マツダ・コネクトでできることを徹底解説!
更新日:2024.09.09
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2012年に初代マツダ CX-5が誕生し、2017年には2代目となる現行型へと進化を果たしたマツダ CX-5。以来、幾度かの年次改良を果たしたCX-5は、2019年12月、特別仕様車として「Silk Beige Selection」が追加されました。今回は、CX-5 XD Silk Beige Selectionをベースに、現行型CX-5の外装、内装、安全装備、座席や荷室(ラゲージスペース)、などあらゆる視点から現行型マツダCX-5を解説していきます。
文・鈴木ケンイチ/写真・萩原文博
文・鈴木ケンイチ/写真・萩原文博
マツダ・コネクトとは?
現在のマツダ車が採用するインフォテイメントシステムがマツダ・コネクトです。これはオーディオとカーナビなどが一体になったシステムで、ダッシュボード上に設置された8インチのセンターディスプレイと、シフトノブの手前にあるコマンダースイッチで構成されています。
コマンダースイッチは、大きなコマンダーノブと、その上の音符のマークの「エンターテインメント」、家の絵の「ホーム」、NAVとある「カーナビゲーション」の3つのボタン、そして左の「お気に入り表示」、右の「ひとつ前に戻る」という2つのボタン。その斜め上にあるボリュームボタンという構成です。大きなコマンダーノブを回すことで、カーソルが移動して、コマンダーノブの真ん中を上から押し込むのが「決定」を意味する操作となります。また、クルマが停車中は8インチのセンターディスプレイに直接、触って操作することも可能となります。
マツダ・コネクトでできることとは?
マツダ・コネクトでできることは、「カーナビゲーション」「エンターテインメント」「コミュニケーション」「セッティング」「車両情報」といったもの。
「カーナビゲーション」は、ショップオプションとなる「ナビゲーション用SDカードPLUS」(4万9500円)を購入する必要があります。地図データは3年間無料更新(年1回更新)で、更新はパソコンを使ってネット経由でユーザーが行います。
「カーナビゲーション」は、ショップオプションとなる「ナビゲーション用SDカードPLUS」(4万9500円)を購入する必要があります。地図データは3年間無料更新(年1回更新)で、更新はパソコンを使ってネット経由でユーザーが行います。
ちなみに、先代CX-5のころのマツダ・コネクトは評判が非常に悪かったこともあり、途中で大幅な改良を何度も実施してきたという過去があります。現行モデルでも改良は続いており、2018年の商品改良では、自車位置演算ユニットを全グレードに採用。現在は、米国のGPS衛星だけでなく、日本の準天頂衛星システム「みちびき」、ロシアの衛星測位システム「グロナス」に対応。カーナビ性能を大幅にアップしています。
今回の撮影・取材で使用したところ、なんら不便を感じることはありませんでした。
今回の撮影・取材で使用したところ、なんら不便を感じることはありませんでした。
「エンターテイメント」は、FM/AMラジオや、オプションのCD/DVDやテレビを見るといったものだけでなく、スマートフォン連携によるネットラジオ(AhaとStitcher)視聴が可能です。また、Apple CarplayとAndroid Autoにも対応していますので、スマートフォンに納められている音楽を楽しむこともできます。
「コミュニケーション」としては、スマートフォンと車両をBluetoothで接続させることで、コマンダースイッチなどで、電話の発信や受信が可能になります。また、Ahaラジオのアプリを使うことで、フェイスブックやツイッターを利用することもでき、走行中であれば、投稿を読み上げてもらうことも。スマートフォンに届いたショートメッセージを読み上げることもできます。
「セッティング」は、スマートフォンとのペアリングやオーディオの設定、一部の安全装備の設定などが可能です。「車両情報」は、クルマの燃費やメンテナンスの情報を表示。また、「i-DM」情報もここで表示されます。
「コミュニケーション」としては、スマートフォンと車両をBluetoothで接続させることで、コマンダースイッチなどで、電話の発信や受信が可能になります。また、Ahaラジオのアプリを使うことで、フェイスブックやツイッターを利用することもでき、走行中であれば、投稿を読み上げてもらうことも。スマートフォンに届いたショートメッセージを読み上げることもできます。
「セッティング」は、スマートフォンとのペアリングやオーディオの設定、一部の安全装備の設定などが可能です。「車両情報」は、クルマの燃費やメンテナンスの情報を表示。また、「i-DM」情報もここで表示されます。
「i-DM」とは「インテリジェント・ドライブ・マスター」の略となります。「走る歓び」を掲げるマツダならではのシステムで、運転操作を評価・表示するもの。「インテリジェント・ドライブ・マスター表示」は、運転の評価を点数で表示し、それを記録として残します。アベレージの点数が高まると、ステージが上がり、少しずつ診断が厳しくなります。最高ステージとなる3rdまで行けば、常にスムーズで効率的な運転ができている証拠となるのです。
マツダのBOSEサウンドシステムとは?
マツダ車の多くのモデルに、オプションのオーディオ・システムとして採用されているのがBOSEです。CX-5でも、クルマの開発初期からBOSE社が関わり、高品位なオーディオ・システムが用意されています。ノーマルのCX-5が6スピーカーであるのに対して、BOSEのサウンドシステムでは10のスピーカーが用意されています。
追加されるのは、ダッシュボード中央の中高音域スピーカー、Dピラー左右の中高音域スピーカー、ウーファー内蔵のベースボックスです。走行ノイズの影響を修正する、走行ノイズ補償システムAUDIOPOLOT2があるのも嬉しいところ。専用のデジタル・アンプまでついて、8万2500円というオプション価格は、相当にお値打ち感があると思います。
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