでしょう。
ただし猶予期間は短く、支払いを怠ると督促や延滞金が発生するおそれがあります。出発前に現金やカードのチェックを習慣づけ、最新のキャッシュレス動向にも目を向けておけば、万が一の場面でも落ち着いて対処でき、安心してドライブを楽しめるでしょう。