スバル360の正体とは?国内外で活躍するスバル360をご紹介!

スバル 360

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恒例の日本車海外カスタムですが、今回は国内でのスバル360カスタムカーも登場します。このようなカスタムで、日本ではビンテージだレストアだとピカピカにするところですが、海外のマニアは自由な発想が面白いですね。
Chapter
アニメ版「よろしくメカドック」ではREターボ搭載
所ジョージさんが作った「コポルシェ」の数奇な運命
ホンダCBR954RRのエンジンを積んでみた
4G63を積んだらどうなるのかと
宴会定番一発芸!
実は真面目にジムカーナ

アニメ版「よろしくメカドック」ではREターボ搭載

※画像はイメージです
おそらくエンジンと駆動系のレイアウトとしては一番簡素なリアエンジン・リアドライブ車は、さまざまなスワップネタの宝庫です。

ポルシェ911になぜかランエボの4G63を積んでみたり、フィアット500(2代目のヌォーバ・チンク)にミッドシップ配置でホンダのZCを積んでみたり、、VWのカルマンギアなどもさまざまなエンジンスワップスワップの対象になってます。

スバル360にも、様々なエンジンスワップを試みられているようですが、現代のように海外から情報が容易に入手できない時代は想像の世界でした。

代表的なのが、1980年代のチューニングカー漫画「よろしく!メカドック」のアニメ版に登場したロータリーエンジン搭載車です。時代的にはSA22C用の12Aターボかなとも思いますが、あくまでマスコットカー的な扱いで詳細不明なのが残念でした…。

所ジョージさんが作った「コポルシェ」の数奇な運命

あとは所ジョージさんが1980年代にスバル360ベースにキャブをソレックス化し、外観を大幅にカスタマイズした「コポルシェ」も有名。

後に、ある番組の視聴者プレゼントとして所ジョージさんの手を離れ、何人かのオーナーの手を経ているうちにボロボロになってきて最後は草ヒロ同然の姿からレストアされ、2011年にはヤフオクを介してまた別のオーナーへ…と数奇な運命をたどっています。

その後数年たっていますが、現存しているのかちょっと心配です。

ホンダCBR954RRのエンジンを積んでみた

現在もスバル360のエンジンスワップ計画は海外でいくつか進んでいるようで、こちらは昔のコンパクトカーなら何でも大型バイクのエンジンを積んでしまうという、定番モノの一つ。

ホンダCBR954RRの954cc151馬力エンジンですから、ベース車に比べスバル360はいかに昔の軽自動車とはいえ2倍以上の車重、それもロールバーなどで補強済みです。

さすがにこの排気量と車重ではトルク不足で低速では少々不機嫌で、回してもバイク並の加速とはいかないものの、イイ音してますからそれでいい、くらいかもしれませんね。

4G63を積んだらどうなるのかと

こちらは何と三菱の4G63スワップです。

れっきとした自動車用2000ccターボエンジンですから、重いとはいえ280馬力出されると無事に走れるのか不安になるレベルかも。以前見かけた、トヨタの3S-GTEを搭載したレーシングカートは普通に走ってましたから大丈夫だとは思いますが。

こちらはまだ完成していないようで走りが気になるところですが、本当ならスバルつながりで、4G63よりEJ20ターボを使いたかったでしょうね。ボクサー4だとさすがにエンジンルームに収まりが悪いのか、横置き直4の4G63になってますが。

しかし、昔の漫画「GTロマン」だと、フィアット500にアウトビアンキ・アバルトA12のエンジン積んだだけでウイリーしてマトモに走らなかったもんですが、このスバル360はそのへん重量バランスとかどうするのか気になるところです。フロントも大改造しているので、インタークーラーやラジエターで重量を稼ぐのかも?

宴会定番一発芸!

こちら特にエンジンチューンしているわけでは無さそうですが、とにかくアフターファイアがものすごいスバル360です。

舞台の脇からノソノソ出てきたと思ったら、おもむろにファイヤー!

一発芸の出し物としては定番ですね。

実は真面目にジムカーナ

その宴会一発芸360が本当は何をする車かと思いきや、オートクロス競技に出場してました。

日本でいう「ジムカーナ」の事で、小排気量クラスだと昔のミニクーパーなんかに混じって空気を読まないダイハツ・ストーリアX4がブッチギリで優勝してしまうなど、ヨーロッパの草競技でも日本車活躍中です。

このスバル360もその一台ですが、NEWミニや他にもハイパワーマシンの中に混じって頑張ってるところを見ると、練習会か何かでしょうか。

このほかにも、海外ではミニパト仕様のものや、オープンエアーでさらにドアも無くした一見バギー風のカスタムを施したものなど様々なスバル360が見受けられます。
ナンバーがついていて普通に公道を走れるようですから、自己責任でこういうカスタマイズカーに乗る事が許される文化というのも、羨ましいものですね。
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