レクサス「LM」の月間・年間の維持費はどれくらい? 新車納車後3年分の維持費と初回の車検代を試算!

後ろ

※この記事には広告が含まれます

レクサスの新しいフラッグシップとして2023年10月に日本導入された「LM」。その維持費は、どれほどのものになるのでしょうか? 4人乗りの「LM500h EXECUTIVE」の納車された後から、最初の車検までの費用を計算してみました。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
「LM」の月間維持費は2万2374円
「LM」の自動車税(種別)
「LM」の任意保険料
「LM」の燃料代
「LM」のメンテナンス費用
「LM」の重量税(車検時)
「LM」の自賠責保険料(車検時)

「LM」の月間維持費は2万2374円

レクサスの新しいフラッグシップとして登場した「LM」。新車として手元に納車されてから3年後の車検までの間と、最初の車検にかかる最低限の維持にかかる費用を試算しました。維持費として必要なのは「税金(自動車税)」「保険」「燃料費」「メンテナンス代」に、車検のときにかかる「重量税」「自賠責保険」です。

その総額は、80万5470円となります。36か月を均等割りすると約2万2374円。意外と手ごろな価格になっているのは、車両保険が除外されているのと、車検を除くメンテナンス費用がゼロになっているからです。
<LMの3年間の維持費>

自動車税      13万0500円
自動車任意保険   17万3820円
燃料費       38万8500円
メンテナンス費用  7万円
重量税(車検時)  2万5000円
自賠責保険(車検時)1万7650円

合計        80万5470円

「LM」の自動車税(種別)

「LM500h EXECUTIVE」のエンジン排気量は、2393㏄なので、自動車税(種別)の年額は、2リットル超~2.5リットル以下に該当して、税額は4万3500円となります。そのため最初の車検までの3年分では、4万3500円×3年分で、13万0500円になります。

「LM」の任意保険料

自動車保険のうち、任意保険は、保険会社が用意する商品(サービス)です。そのため、保険会社ごとに料金が異なるうえに、保険の補償内容や保険をかける人の経歴によっても保険の掛け金が異なります。そのため、今回の数字はあくまでも目安です。また、保険は、1年ごとに内容を吟味して加入するのが基本となりますし、加入している保険を使用しないと1年ごとに割引もされます。ただし、目安ということで、割引なしで計算してみます。
今回は、25歳の人が初めての自動車保険として加入するという条件で、インターネットで見積を取ってみました。5万7940円となります。これが3年間分となると、3倍となり17万3820円となります。「LM」は高額な車両ということで、ネットでの見積もりでは車両保険に加入することができませんでした。車両保険に加入できる保険を探す必要があるでしょう。

ちなみに車両価格730万円の「クラウン」のセダンの車両保険は14万5230円でした。3年分では43万5690円。36か月を月割りすると、1万2102.5円です。「LM」の車両保険が、これよりも安いということはないはずです。

「LM」の燃料代

「LM500h EXECUTIVE」の燃費性能は、13.5㎞/l(WLTCモード)となります。この性能で、年間1万㎞を走行したときの燃料代を計算してみます。必要な燃料の量は約740リッター。レギュラーガソリン1リッターンの価格を175円で計算すると、1年間の燃料費は12万9500円になります。3年分では、38万8500円となります。

「LM」のメンテナンス費用

レクサスの場合、新車購入から最初の車検までの間はケアメンテナンスプログラムが用意されています。これはメンテナンスにかかる費用をゼロにするというもの。そのため、「LM」のメンテナンス費用として必要なのは、最初の車検費用のみとなります。

車検にかかる費用は、重量税・自賠責保険などの法定費用と、手続きや工賃などの車検基本料金の合算です。レクサスの「LM」クラスの車検の基本料金は最低で7万円程度。バッテリーやブレーキ回りを整備するとなると、5~10万円プラスになります。今回は、最低限度と考えて、今回は7万円で計算してみました。

「LM」の重量税(車検時)

車検を受けるときの税金が重量税です。重量税は、その車両の車両重量ごとに課せられます。「LM500h EXECUTIVE」は政府の定めた燃費基準値をクリアして、エコカー減税対象になっております。そのため新車購入時の重量税が免税となり、車検時の重量税も軽減されて2万5000円となります。

「LM」の自賠責保険料(車検時)

「LM500h EXECUTIVE」の自賠責保険の費用は、新車購入時と車検時に支払うことになります。「LM500h EXECUTIVE」の自賠責保険の額は、24か月分で1万7650円になります。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細