ホンダ「シビック」の人気色をプロが徹底解説【プロ徹底解説】
更新日:2024.12.17
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2021年9月に日本での発売が開始された現行型「シビック」。2024年9月にマイナーチェンジが実施されています。そんな新型「シビック」の人気ボディカラーと内装色を徹底解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
「シビック」の人気カラー
2024年9月にマイナーチェンジされた「シビック」ですが、その発売1か月後にホンダから「改良モデルの受注状況について」というリリースが発表されています。それを見ると、マイナーチェンジ直後の1か月間では、月販目標の約6倍となる約3000台の受注を獲得したというのです。好調に売れているというわけです。
驚くのは、その販売の約7割を占めるのが、新たに追加された6速MT専門の「RS(アールエス)」グレードだというのです。また、「RS」グレードのユーザーは、20代という若い世代が中心というのも特徴です。
驚くのは、その販売の約7割を占めるのが、新たに追加された6速MT専門の「RS(アールエス)」グレードだというのです。また、「RS」グレードのユーザーは、20代という若い世代が中心というのも特徴です。
そんな新型「シビック」での人気カラーのベスト3は、1位プラチナホワイト・パール(40%)、2位クリスタルブラック・パール(23%)、3位ソニックグレー・パール(17%)であったそうです。ちなみに、2021年9月の発売時は、1位プラチナホワイト・パール(33.5%)、2位クリスタルブラック・パール(23.7%)、3位プレミアムクリスタルレッド・メタリック(15.6%)となっていました。
マイナーチェンジによって人気カラーの3位がプレミアムクリスタルレッド・メタリックから、ソニックグレー・パールになっているのが特徴でしょう。「RS」グレードのユーザーである若い世代の趣味志向が、順位変化の理由と考えることができます。
マイナーチェンジによって人気カラーの3位がプレミアムクリスタルレッド・メタリックから、ソニックグレー・パールになっているのが特徴でしょう。「RS」グレードのユーザーである若い世代の趣味志向が、順位変化の理由と考えることができます。
プラチナホワイト・パール
2021年のデビュー時も2024年のマイナーチェンジ時も、変わらずに人気ナンバー1となるのがプラチナホワイト・パールとなります。ホンダのプレスインフォメーションでは、「上品な深みと輝きを感じさせるホワイト」と説明されています。やはり「シビック」は、古くから「白い」ボディカラーが人気というのが伝統となっています。「シビック」=白という根強いイメージが人気の理由ではないでしょうか。
クリスタルブラック・パール
根強いホワイト系に続くのがクリスタルブラック・パールです。このカラーをホンダは「漆黒にパールがきらめく、ニュアンス豊かなブラック」と説明します。引き締まった大人のスポーティモデルにブラック系はぴったりです。スポーティさを売りにする「シビック」らしいカラーです。
ソニックグレー・パール
2024年のマイナーチェンジで3位に飛び込んできたのがソニックグレー・パールです。ホンダは「グリーンパールがきらめく、力強くソリッドライクなグレー」と説明します。単純なグレーではなく、緑や青に近い個性的なカラーです。パールもあるのに、ソリッドにも見えるという不思議なカラーとも言えます。昔はあまりなかった、近年の新しいカラーとも言えます。新しい「シビック」のフレッシュな一面を象徴するカラーではないでしょうか。
「シビック」のボディカラー一覧
「シビック」のボディカラーは全部で5色が用意されています。プラチナムホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ソニックグレー・パール、そしてプレミアムクリスタルレッド・メタリックにシーベットブルー・パールです。
このうち、プラチナムホワイト・パール、ソニックグレー・パール、シーベットブルー・パールの3色は、3万8500円の追加料金がかかります。また、プレミアムクリスタルレッド・メタリックは6万500円の追加料金となります。
このうち、プラチナムホワイト・パール、ソニックグレー・パール、シーベットブルー・パールの3色は、3万8500円の追加料金がかかります。また、プレミアムクリスタルレッド・メタリックは6万500円の追加料金となります。
「シビック」の内装色は?
「シビック」の内装色は、ブラックとグレーの2色が用意されています。ただし、グレードによって設定と、シートの内容などが異なります。
「RS」グレードはブラック内装だけ
マイナーチェンジで販売の7割を占める「RS」グレードは、ブラック内装のみとなります。シートはプライムスムース×ウルトラスエードのコンビシートで、赤いステッチが入っているのが特徴です。また、インパネの大きな部分を占めるエアコンアウトレットに赤のピンストライプ加飾があるのも「RS」だけの内装デザインとなります。
「EX」グレードはブラックとグレー
「EX」グレードは、エンジン車の「EX」はブラックのみ。「EX」グレードは、エンジン車の「EX」はブラックのみ。ブリッドの「e:HEV EX」は、ブラックとグレーの2つの内装色を選ぶことができます。シートは、どちらも内装色と同じプライムスムース×ウルトラスエードのコンビシートが使われています。
「LX」グレードはパワートレインごとの設定
エントリーとなる「LX」グレードの内装色は、パワートレインごとの設定になります。エンジン車の「LX」グレードはブラック。ハイブリッドの「e:HEV LX」はグレーのみとなります。シートは、プライムスムース×ファブリックとなります。