アルファロメオ 4Cのスペックや中古車価格をご紹介

アルファロメオ 4C 2015

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アルファロメオ 4Cは、エンジンをミドシップにした量産スポーツカーです。フルカーボンモノコックにアルミ製サブフレームなどによって軽量化されたボディは、車両重量わずか895kg(日本仕様は950kg)。 官能的でダイナミックなデザインをはじめ、アルファロメオが情熱と理想のすべてを注ぎ込んだ究極のマシンでありながら、849万円と手の届きやすい価格で注目のモデルです。
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アルファロメオ 4Cとはどんな車?
アルファロメオ 4Cのスペックは?
アルファロメオ 4Cの中古価格は?

アルファロメオ 4Cとはどんな車?

アルファロメオ 4Cは、2011年のジュネーブショーでプロトタイプが登場し、2013年に量産型を発表。日本においては、2014年7月から販売されているモデルで、日本での販売期間もまもなく3年となります。また、2015年11月にはオープンモデルの4Cスパイダーも追加され、ボディタイプはクーペ型とオープン型と2種類をラインナップしています。

ボディサイズは、全長3,990mm×全幅1,870mm×全高1,185mm、ホイールベース2,380mmのロー&ワイドなスタイル。車両重量は895kg(日本仕様は950kg)とかなりの軽量ボディで、乗車定員はクーペ、スパイダーともに2名。

エウステリアデザインは、アルファロメオ チェントロ スティーレ(デザインセンター)で、プロトタイプと量産型がほとんど変わらないスタイルが特徴です。

ちなみに、4Cにインスピレーションを与えたの1960年代に生まれたTipo33の公道バージョンTipo33/2 ストラダーレで、世界中の人々から「あらゆる時代のクルマのなかでもっとも美しい」と評されたアルファロメオの歴史に残る名車です。

インテリアは、余分なものを徹底的に排除し、必要とされるものだけが備わっています。レーシングカーのようなデザインのシートは、強化型複合材の構造体に軽量パッドを組み合わせた設計で、機能性はもちろん快適性も考慮されています。素材には、ファブリック、レザーまたはアルカンターラが設定されています。

アルファロメオ 4Cのスペックは?

4Cは、アルファロメオ量産車では初のMR方式(ミッドシップエンジン+後輪駆動)です。

エンジンは、アルミ製シリンダーブロック、新世代ターボチャージャー、超高圧式直噴インジェクター、吸気/排気側に備える連続可変バルブタイミング機構、スカベンジング(掃気)テクノロジーなどを備えた、オールアルミ製の新型1750cc直噴4気筒ターボ。

最高出力は177kW(240ps)/ 6,000rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/2,100-4,000rpmで、0-100km/hを4.5秒でこなします。組み合わせるトランスミッションは、2ペダルの アルファ TCT(6速乾式デュアルクラッチオートマチック)を採用しています。

ちなみに、4Cのネーミングは、1930-40年代の名車8Cや6Cに準じたもので、搭載エンジンのシリンダー(イタリア語でcilindri)の数を表しています。

アルファロメオ 4Cの中古価格は?

大手中古車情報サイトによると、アルファロメオ4Cの中古車は、4C/4Cスパイダーを合わせても十数台のみです。

最低価格は649万円、最高価格は891万円で、中古相場の平均価格は759.3万円となっています(2017年5月時点)。平均走行距離は4,906.6kmと短め。日本国内での販売が3年未満ということもあり、新車同様の中古車がほとんどという状況です。

最も安価な個体は、2015年式で走行距離は1.4万kmと4Cの中古車としては比較的走っています。車検は2018年2月です。

一方、最高価格の4Cは、同じ2015年式ながら、走行距離はわずか16kmと新車状態。ローンチエディションという特別仕様車で、カーボン製シリアルナンバープレート 専用カラーのブレーキキャリパー、エアクリーナー、ショックアブソーバー、リヤのアンチロールバーなどが専用品です。 販売店保証も2018年4月までついています。

発売から3年未満のためアルファロメオ 4Cの中古車は、それほど多くありません。4Cの中古車を狙うのであれば、最初にデリバリーされた車両が車検を迎えるまで、もう少し待ったほうが良いかもしれませんね。

とはいえ、コンパクトでも特別なエクステリアデザインと内装、そして醸し出すオーラはスーパーカーそのもの。お金があったらすぐにでも手に入れたいモデルでしょう。

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