中古車で買いなのか!?トヨタ FJクルーザーはどんなクルマ?
更新日:2024.09.09
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トヨタ FJクルーザーは2006年からアメリカで販売され、2010年から日本国内でも販売されたSUVです。アメリカでは2014年、日本国内では2018年に販売終了となりました。本記事ではFJクルーザーに関する歴史やグレード、中古車事情までご紹介していきます。
文・西川 昇吾
文・西川 昇吾
トヨタ FJクルーザーの概要
2003年デトロイトモーターショーでコンセプトモデルが発表され、2006年3月からアメリカ市場で販売が開始されたモデルです。日本市場では2010年末から販売開始され、アメリカ市場では2014年2月まで、日本市場では2018年1月まで販売されていました。
まず特徴的なのが、そのエクステリアデザイン。丸目のヘッドランプやフロントグリルはFJ40型ランドクルーザーを彷彿とさせ、他のSUVと比べても立てられたフロントウインドウや、つや消し黒の外装パーツがレトロで無骨なイメージを与えています。
しかし、一見2ドアに見えるFJクルーザーには観音開きのドアが与えられており、全体の印象はスタイリッシュ。「レトロモダン」という言葉がピッタリな1台です。そんな見た目は「バリバリのクロカンモデル」という印象を受けるFJクルーザーですが、見掛け倒しじゃないのが魅力。
シャーシはランドクルーザープラドと共通のラダーフレームを採用し、4L V6エンジンはトルクフルな走りを実現。そしてトランスファーも装備。国内販売時「個性派SUV」とアナウンスされていましたが、クロカンモデルとアナウンスしても納得のスペックです。
まず特徴的なのが、そのエクステリアデザイン。丸目のヘッドランプやフロントグリルはFJ40型ランドクルーザーを彷彿とさせ、他のSUVと比べても立てられたフロントウインドウや、つや消し黒の外装パーツがレトロで無骨なイメージを与えています。
しかし、一見2ドアに見えるFJクルーザーには観音開きのドアが与えられており、全体の印象はスタイリッシュ。「レトロモダン」という言葉がピッタリな1台です。そんな見た目は「バリバリのクロカンモデル」という印象を受けるFJクルーザーですが、見掛け倒しじゃないのが魅力。
シャーシはランドクルーザープラドと共通のラダーフレームを採用し、4L V6エンジンはトルクフルな走りを実現。そしてトランスファーも装備。国内販売時「個性派SUV」とアナウンスされていましたが、クロカンモデルとアナウンスしても納得のスペックです。
トヨタ FJクルーザーの豊富な色のバリエーション
ホワイトルーフが特徴的なFJクルーザー。国内販売開始当初は7色でした。定番色のブラックやホワイト、グレーメタリックの他に、イエローとブルー、あずき色のようなブリックレッドメタリックレッド、迷彩色を彷彿とさせるベージュが用意されていました。
2011年8月にブリックレッドメタリックレッドが廃止され、11月に「レッドカラーパッケージ」と「ブラックカラーパッケージ」が追加されました。レッドカラーパッケージは今までより、より鮮やかなレッドとなり、ルーフも同色になります。
2012年のマイナーチェンジでオレンジとグレイッシュブルー、セメントグレーメタリックが追加されます。その際にレッドとイエロー、グレーメタリックは廃止になりました。
2013年にダークグリーンと洋上迷彩をイメージさせるスモーキーブルーが追加され、7色展開になります。
2014年にイエローが復活。ダークグリーンとオレンジが廃止となります。
細かに取り上げるとこのようになりますが、何かとボディカラーの入れ替えが激しかったFJクルーザー。お気に入りのボディカラーを絞って中古車を探すのは苦労するかもしれません。また、そのコンセプトからか、迷彩チックなボディカラーが多いのも特徴です。
2011年8月にブリックレッドメタリックレッドが廃止され、11月に「レッドカラーパッケージ」と「ブラックカラーパッケージ」が追加されました。レッドカラーパッケージは今までより、より鮮やかなレッドとなり、ルーフも同色になります。
2012年のマイナーチェンジでオレンジとグレイッシュブルー、セメントグレーメタリックが追加されます。その際にレッドとイエロー、グレーメタリックは廃止になりました。
2013年にダークグリーンと洋上迷彩をイメージさせるスモーキーブルーが追加され、7色展開になります。
2014年にイエローが復活。ダークグリーンとオレンジが廃止となります。
細かに取り上げるとこのようになりますが、何かとボディカラーの入れ替えが激しかったFJクルーザー。お気に入りのボディカラーを絞って中古車を探すのは苦労するかもしれません。また、そのコンセプトからか、迷彩チックなボディカラーが多いのも特徴です。
トヨタ FJクルーザーとランドクルーザーとの比較
シャーシを共有しているランドクルーザーシリーズと比較した場合の大きな違いですが、まず注目すべきはエンジン。国内販売時期が同時期となる200系は4.6L V8という、より大きなエンジンを搭載。ただし4代目プラドはFJクルーザーと同エンジンを搭載しました。
しかしドライブトレーン、シャーシを共有しているこの2車の大きな違いは、やはりそのコンセプトでしょう。どちらもオフロードの走破性は高いですが、どちらかといえばファッション志向が強いのがFJクルーザーです。
観音開きドアを採用したエクステリアデザインなどからそれを感じます。対するランドクルーザーシリーズは長い歴史があり、世界のあらゆる道で重宝されてきたクルマ。言わば必要とされる「道具」です。そのため、よりランドクルーザーの方が実用志向の高い造りとなっています。
しかしドライブトレーン、シャーシを共有しているこの2車の大きな違いは、やはりそのコンセプトでしょう。どちらもオフロードの走破性は高いですが、どちらかといえばファッション志向が強いのがFJクルーザーです。
観音開きドアを採用したエクステリアデザインなどからそれを感じます。対するランドクルーザーシリーズは長い歴史があり、世界のあらゆる道で重宝されてきたクルマ。言わば必要とされる「道具」です。そのため、よりランドクルーザーの方が実用志向の高い造りとなっています。
トヨタ FJクルーザーの中古車事情
比較的まだ新しいモデルであるFJクルーザー。新車乗り出し価格が約350万円ということを考えると中古平均車両価格は、2020年2月現在271.5万円とまだまだ高値の傾向が続きます。年式ごとの価格差はあまり大きくなく、走行距離に対しての差が大きくなっています。
中古車を選ぶ際のポイントとしては、やはりボディカラーでしょう。ブラックが多いですが、それ以外のボディカラーも多く市場には流通していて、カラーラインアップが多いのがこのクルマの特徴の一つ。お目当てのボディカラーがあるならば、根気よく待つしかありません。逆に出て来た時は急いだ方が吉でしょう。
中古車を選ぶ際のポイントとしては、やはりボディカラーでしょう。ブラックが多いですが、それ以外のボディカラーも多く市場には流通していて、カラーラインアップが多いのがこのクルマの特徴の一つ。お目当てのボディカラーがあるならば、根気よく待つしかありません。逆に出て来た時は急いだ方が吉でしょう。
近年のSUVブームも相まって人気が高いFJクルーザー。個性的なデザインやオフロードもイケるタフな走破性。アウトドアを楽しむ若者にもピッタリの一台と言えます。人と被らないクルマが欲しいというアウトドアユーザーは、ぜひ探してみてはいかがでしょうか?