マツダCX-5新旧比較!新型と旧型の違いや特徴を徹底解説
更新日:2024.09.09
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2017年2月、フルモデルチェンジとなったマツダ CX-5。クリーンディーゼル「SKYACTIVE-D」を引っ提げ登場し、鮮烈な印象を残したのが2012年のこと。それから5年の歳月を経て、新型はどのような進化を遂げたのでしょうか。
マツダのブランドイメージを刷新したCX-5
2012年に「魂動デザイン」という新たなブランドイメージとデザインアイコンを引っ提げ鮮烈に登場したのがマツダ CX-5。
初年度2012年と、翌年の2013年には、2連連続してSUV国内販売台数第1位という栄誉に輝きました。うち約8割がディーゼル「SKYACTIVE-D」を積んだ仕様でした。
搭載エンジンは、当初2.0Lの直噴ガソリン「SKYACTIVE-G 2.0」と、2.2Lディーゼル「 SKYACTIVE-D 2.2」のラインナップでしたが、2013年には2.5Lの直噴ガソリン「SKYACTIVE-G 2.5」が追加され、3種類のパワーユニットが選べるようになりました。なかでも42.8kgmもの大トルクを発生するディーゼルエンジン仕様が人気の原動力となったことは、興味深い事実です。
2017年の東京オートサロンで姿を現した新型CX-5は、ダイナミックな造形は変わらず、全体のイメージ自体は踏襲しつつ、更なる上質感を感じさせるデザインとなっています。グリルとヘッドライトがつながった意匠のフロントマスクは先代より洗練され、ある種の上品さも感じさせます。
ボディサイズは先代モデルに比べて前後トレッドを約10mm拡大し、全高を15mm下げることにより、精悍さを強めました。また、全体の質感を際立たせる特別色「ソウルレッドプレミアムメタリック」もエクステリアにおいてのトピックです。
こうしてダイナミックさに加え上質感も得た新型CX-5は、ブランドを次のステージへと導こうとしているのではないでしょうか。
初年度2012年と、翌年の2013年には、2連連続してSUV国内販売台数第1位という栄誉に輝きました。うち約8割がディーゼル「SKYACTIVE-D」を積んだ仕様でした。
搭載エンジンは、当初2.0Lの直噴ガソリン「SKYACTIVE-G 2.0」と、2.2Lディーゼル「 SKYACTIVE-D 2.2」のラインナップでしたが、2013年には2.5Lの直噴ガソリン「SKYACTIVE-G 2.5」が追加され、3種類のパワーユニットが選べるようになりました。なかでも42.8kgmもの大トルクを発生するディーゼルエンジン仕様が人気の原動力となったことは、興味深い事実です。
2017年の東京オートサロンで姿を現した新型CX-5は、ダイナミックな造形は変わらず、全体のイメージ自体は踏襲しつつ、更なる上質感を感じさせるデザインとなっています。グリルとヘッドライトがつながった意匠のフロントマスクは先代より洗練され、ある種の上品さも感じさせます。
ボディサイズは先代モデルに比べて前後トレッドを約10mm拡大し、全高を15mm下げることにより、精悍さを強めました。また、全体の質感を際立たせる特別色「ソウルレッドプレミアムメタリック」もエクステリアにおいてのトピックです。
こうしてダイナミックさに加え上質感も得た新型CX-5は、ブランドを次のステージへと導こうとしているのではないでしょうか。
CX-5のパワーユニット
新型CX-5に用意されるエンジンは、以下の3つです。
・2.0L 直4エンジン SKYACTIVE-G
最高出力155馬力/6,000rpm、最大トルク20kgm/4,000rpm
JC08モード燃費16km/L(2WD)
※数値は初代と変わらず
・2.5L 直4エンジンSKYACTIVE-G
最高出力190馬力/6000rpm、最大トルク25.0kgm/4000rpm
JC08モード燃費14.8km/L
※出力は初代より6馬力UP、燃費は0.2km/L向上
・2.2L直4ディーゼルターボSKYACTIVE-D
最高出力175ps/4500rpm、最大トルク42.8kgm/2000rpm
JC08モード燃費18.0km/L(2WD)
※初代とスペック変わらず
いずれも先代からのキャリーオーバーで、スペック自体に大きな変化はありません。
しかしながらSKYACTIVE-Dには、「DE精密過給制御」を搭載し、アクセルレスポンスの向上、ピストンピンに組み込んだダンパーでノック音を低減させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー」、燃料噴射タイミングを制御して、エンジンパーツの振動と燃焼の振動の周波数重ねて打ち消す「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」といった技術を採用。
新型で高められた室内の静粛性とあいまって、ディーゼルのネガであるノック音軽減と、ドライバーが感じる走り滑らかさに注力しています。
ディーゼル仕様は、マツダの看板グレードで人気があるだけに、開発も力を入れたのでしょう。エクステリアデザイン同様、上質な乗り味に拘ったともいえます。
また、全車に車両運動制御技術、SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSの第1弾、「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」を搭載しました。これは、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンのトルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールするもので、ドライブフィールを格段に向上させています。
・2.0L 直4エンジン SKYACTIVE-G
最高出力155馬力/6,000rpm、最大トルク20kgm/4,000rpm
JC08モード燃費16km/L(2WD)
※数値は初代と変わらず
・2.5L 直4エンジンSKYACTIVE-G
最高出力190馬力/6000rpm、最大トルク25.0kgm/4000rpm
JC08モード燃費14.8km/L
※出力は初代より6馬力UP、燃費は0.2km/L向上
・2.2L直4ディーゼルターボSKYACTIVE-D
最高出力175ps/4500rpm、最大トルク42.8kgm/2000rpm
JC08モード燃費18.0km/L(2WD)
※初代とスペック変わらず
いずれも先代からのキャリーオーバーで、スペック自体に大きな変化はありません。
しかしながらSKYACTIVE-Dには、「DE精密過給制御」を搭載し、アクセルレスポンスの向上、ピストンピンに組み込んだダンパーでノック音を低減させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー」、燃料噴射タイミングを制御して、エンジンパーツの振動と燃焼の振動の周波数重ねて打ち消す「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」といった技術を採用。
新型で高められた室内の静粛性とあいまって、ディーゼルのネガであるノック音軽減と、ドライバーが感じる走り滑らかさに注力しています。
ディーゼル仕様は、マツダの看板グレードで人気があるだけに、開発も力を入れたのでしょう。エクステリアデザイン同様、上質な乗り味に拘ったともいえます。
また、全車に車両運動制御技術、SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSの第1弾、「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」を搭載しました。これは、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンのトルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールするもので、ドライブフィールを格段に向上させています。
進化著しい安全装備
安全装備も進化しています。
ヘッドライトには左右各12ブロックのLEDを個別に自動点灯・消灯できる「アダプティブ・LED・ヘッドライト」を採用。対向車等を感知してハイビームを部分消灯するなど、夜間の視認性向上に寄与しています。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は、追従速度を0km/Lに変更、0~100km/hまでの速度域で追従可能。近年増えている誤発進事故を防ぐAT誤発進抑制制御(前進時)は、全車標準装備としています。
さらに、車両や障害物に加え、歩行者の検知も可能な「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」は全車装備。アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(PROACTIVEおよびL Package)装備車には、速度制限・進入禁止・一時停止の交通標識を認識し、ディスプレイに表示する「交通標識認識システム(TSR)」が追加されます。
エクステリアだけでなく、安全装備も大幅に進化。また上質感をもたらしたインテリアは居住性の向上にもつながっています。
エクステリアデザインでわかるように、今回マツダはCX-5を「より上質に」フルモデルチェンジしたといえるでしょう。まさにマツダブランドの次のステージへの挑戦状、ともいえるのがこの新型CX-5なのではないでしょうか。
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さらに、車両や障害物に加え、歩行者の検知も可能な「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」は全車装備。アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(PROACTIVEおよびL Package)装備車には、速度制限・進入禁止・一時停止の交通標識を認識し、ディスプレイに表示する「交通標識認識システム(TSR)」が追加されます。
エクステリアだけでなく、安全装備も大幅に進化。また上質感をもたらしたインテリアは居住性の向上にもつながっています。
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