上質なインテリアと力強いエクステリア!ヴァンガードはライトオフローダーのステップアップに最適

ヴァンガード

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トヨタ ヴァンガードを一言でまとめるなら「RAV4の皮をかぶったハリアー」です。エクステリアは北米仕様RAV4ベース、インテリアはハリアー譲りの上質感と、クルーガー譲りの使い勝手の良さで、ヴァンガードを後継とした先代モデル3車の特徴がよくまとまっています。
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Active & Luxuryをテーマに、走行性能と上質な内外装スタイルを両立
力強さと上質さを融合したエクステリアデザイン
快適で使い勝手の良い広々とした空間のインテリア
2代目ハリアー後継として内装の上質さと使い勝手の配慮はなかなか

Active & Luxuryをテーマに、走行性能と上質な内外装スタイルを両立

ヴァンガードはトヨペット店のハリアー(2代目)とカローラ店のクルーガーという2つの上級SUVと、オフロード志向も強かったRAV4のカローラ店取り扱い分を置き換える目的で、北米版RAV4をベースに開発されました。

そのため、RAV4後継としては走行性能をそのまま活用するとして、北米版RAV4から装備や内外装の充実化を図ったのです。

とはいえ安全性能などの装備は元々北米の方が日本より進んでいましたので、そのまま日本仕様に導入する形となりました。

その結果、エクステリアとインテリアの構成は以下のようになっています。

力強さと上質さを融合したエクステリアデザイン

[力強さの表現]
・フェンダーと一体化した大型バンパーによる踏ん張り感
・スリムで精悍なヘッドランプを外側に配置
・エンジンフード上に盛り上がった2本のライン
・メリハリあるフォグランプ周りのデザイン

[サイドの伸びやかなシルエット]
・エンジンフードからルーフ、リヤスポイラ-へとスムースに続く造形

[リヤにも上質感を演出]
・サイドまで回り込んだバンパーで安定感を表現
・コンビネーションランプにクリアレンズとLEDランプを採用

[歩行者傷害軽減にも配慮した衝突安全ボディ GOA]
・コンパティビリティの概念を取り入れ、全方位からのさまざまな衝突試験に対応
・衝突時の衝撃を骨格部材に効果的に荷重分散し吸収するボディ構造を採用
・生存空間やダミーの傷害値においてトヨタ自動車独自の目標をクリア
・頭部傷害軽減においてクラストップレベルの保護性能を追求し、歩行者傷害軽減に配慮

快適で使い勝手の良い広々とした空間のインテリア

[開放感と高級感、上質さの演出]
・横への広がりを強調すて開放感のある上下二枚翼構成のインストルメントパネル
・センタークラスターやドアトリムなどに採用した気品あふれるブロンズ調加飾
・シート表皮は上質な本革と「アルカンターラR」の組み合わせ
・こだわった表皮の質感と座り心地
・大径オプティトロンメーターは視認性に優れた独立3眼式

[使い勝手の良さ]
・段差の少ない荷室を実現するスーパーチルトダウン機構を採用
・リクライニング機構付の6:4分割可倒式セカンドシート
・バックドア側からの可倒操作を可能にする遠隔操作レバー(2列シート車)
・座り心地が良く、床下格納可能で広いラゲージスペースを創出するサードシート(3列シート車)

[ラゲッジスペースのゆとり]
・ラゲージスペースの積み降ろしを容易にするため床下部品を薄型化しリア開口部の地上高は低く
・リヤショックアブソーバーを斜めに配置して荷室幅を拡大

2代目ハリアー後継として内装の上質さと使い勝手の配慮はなかなか

エクステリア面の造形はあくまで北米仕様RAV4がベースなので、カローラ店で扱っていたクルーガーやRAV4に近いものがあります。

一方、アルカンターラなど素材にこだわった内装の方はハリアー後継に相応しい上質さを持っており、高い走行性能を合わせれば、オンロードからオフロードまであらゆる状況で車内の快適性を実現した1台と言えるでしょう。スペース的には小さいとはいえ3列シート車ではいざとなれば7人乗車が可能なのもありがたい事で、最近こうしたクロスオーバーSUVは高価なものを除けば減っています。

また、基本的にはRAV4のロングボディ仕様という事で2列シート仕様の荷室はかなり広大で、パワフルな3.5リッターエンジンと合わせRAV4やCR-Vからのステップアップ的な乗り換え向きです。

案外こうした「かゆいところに手が届く仕様」のクルマが中古市場で豊富なタマ数があり、2.4リッター、3,5リッターモデルともに80万円台からと、安価に購入できる状況がありがたい人もいるのでは無いでしょうか?

ヴァンガードは販売台数が多かったため、現在中古車市場にもタマ数が多く出回っています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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