デリバリーが待ちきれないジュリア…510馬力発揮するグレードも!
更新日:2024.09.09
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発売が待たれるアルファロメオの新型スポーツセダン「ジュリア」。本国ではすでに販売されていますが、日本への導入は2017年の夏以降と言われています。2017年4月現在のアルファロメオは、3ドアハッチのミトや5ドアハッチのジュリエッタ、スポーツクーペとオープンの4Cのみなので、Dセグメントのセダンを投入することで、ユーザー幅を一気に広げることになりそうです。さて、新型ジュリアは一体どんな仕上がりなのでしょうか?
ジュリアとはどんな車?
ジュリアは、戦後アルファロメオの中核となった歴史ある名前です。デビューは1962年、ジュリエッタの後継車種として4ドアセダンが登場。DOHCヘッドを持つ高性能な1.6L 4気筒エンジンをフロントに搭載していました。
後に2ドアクーペ、スパイダー(オープンモデル)を追加します。このジュリアは、マイナーチェンジなどによりいくつか排気量が存在していましたが、1977年に販売を終了しました。
今回復活したジュリアは、その後継にあたるモデルとなります。
ボディタイプは4ドアセダンでFR、またはFRをベースとした4WD。ボディサイズは、全長4,643mm×全幅1,873mm×全高1,436mmで、全幅がかなりワイドに設定されています。安定性を重視した結果なのでしょう。
デザインは、いかにも輸入スポーツセダンといった感じで、そこにアルファロメオのテイストを足した雰囲気です。
後に2ドアクーペ、スパイダー(オープンモデル)を追加します。このジュリアは、マイナーチェンジなどによりいくつか排気量が存在していましたが、1977年に販売を終了しました。
今回復活したジュリアは、その後継にあたるモデルとなります。
ボディタイプは4ドアセダンでFR、またはFRをベースとした4WD。ボディサイズは、全長4,643mm×全幅1,873mm×全高1,436mmで、全幅がかなりワイドに設定されています。安定性を重視した結果なのでしょう。
デザインは、いかにも輸入スポーツセダンといった感じで、そこにアルファロメオのテイストを足した雰囲気です。
エンジンスペックは?
見逃せないのは、そのスペックです。
ジュリア ベーシックモデル
まずベーシックモデルとなるジュリアですが、エンジンは排気量2.0Lの4気筒ターボ、最高出力200ps/5,000rpm、最大トルク33.7kgm/1,750rpmで、おそらくエントリーグレードになると思われます。パワー的には過不足のない動力性能を持ち合わせているのではないでしょうか?
組み合わせるトランスミッションには8速ATが奢られ、きびきびした走りと低燃費が期待できます。燃費は約16.9km/Lなので、大きさを考えれば、十分なスペックといえるでしょう。
組み合わせるトランスミッションには8速ATが奢られ、きびきびした走りと低燃費が期待できます。燃費は約16.9km/Lなので、大きさを考えれば、十分なスペックといえるでしょう。
ジュリア ヴェローチェ
200psでは物足りないという人におすすめなのが、ジュリア ヴェローチェです。
同じ2.0Lターボエンジンながら、最高出力280ps、最大トルク40.8kgmと大幅に性能アップ。車格とのバランスも良く売れ筋グレードとなるのではないでしょうか?トランスミッションは同じく8速ATとなります。
上級グレードのクアドリフォリオとのスペック差が激しいので、ヴェローチェが担う役割はかなり大きいと言えます。
同じ2.0Lターボエンジンながら、最高出力280ps、最大トルク40.8kgmと大幅に性能アップ。車格とのバランスも良く売れ筋グレードとなるのではないでしょうか?トランスミッションは同じく8速ATとなります。
上級グレードのクアドリフォリオとのスペック差が激しいので、ヴェローチェが担う役割はかなり大きいと言えます。
ジュリア クアドリフォリオ
ジュリアのハイエンドグレードとなるのが、クアドリフォリオです。
2.9L V型6気筒ターボエンジンは、最高出力510ps/6,500rpm、最大トルク61.2kgm/2,500rpmととにかくパワフルです。
トランスミッションは同じく8速ATです。なお、本国では6速MTの設定もありますが、日本に導入されるのか非常に気になるところです。
2.9L V型6気筒ターボエンジンは、最高出力510ps/6,500rpm、最大トルク61.2kgm/2,500rpmととにかくパワフルです。
トランスミッションは同じく8速ATです。なお、本国では6速MTの設定もありますが、日本に導入されるのか非常に気になるところです。
ジュリア2.2ディーゼル
さらに、もうひとつ用意されているグレードがディーゼルエンジン搭載モデル。ディーゼル化が進んだ欧州では、いまやディーゼルモデルをラインナップに用意することは必須です。また、ジュリアは車重が1,500kg近くあるので、トルクの太いディーゼルの特徴が活かされるでしょう。
排気量は2.2Lのターボディーゼルの出力は、150psと180psの2タイプが用意されます。最大トルクは180psモデルが45.9kgm/1750rpm、150psモデルが380Nm(38.7kgm)/1,500rpmと、いずれもトルクフルなスペックとなっています。
日本にすべてのグレードが導入されるかはわかりませんが、それぞれ大きく性能が異なるので、すべて導入していただきたいですね。
排気量は2.2Lのターボディーゼルの出力は、150psと180psの2タイプが用意されます。最大トルクは180psモデルが45.9kgm/1750rpm、150psモデルが380Nm(38.7kgm)/1,500rpmと、いずれもトルクフルなスペックとなっています。
日本にすべてのグレードが導入されるかはわかりませんが、それぞれ大きく性能が異なるので、すべて導入していただきたいですね。
ライバルはメルセデス・ベンツやBMW?
ジュリアは、近年のアルファロメオにはなかったジャンルの車ですが、欧州だけで見てもライバルは多くいます。
なかでも手強いのがドイツ勢です。セダンと言えば、メルセデス・ベンツやBMWが最も得意とするところです。具体的にはメルセデスのCクラスやBMWの3シリーズ、アウディA4、さらに他国ではジャガーXE、プジョー508あたりがライバルになります。
そこに満を持して投入されるジュリアですが、古くからアルファロメオには熱狂的なファンが多いことから、これまでライバルに流れていた層を奪還できる可能性も大いにあります。
気になる価格ですが、アメリカでは最もベーシックなモデルが$37,995(約420万円)、クワドリフォリオは$72,000(約800万円)となっているので、日本発売の際は、これよりも若干上乗せされるものと思われます。
熱い走りに所有感の高いスタイリングは、どれだけのファンを獲得できるのでしょうか?楽しみですね。
なかでも手強いのがドイツ勢です。セダンと言えば、メルセデス・ベンツやBMWが最も得意とするところです。具体的にはメルセデスのCクラスやBMWの3シリーズ、アウディA4、さらに他国ではジャガーXE、プジョー508あたりがライバルになります。
そこに満を持して投入されるジュリアですが、古くからアルファロメオには熱狂的なファンが多いことから、これまでライバルに流れていた層を奪還できる可能性も大いにあります。
気になる価格ですが、アメリカでは最もベーシックなモデルが$37,995(約420万円)、クワドリフォリオは$72,000(約800万円)となっているので、日本発売の際は、これよりも若干上乗せされるものと思われます。
熱い走りに所有感の高いスタイリングは、どれだけのファンを獲得できるのでしょうか?楽しみですね。