FJクルーザーの後継モデル!? コンセプトモデル「FT-4X」が2018年に発売か?

トヨタ FT-4X

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2017年ニューヨーク国際自動車ショーで、トヨタのクロスオーバーSUVコンセプト「FT-4X」がワールドプレミアを迎えました。そのルックスから日本で大人気ながら生産を終了したFJクルーザーの後継車では?と噂されています。FT-4Xとはどんな車なのでしょうか?
Chapter
トヨタのコンセプトモデル「FT-4X」とは?
FT-4Xのエクステリア
FT-4Xのインテリア
FT-4Xのアウトドアに役立つ車載装
左右分割一体式冷温ボックス内蔵バックドア!?
FT-4XはFJクルーザー後継車なのか?

トヨタのコンセプトモデル「FT-4X」とは?

2017年ニューヨーク国際自動車ショーで発表された、トヨタのクロスオーバーSUVのデザインスタディモデルです。

2017年4月現在、コンセプトモデルの域を出ないためか、市販化については一切明言されていません。FT-4Xのエクステリアがランクル70系モチーフのフューチャーモダンなデザインであることから、惜しまれながら生産終了になったFJクルーザーの後継車と噂されています。

FT-4Xのエクステリア

「X」をデザインモチーフとして随所に取り入れながら、過去のトヨタオフローダーデザインの継承も念頭におかれています。フロントグリルはランクル70系をモチーフにしたレトロ感とフューチャー感が組み合わされたデザインです。

ボディデザインで特徴的なのは、CピラーとDピラーです。ブラックアウトしたリアウインドウで連続的な処理となり、骨太で堅牢、強固なオフロードSUVらしいデザインになっています。

FT-4Xのインテリア

シンプルの極致そのものです。70年代のランクルの内装を思わせますが、機能は現代的で多彩です。

インパネ正面には上部にスマーフォンを配置し、ナビゲーションやオフロード情報を表示するアプリを使用できます。

その下部にデジタル式スピードメーターと燃費計がありますが、タコメーターはなさそうです。ステアリング左ノーマル、サンド、スノーの3パターンのテレインセレクトダイヤルが装備され、オフロード寄りのクロスオーバーであることがわかります。

FT-4Xのアウトドアに役立つ車載装

装備は脱着可能なものが多く、アウトドアで役立つものばかりです。

コンソールボックスの巨大なハンドルはナビ、オーディオ、空調のセレクトダイヤルで、取り外してもオーディオを楽しめます。センターコンソールは、寝袋を丸めたものです。

ドアトリムにはドリンクボトルが内蔵され、天井のライトも取り外し可能です。さらにサイドミラーにはアクションカムも内蔵されており、迫力あるオフロード走行を記録できます。

左右分割一体式冷温ボックス内蔵バックドア!?

バックドアは左右分割式で左右に開きますが、左右ドアを一体式として通常のハッチバックのように上にも開きます。

その左右のバックドアには冷蔵ボックスと保温ボックスが内蔵されています。冷蔵能力はアイスキャンデーの冷凍も可能なようです。

いつ災害が来るか分からない日本では、サバイバルビークルとしても人気を博しそうですね。

FT-4XはFJクルーザー後継車なのか?

では、FT-4XはFJクルーザー後継車なのでしょうか?

公開されているFT-4Xのボディサイズを見てみると、全長4,250mm×全幅1,821mm×全高1,623mmとなっています。

全長、全幅、全高はデザイン次第で変更可能なので、ホイールベースに着目してみましょう。

FT-4Xのホイールベースは2,640mmで、FJクルーザーの50mmマイナス、ハリアーの20mmマイナス、C-HRと同一です。TNGA-Cシャーシを使用していることがわかりますね。

FJクルーザーの後継車というよりは、C-HRのデザイン別姉妹車、または次期RAV4と考える方が自然でしょうね。

もしC-HRのバリエーションなら、C-HRの販売が全世界的に好調で納車時期も7カ月であることから、2018年に発売する意味があまりなさそうです。

しかし、次期RAV4であるなら、海外専用車となった現行型が2013年より販売されていることから、2018~2019年頃に発売する可能性は十分あります。

ちなみに現行RAV4の兄弟車であるハリアーとレクサス NXも、同時期に次期型へのモデルチェンジが予想されています。かなりオフローダーよりのデザインも、この3兄弟での役割分担を考えたら納得できます。

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