マツダ CX-5はガソリンとディーゼルどちらを買うべきか?

CX-5

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日本を代表するディーゼルSUVといえば、マツダのCX-5を挙げる人は多いでしょう。日本のみならず世界で評価されているエンジンでもありますね。

近年、ディーゼルエンジンの注目度が高まっているため、ガソリングレードの存在は、その陰に隠れがちです。

さて、CX-5はガソリンとディーゼル、どちらを買うべきなのでしょうか。

※ 2020年1月時点
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新型CX-5はより洗練されたデザイン
ガソリンエンジンは2種類、ディーゼルは1種類のみ
走りも燃費も優秀なディーゼル、ガソリン車のメリットは?

新型CX-5はより洗練されたデザイン

横から見る全体のプロポーションは、ノーズが長くなり、先代モデルよりもスポーティなルックスに仕上げられています。洗練された印象の切れ長のヘッドライトもそう感じさせる要因なのでしょう。欧州の高級SUVと比較しても引けを取らないデザインといえますね。

ガソリンエンジンは2種類、ディーゼルは1種類のみ

新型CX-5に搭載されるエンジンは、ガソリン車が2.0Lと2.5Lの2種類。ディーゼルは2.2Lのターボエンジン一択です。

2.0Lガソリンモデルは、FFのみで、カタログ燃費(JC08モード)は16.0km/Lと、1,500kgを超えるボディを考慮すれば優秀です。パワー的には、まずまずな印象ですが、アクセルを踏み込めばしっかり加速します。

2.5Lガソリンモデルは、FFと4WDを選ぶことができます。雪道や悪路を走ることがない方であれば、FFでも十分です。しかし、積雪地域や2.0Lガソリンモデルに力不足を感じるという方は、4WDがおすすめです。カタログ燃費(JC08モード)は14.6~14.8km/Lですが、いまどきのガソリンエンジンの中では決して悪い数値ではありません。

積載量が多い、長距離移動が多いという人には、やはりマツダ自慢のディーゼルモデルがおすすめです。余裕のあるトルクは動力性能に優れるだけでなく、疲労軽減にも繋がります。それでいながらカタログ燃費は、17.2~18.0km/Lと非常に優れているので、燃料代の安さも見逃せません。

走りも燃費も優秀なディーゼル、ガソリン車のメリットは?

良いことづくめに思えるディーゼルエンジンですが、オーナーの使い方によってはガソリン車の方がメリットが大きかったりもします。

まず価格差。いくら燃費が良くて、燃料代が安いといっても、2.0Lガソリンモデルとディーゼルモデルの、最もベーシックなグレードを比較すると、約30万円の差があります。

経済性を重視するのであれば、一説によれば、ガソリンとディーゼルの価格差を埋めるのには10年はかかるとも言われていますし、以前は12万円出ていたCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金も、3万円に減額。ディーゼルモデルはそれなりに距離を乗る人でなければ、元を取るのは難しいでしょう。

低回転から発生する力強いトルクが魅力のディーゼルエンジンですが、年間に1万キロ以下の走行距離であれば、ディーゼルモデルは少々メリットが薄いかもしれません。しかし、そういった理屈うんぬんでは語れないところが車の面白いところ。

加速を含めた走行フィーリングや、環境性能に優れた車両であることなどが、ディーゼルモデルを選ぶメリットになるかもしれません。

従来型のCX-5の販売比率は、ディーゼルが8割近くを占めていたようですが、市場の評価だけに惑わされず、自分のライフスタイルに合った1台を見つけましょう。
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