ランボギーニ カウンタックが稀に新車状態で買える!?廃盤車種が現存する理由

カウンタック

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1971年に製造され瞬く間にスーパーカーの代名詞となった伝説のスーパーカー、ランボルギーニ カウンタック。日本のスーパーカーブームの火付け役でもあります。

ランボルギーニ25周年記念モデルの25th アニバーサリーを最後に、1990年に製造を停止しました。

そんなランボルギーニ カウンタックが中古車ではなく新車として買えるという噂が…!?
Chapter
ランボルギーニ カウンタックはスーパーカーブームの火付け役!
ランボルギーニ カウンタックは1990年に発売停止
新車同然のカウンタックが現存する理由
カウンタック以外にも、廃盤車種が新車で買えた背景
カウンタック・リバースとは

ランボルギーニ カウンタックはスーパーカーブームの火付け役!

そして、1974年に登場し(日本登場は1976年)、スーパーカーブームを巻き起こした主役とも言われていたランボルギーニ カウンタック。

「カウンタック」の由来は、イタリアのピエモンテ地方の方言で、”わぉ!”を意味する「クゥンタッチ」からきています。確かに、昭和51年という時代にこのような未来的なクルマを目にすれば誰でもそうリアクションをしてもおかしくありません。

ましてや現代であっても「珍しい」という印象を持つ画期的なクルマです。巨大なV12エンジンをミッドに縦置きし、直線と曲線を見事に融合したデザインは非常に斬新。手掛けたのはデザインの巨匠・マルチェロ・ガンディーニでした。

ランボルギーニ カウンタックは1990年に発売停止

いつまでも色褪せない圧倒的な存在感のカウンタック。LP400の発売当時の販売価格は2000〜2500万円で、これは現在の価値で換算するとなんと5000万円以上!

誰もが憧れたカウンタックは当然ながら、もう新車としては手に入らないはずですが…。

新車同然のカウンタックが現存する理由

その答えは当時の日本のバブル景気にあります。スーパーカーブームの後に起こったバブル景気により、なんとカウンタックの所有台数は日本がナンバーワンでした。

もちろん純粋に愛車として購入した方も多かったのですが、商社や資本家たちが投機目的で大量のカウンタックを購入。その時のカウンタックが誰の手にも渡らず現在まで倉庫で保管し続けられていました…。

そんなカウンタックたちが市場に稀に市場に登場する、というカラクリです。

カウンタック以外にも、廃盤車種が新車で買えた背景

ランボルギーニ カウンタックの他にも発売停止モデルが、新車として買える車がありました。

それが日産 フェアレディZ31。Z32が発売されているにも関わらずZ31が新車として購入出来たのです。輸出された欧州向けの左ハンドルモデルが逆輸入で日本に帰ってくるというからくり。わざわざそんなことしなくても…といった感じですが稀少性はバツグンです。

スーパーカー界の絶対的な王者カウンタック。そのカウンタックを新車として手に入れることが出来るかもしれないないんて、夢のある話ですね。

カウンタック・リバースとは

言葉から想像がつくかもしれませんが、これはカウンタック特有の駐車方法です。

見た目はカッコいいカウンタックですが、何とも後方視界が悪いです。そのため、通常の方法でバック駐車するにはあまりにも危険。そこで、カウンタックのオーナーはガルウィングのドアを開き、サイドステップに腰かけて後方を確認しながらバック駐車を行うようになりました。

これが「カウンタック・リバース」です。

それでは、実際にカウンタック・リバースの様子をご覧ください!
カウンタック・リバースという名前がついていますが、ガルウィングドアの車を持っている方ならば再現することができます。ガルウィングのオーナーだけに許された特権です笑

しかし、カウンタック・リバースを行う際には注意点が1つあります。ドアを開けた状態の車はかなり高くなります。

持ち主の方は、くれぐれも屋内の駐車場で行う際には注意して、できれば屋外で行うようにしてくださいね!
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