新しくどこか懐かしい!? 新型2ドアクーペ「PRELUDE(プレリュード)」をホンダが発売 その価格は?

ホンダプレリュード

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本田技研工業株式会社(Honda)が、新型「PRELUDE(プレリュード)」を、2025年9月5日(金)に発売することを発表しました。
新型プレリュードは、大空を自由にどこまでも飛べるグライダーを発想の起点とし、優雅に滑空するような高揚感と非日常のときめきを感じさせるクルマを目指し、「UNLIMITED GLIDE」をグランドコンセプトとしています。

Hondaのハイブリッドシステム「e:HEV」をさらに進化させ、「操る喜び」を継承しながら、環境性能や日常での使い勝手も追求した電動化時代の新しい「スペシャリティスポーツ」の先駆け・前奏曲(プレリュード)となるモデルを目指しているといいます。

CARPRIME編集部

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CARPRIME編集部
Chapter
販売計画台数(月間)
新型プレリュード主な特長
エクステリアデザイン
インテリアデザイン
パッケージデザイン
ダイナミクス
Honda SENSINGを標準装備
Google搭載
BOSEプレミアムサウンドシステム
Honda ON Limited Edition
Honda Carsでのレンタカー展開
全国メーカー希望小売価格
ボディカラー
問い合わせ窓口

販売計画台数(月間)

月間の販売台数計画は300台が設定されています。

新型プレリュード主な特長

エクステリアデザイン

グライダーで滑空するような高揚感を生み出す、低くシャープなフロントノーズ、抑揚のあるなめらかなボディラインに加え、低くワイドなスタンスがダイナミックな走りを想起させるといいます。
また、ヘッドライトは羽ばたく勢いを表現し、外側上方に伸びる細かいストライプを成形したマルチファンクションライトと、夜間の視認性向上に貢献するアダプティブドライビングビーム、アクティブコーナリングライトを採用しました。
また、ルーフにレーザーブレーズ技術を採用し、ルーフモールを廃止したことに加え、ガラスプリントアンテナを採用。スムーズでクリーンなルーフラインを実現しています。
フロント・リヤのバンパー下部のブルーアクセントは伸びやかさと低い全高を印象付け、開発コンセプトである「UNLIMITED GLIDE」を象徴しているとのことです。
その他にも、フラッシュアウターハンドルや、上質さを表現するフロントグリルのブラッククロームメッキなど、細部のデザインまでこだわったといいます。

インテリアデザイン

インテリアにおいても滑空するような高揚感を感じさせるデザインとし、運転席だけでなく助手席も快適な空間を目指しています。
運転席と助手席のシートを作り分け、運転席はホールド性を高めてスポーツ走行に適した形状とする一方、助手席はほどよく包まれるような快適さを提供しています。
インテリアのメインカラーである「ブルー×ホワイト」は、軽快感のあるホワイトに深いブルーでコントラストを付けたコーディネートで、プレリュードのコンセプトを表現しています。
思わず触れたくなるような、やわらかな陰影のホワイト表皮や所有する喜びを高めるPRELUDEロゴの刺繍、乗降時のスムーズな足の出し入れを考慮したドアライニング形状など、きめ細やかな造り込みで特別感を演出しているようです。

また、低く水平基調の視界、Dシェイプデザインのステアリングホイール、メタル製のパドル、プレリュード専用のフルグラフィックメーターなど、走りへの期待感を高めるインテリアデザインが採用されています。

パッケージデザイン

新たな価値を持つ新時代のスペシャリティカーとして「特別な」と「多目的な・万能な」という、相反する要素を両立するパッケージを目指したプレリュード。
ワイド&ローでスムーズなボディによりスペシャリティスポーツらしいプロポーションを実現するために、全高に占めるタイヤ外径の割合を、スポーツカーの主流である約50%に設定しています。
また、ダイナミクス性能を左右するトレッドとホイールベースの比率についても、これまでのHondaのスポーツモデルを参考にしながら直進安定性と旋回性能を両立できる比率が設定されています。

荷物の出し入れがしやすい開口部の広いテールゲート式の荷室には、スーツケース2個※1を載せることが可能だということです。
また、後席を倒すことで9.5型のゴルフバックが2個※2、またはサーフボード※3であれば2本など、さまざまな荷物を積載することが可能。
床面ボードの下には収納スペースを設けており、床面ボードを立てて仕切り板として使うことで前後のスペースで荷物を分けておくこともできる使い勝手の良い荷室が設定されています。

※1 参考寸法 全幅440mm 奥行240mm 高さ670mm以下のスーツケース。形状によっては積載できない場合があります
※2 形状によっては積載できない場合があります
※3 ショートボードサイズ(1920mm以下)形状によっては積載できない場合があります

ダイナミクス

五感を刺激するe:HEVの新技術Honda S+ Shift

Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」に、Honda車として初となる制御技術「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」を採用。
モーター駆動でありながら仮想の8段変速で加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールし、あたかも有段変速機があるかのようなダイレクトな駆動レスポンスと鋭いシフトフィールが得られます。
さらに、エンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流すことで、エンジンサウンドの音質を高めるアクティブサウンドコントロールシステム、およびこれと協調し俊敏に反応するメーターなどにより、乗る人の五感を刺激し、よりドライバーとクルマが「Synchronize(一体化)」するような、爽快で意のままの走りができるといいます。

また、開発コンセプトのモチーフであるグライダーを体現する制御として、ニュートラルギアに入れたかのような減速度で走行する「コースティング制御」をHonda車として初めて採用しています。
走行時、前方の赤信号に向けて距離の長いアクセルオフをする時など、D(ドライブ)レンジの状態で減速セレクターを「+」に操作することで、再加速の必要性が減り、ペダル踏み替えによる操作の負荷を軽減するといいます。

さらに「SPORT」、「GT」、「COMFORT」の3つのドライブモードを備え、さらに、それぞれの特性が際立つ「Honda S+ Shift」の制御を組み合わせることで6種類の走りを楽しむことが可能です。
また、「INDIVIDUAL」モードも設定しており、パワートレーン、ステアリング、サスペンション、メーター、エンジンサウンド、アダプティブクルーズコントロールなど6項目をカスタマイズすることが可能で、自分だけのドライブモードで走りを楽しむことができます。

ハイブリッド車として優れた走行性能

応答性の良いハンドリングとスムーズな乗り心地を両立させるため、高張力鋼板の積極的な適用や、アルミ製フロントフードの採用により、"剛"と"柔"をあわせ持つボディ骨格としています。

空力特性も、低速域から高速域まで一貫した旋回フィールを実現できるよう、細部のボディ形状にまでこだわったということです。

また、ピュアスポーツ性能を追求したシビック タイプ Rのシャシーをベースに、プレリュード専用セッティングを施し、応答性の良いハンドリングとスムーズな乗り心地を実現し、スペシャリティスポーツにふさわしいシャシーに仕上げたといいます。

  • 卓越したハンドリング性能と路面追従性を実現するデュアルアクシス・ストラットフロントサスペンション
  • 緻密にダンパー減衰力を制御するアダプティブ・ダンパー・システム
  • 高剛性とVGR※4による取り回しのよさを備えた高応答ステアリングシステム
  • トルクステアを抑制し操舵時の安定性を高める等剛性ドライブシャフト
  • リニアなブレーキフィールと高い耐フェード性で安心感の高いBrembo社製大容量フロントブレーキ
  • ノイズリデューシングタイプの高剛性19インチ大径ホイールなど

※4 VGR(可変ステアリングギアレシオ)

さらに、旋回時の回頭性、挙動安定性を向上させるアジャイルハンドリングアシストは、Honda車として初めて、ブレーキング時まで作動範囲を広げ、ターンインからコーナー脱出までシームレスなライントレースを可能とし、障害物などを回避するような場面においても、挙動を安定させることに貢献するといいます。

Honda SENSINGを標準装備

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」はプレリュード専用セッティングで乗員に快適で安心感のある自然な制御としたということです。

1) 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2) 誤発進抑制機能
3) 後方誤発進抑制機能
4) 近距離衝突軽減ブレーキ
5) 歩行者事故低減ステアリング
6) 路外逸脱抑制機能
7) 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールACC
8) 車線維持支援システム<LKAS>
9) トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
10) 先行車発進お知らせ機能
11) 標識認識機能
12) アダプティブドライビングビーム
13) ブラインドスポットインフォメーション
14) 後退出庫サポート
15) パーキングセンサーシステム
16) 急アクセル抑制機能

Google搭載

スマートフォンで使い慣れた機能をクルマでも使えるGoogleを搭載した9インチHonda CONNECTディスプレーを搭載しています。
Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playなどによりクルマの移動と日常がシームレスにつながり、よりパーソナライズされたドライブ体験を提供するということです。

BOSEプレミアムサウンドシステム

8スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムを標準装備しています。
各スピーカーのイコライザーを最適に調整することで、コンサート会場にいるような臨場感を再現しているということです。
BOSE社独自技術の「Dynamic Speed Compensation(ダイナミック スピード コンペンセーション)」により車速に応じて音量と音質を自動調整し快適なリスニング体験を提供するといいます。

Honda ON Limited Edition

新車販売オンラインストア「Honda ON」専用のボディカラーとしてムーンリットホワイト・パール&ブラック(2トーンカラー)を数量限定販売するということです。

Honda Carsでのレンタカー展開

新時代のスペシャリティスポーツハイブリッドであるプレリュードにより多くの人に触れてもらえるよう、幅広いタッチポイントを用意する予定だといいます。
具体的な見通しとして、9月5日の発売以降順次、全国の一部のHonda Cars店舗にてプレリュードのレンタカー貸出しを開始するとのことです。
HondaとしてHonda Carsに新型車のレンタカーを配備するのは初めての取り組みとなります。

全国メーカー希望小売価格

タイプ 乗車定員 エンジン トランス 駆動方式 価格
PRELUDE 4名 2.0L 直噴アトキンソンサイクルエンジン+2モーターハイブリッド 電気式 FF 6,179,800円
  • 価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれません
  • 価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込み)で参考価格です。

ボディカラー

Honda新色のムーンリットホワイト・パールは、電動化時代の新しいスペシャリティスポーツを象徴するプレリュードにふさわしいカラーとして開発したといいます。
マイカベース層の体積収縮率を高めることで乱反射を抑制し、強い陰影感を実現することで、膨張色である白色においても造形が際立つ象徴的なカラーだということです。

  • ムーンリットホワイト・パール(Honda新色)★1
  • メテオロイドグレー・メタリック★2
  • クリスタルブラック・パール
  • フレームレッド
  • ムーンリットホワイト・パール&ブラック(2トーンカラー)★3

★1 82,500円(消費税10%抜き75,000円)高
★2 38,500円(消費税10%抜き35,000円)高
★3 Honda ON限定販売専用色
2トーンカラー300,300円(消費税10%抜き273,000円)+用品パッケージ59,900円(工賃込み)(消費税10%抜き 54,455円) 高


洗練されたデザインと先進的な装備で、今では珍しくなってしまった高級2ドアクーペカテゴリーへ、復活劇を遂げた新型プレリュード。
新たなホンダのイメージリーダーになっていくのか、ホンダファンの反応や、今後の売れ行きに注目です。

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