車が潮風を浴びた時や海水浴に行った時は洗車するべき?
更新日:2024.09.09
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夏といえば、海。たとえ泳がなくても、クルマで海を訪れる人は多いでしょう。しかし、皆さんご存知の通り、塩はクルマにとって悪いことだらけ。海の近くで潮風にあたったクルマをそのまま放置しておくと、ボディやパーツのサビや腐食の原因になることもあります。そういった塩害には、どんな対策があるのでしょうか?
車が潮風を浴びた時は塩害の危険がある
海からの潮風は、植物の発育や住宅の耐用年数にも影響をもたらします。ボディの大部分が金属でできたクルマに影響がないはずがありません。
海岸線沿いを走ったクルマには、アフターケアが必要不可欠なのです。
では、実際に塩害を防ぐために、私たちにはどんなことができるのでしょうか?
海岸線沿いを走ったクルマには、アフターケアが必要不可欠なのです。
では、実際に塩害を防ぐために、私たちにはどんなことができるのでしょうか?
車が潮風を浴びたらいつもと違う洗車を
洗車をすることで、サビや腐食の原因となる塩分をまとめて洗い流すことができます。しかし要注意!普段の洗車よりも気を付けるべき点が、2つあります。
ひとつは、砂の粒子がボディ全体に付着している場合。そのままスポンジで擦ってしまうと、無数の小傷がボディに残ってしまいます。そこで、高圧洗浄機やシャワーを使って、ある程度の砂を最初に洗い流すことが重要になります。
可能であれば、ボディの鉄粉を除去してから洗車に取り掛かることをおすすめします。手でボディを触ってみてざらつくようであれば、鉄粉が付いている証拠です。
もうひとつは下まわりの洗車です。下まわりはサスペンションアームやマフラーなど、サビやすいパーツが集中しています。海に行った後は、下まわりの洗車を丹念に行うようにしましょう。
最近では洗車場やガソリンスタンドでも下まわり洗浄が行える設備が増えているので、利用してみても良いかもしれません。
ひとつは、砂の粒子がボディ全体に付着している場合。そのままスポンジで擦ってしまうと、無数の小傷がボディに残ってしまいます。そこで、高圧洗浄機やシャワーを使って、ある程度の砂を最初に洗い流すことが重要になります。
可能であれば、ボディの鉄粉を除去してから洗車に取り掛かることをおすすめします。手でボディを触ってみてざらつくようであれば、鉄粉が付いている証拠です。
もうひとつは下まわりの洗車です。下まわりはサスペンションアームやマフラーなど、サビやすいパーツが集中しています。海に行った後は、下まわりの洗車を丹念に行うようにしましょう。
最近では洗車場やガソリンスタンドでも下まわり洗浄が行える設備が増えているので、利用してみても良いかもしれません。
塩害対策の洗車のコツ
さらに入念を期すなら、隙間部分の洗浄も行います。ドアとボディ、トランク、ボンネットの隙間も重点的に洗浄しましょう。
ただ、こういった隙間の洗浄は、ドアやボンネットを開けなければ、洗浄ができません。洗剤を薄く染み込ませたスポンジやウエスで汚れを落とし、水拭き→乾拭きの順番に行うと良いでしょう。
ただ、こういった隙間の洗浄は、ドアやボンネットを開けなければ、洗浄ができません。洗剤を薄く染み込ませたスポンジやウエスで汚れを落とし、水拭き→乾拭きの順番に行うと良いでしょう。
塩害を防ぐ仕上げはコーティング
洗車するだけでも十分な対策ですが、より塩害を防ぐにはコーティングが有効です。コーティング剤はボディがピカピカになるという外見上のメリットのほかに、塗装面を保護するという効果もあります。
これにより、クルマには汚れが付着しにくくなり、塩害によるサビや腐食も防止できます。さらにボディに鉄粉が付着しにくくなるなど、良いことだらけです。
ボディを綺麗に洗浄して、コーティング剤まで塗布するのはなかなか骨の折れる作業ですが、洗車のたびでなくとも定期的に使ってあげるだけでも結果は変わってくるでしょう。
これにより、クルマには汚れが付着しにくくなり、塩害によるサビや腐食も防止できます。さらにボディに鉄粉が付着しにくくなるなど、良いことだらけです。
ボディを綺麗に洗浄して、コーティング剤まで塗布するのはなかなか骨の折れる作業ですが、洗車のたびでなくとも定期的に使ってあげるだけでも結果は変わってくるでしょう。