リムジンパーティーの裏事情。どのくらい儲かっているのか?

映画のワンシーンに登場したり、セレブがホテルのパーティーなどに行く際に乗るのがリムジンのイメージでしょう。つまり、ごく一部の富裕層の戯れのためにあるクルマ…?と思いきや、実は私達も気軽に乗って楽しむことが出来るのです。そう、女子大生を中心に人気のリムジンパーティーです。今回はこのリムジンパーティーの事情に触れてみましょう。

Chapter
そもそもリムジンって…?
意外と安い!? リムジンパーティーでの女子会
リムジンは利益率も良い!? しかし悪質な業者にはご用心

そもそもリムジンって…?

後部座席、居住スペースを大幅に引き延ばしたセダンタイプのクルマを一般的にリムジンと認識されています。

リムジンは、もともとは欧州における馬車の型式が語源で、御者と客室を切り離したタイプでした。そのボディをストレッチ(引き伸ばす)したものが、ストレッチリムジンで、東京や大阪、名古屋などでたまに見かける、ダックスフンドのようなあの長いボディの車です。

ストレッチリムジンは、居住スペースや乗車店員を増やす狙いが当然ありますが、ロングホイールベース化により、車体の揺れを減少させる効果も狙っているとのこと。 10名前後が乗車できる仕様となっており、またその広い居住スペースをあえて贅沢に使う、といった内装が多く見受けられます。こうした車両ゆえに、基本的にはレンタルで利用するのが各国での傾向となっているようです。

ここ日本でも近年、このリムジンを貸し切って「リムジンパーティー」を行う楽しみ方が定着しつつあるようです。

意外と安い!? リムジンパーティーでの女子会

リムジンをレンタルするだなんて!と思われるかもしれませんが、現在多くの業者がリムジンの貸し出しを行っており、その料金も思いのほか安いといえるかもしれません。

「リムジンパーティー」を企画している業者のHPをチェックしてみると、おおよそ60分20,000円~40,000円といった価格帯が見えてきます。

レンタル価格に開きがあるように思いますが、これはサービス内容の違いによるもの。実際にはどの業者でもそれほど差はないといえるのではないでしょうか。

仮に60分30,000円の業者でチャーターし、90分のクルーズを楽しむとしましょう。基本料金は45,000円ということになります。

こうしてみると決して安いとは言えなくなるわけですが、先に述べたようにリムジンは「大勢で乗れる」わけです。9人で乗り込めば、一人当たり会費5,000円でOK、ということになります。

いやいや飲食代は別でしょう?と思うところですが、”飲食物持ち込みOK”という業者が多く、うまく利用すれば居酒屋で飲むのとさほど変わらない価格でセレブ気分をエンジョイできるのです。

つまり、おつまみやお酒に場所代が入っているのか、場所代とお酒を別にするのか、という考え方の違いで、トータルでみれば、お店でパーティーを開くのとそれほど変わらないし、リムジンなら街をクルーズしながらパーティーができるというメリットもあるのです。

そんなこともあって女子会やサプライズパーティーなど、そのニーズは拡がりを見せているようです。

リムジンは利益率も良い!? しかし悪質な業者にはご用心

たとえばレンタカーでエルグランドクラスのミニバンを6時間借りたとしても18,000円ほど。1時間単価は3,000円ほどとなります。

タクシーでも30,000円分の売り上げを計上するには、相当な距離とお客を乗せなければ達成できないでしょう。

そう考えると、このリムジンレンタルというのは利益率が非常に高いサービスといえるのではないでしょうか。

もちろん、特殊車両であるストレッチリムジンの購入費用や維持費、というイニシャル・ランニングコストは必要となりますが、予約さえ入れば非常に美味しいビジネスといえるのかもしれませんね。

いずれにせよまだ新しいビジネスモデルだけに、脱法業者もあるようなので、その点は気を付けなければなりません。つまり業者が営業免許を取得しているか、ということです。

これは道路運送車両法の『旅客自動車運送事業』という許認可にあたり、ナンバープレートもタクシー同様、緑地のものでなければなりません。もしも白いナンバーのリムジンであれば、それは「白タク」と同様に位置づけられ、違法となります。

こうした場合、事故に遭った際など保険適用にならないケースもあるので要注意です。

近年勃興してきたサービスなので、まだ利用したことのない方も多いとは思いますが、利用方法次第では手ごろな価格で楽しめるリムジンレンタルサービス。

一度、非日常を味わってみたい…なんて考えてしまうのは私だけでしょうか。