マツダ CX-6はCX-5と何が変わるのか?

CX-5

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2017年2月にモデルチェンジを行ったCX-5、人気SUVモデルだったこともあり、マーケットでも好意的に受け止められています。そんなCXシリーズに「CX-6」という新たな兄弟車が追加される噂があるのです。
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マツダからミニバンモデルが消える!?
MPV、ビアンテ、プレマシー 画像ギャラリー
CX-6はCX-5をベースにしたミニバンSUVモデルか!?
CX-6はミニバンマーケットに活路を開けるか!?

マツダからミニバンモデルが消える!?

現在、マツダが生産するミニバンは、「ビアンテ」と「プレマシー」の2車種です。

しかし、この2車種は2017年中に生産終了との噂があります。確かに、現在のCXシリーズで展開している"魂動デザイン”以前のスタイルは、少々旧型感もありプレゼンスとしての弱さも露呈してきています。

とはいえ、3列シート&スライドドアを備え、ファミリー層に訴求してきたミニバンがなくなるのは、マツダとしてもダメージにつながりますし、ラインナップの拡充が早急に求められるところ。

そこで浮上してきたのが、CX-6というモデルネームの存在です。

MPV、ビアンテ、プレマシー 画像ギャラリー

CX-6はCX-5をベースにしたミニバンSUVモデルか!?

”魂動デザイン”を体現したCX-5は、トルクフルなクリーンディーゼルエンジン、SKYACTIV-Dの搭載もあり、幅広い層から支持を受けているモデルです。

このCX-5をベースにして、車内空間を拡充、そして3列シートを配して7人乗りとしたモデルが、「CX-6」として登場するのではないかと噂されています。

国外のマツダには、CXシリーズトップグレードの「CX-9」が存在しています。CX-9には、3列シートが奢られており、日本導入が期待されています。しかし問題なのが、そのボディサイズです。

全長5,065mm×全幅1,969mm×全高1,716mmと、日本国内で走らせるには少々大柄すぎるため、導入が見送られているようです。実際、ご主人や奥様、ときにはご子息が運転する可能性もあるファミリーカーとしては、取り回しに難アリというところでもあります。

そのためCX-6は、CX-5とCX-9の折衷的存在になると考えられます。CX-5のボディサイズは、全長4,540mm×全幅1,840mm×全高1,705mm。全長は若干延長されるにせよ、おおよそこのサイズであれば、取り回しという意味でもさほど問題なくファミリーユースに用いることができることでしょう。

そしてパワーユニットは、SKYACTIV-Dを搭載となるのではないでしょうか。

■SKYACTIV-D 2.2 スペック
エンジン:2,188cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
最高出力:129kW(175ps)/4,500rpm
最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2,000rpm

また、CX-5はJC08モード燃費が18.0km/Lと、環境性能にも優れていますから、CX-6も同様のパワーユニットであれば、当然環境性能にも期待が出来そうです。

CX-6はミニバンマーケットに活路を開けるか!?

2016年度(2016年4月~2017年3月)の車種別販売台数をチェックすると、各メーカーのミニバンモデルが上位にランクインしていることがわかります。トップ15内の車種からチェックしてみると、以下のような結果です。

3位…トヨタ シエンタ          127,392台
6位…トヨタ ヴォクシー         92,421台
7位…日産 セレナ                  90,369台
10位…ホンダ フリード          75,384台
13位…トヨタ ノア                55,061台
14位…トヨタ ヴェルファイア 53,799台

SUVモデルが活況とはいえ、マーケット的にはミニバンもまだまだ元気なのです。しかし先に挙げたマツダのビアンテ、プレマシーといったモデルは、トップ30にもランクインしていません。

マツダにとっては、マーケットの大きなミニバン市場に商品力の高いモデルを投入することは喫緊の課題でしょうし、人気モデルのCX-5を活かしたミニバンSUVともいえるCX-6を投入は、必然の状況ともいえるのではないでしょうか。

ミニバン市場でも、マツダの動向に注目の2017年となってきましたね。

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