年収300万あればスーパーカーに乗ることができるのか?
更新日:2024.09.09
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スーパーカーといえば、フェラーリやランボルギーニに代表されるような大出力で、高い運動性能、そして美しいデザインを纏う、究極のスペシャリティカーです。しかしお値段もその名の通り、普通の車とは1桁違う「スーパー」な価格だったりします。スーパーカーを所有するのには、どのくらいお金がかかるものなのでしょうか?
新車で所有するといくらかかるの?
一口にスーパーカーといってもその価格は様々です。ホンダ NSXや日産 GT-Rなどのように1千万円前後で購入できる車もあれば、ブガッティ ヴェイロンのような2億円もする車も存在します。
また、厳密には車に使えるお金は年収というよりは自由に使えるお金=可処分所得がどれだけか、ということが重要になります。スーパーカーの中でも比較的価格が低めの日産 GT-R、を購入する場合、いくらほどかかるでしょうか。
乗り出し価格が1,200万円だとすると、5年ローンで年間240万円、維持費は年間100~200万円と言われていますから、およそ年間400万円前後の支払いとなります。この金額を可処分所得で、毎年まかなう計算になります。
当然、生活費などの費用も同時にまかなえるのかを考えなければなりませんから、スーパーカーを購入するために必要な平均年収を算出するのであれば約900万円程度が必要となってきます。しかし、年400万円前後でまかなえるスーパーカーだと、ある程度のランクが限定されてしまいます。フェラーリ、ヴェイロン、ランボルギーニといった、さらに上のランクの車種となると、新車価格だけで3,000万円以上しますから、更に必要な金額はそれに比例して跳ね上がるでしょう。
また、厳密には車に使えるお金は年収というよりは自由に使えるお金=可処分所得がどれだけか、ということが重要になります。スーパーカーの中でも比較的価格が低めの日産 GT-R、を購入する場合、いくらほどかかるでしょうか。
乗り出し価格が1,200万円だとすると、5年ローンで年間240万円、維持費は年間100~200万円と言われていますから、およそ年間400万円前後の支払いとなります。この金額を可処分所得で、毎年まかなう計算になります。
当然、生活費などの費用も同時にまかなえるのかを考えなければなりませんから、スーパーカーを購入するために必要な平均年収を算出するのであれば約900万円程度が必要となってきます。しかし、年400万円前後でまかなえるスーパーカーだと、ある程度のランクが限定されてしまいます。フェラーリ、ヴェイロン、ランボルギーニといった、さらに上のランクの車種となると、新車価格だけで3,000万円以上しますから、更に必要な金額はそれに比例して跳ね上がるでしょう。
スーパーカーオーナーの実態は?
スーパーカーの持ち主の平均購入価格は900万円程度、平均年収も900万円程度で、400万円の可処分所得がそこから捻出されているようです。
しかし、スーパーカーの持ち主の年収の実態は、300万円~3,500万円と10倍もの開きが存在します。「年収300万円でスーパーカー!?」と驚かれる方もいるかと思いますが、中古スーパーカー店では96回ローンを設定していることもあり、例えば、コミコミ850万円の中古のフェラーリF360モデナであれば、頭金なし月約9万円で所有することも可能なのです。
しかし、スーパーカーの持ち主の年収の実態は、300万円~3,500万円と10倍もの開きが存在します。「年収300万円でスーパーカー!?」と驚かれる方もいるかと思いますが、中古スーパーカー店では96回ローンを設定していることもあり、例えば、コミコミ850万円の中古のフェラーリF360モデナであれば、頭金なし月約9万円で所有することも可能なのです。
実は中古購入のほうが良い?
とはいえ、海外のスーパーカーを新車で購入する場合、もう一つ考慮すべきことがあります。それは故障の多さです。スーパーカーはその見た目と性能とは裏腹に、手作りで作られていることもあり、一般大衆車と比べてはるかに故障の多い車なのです。
ランボルギーニムルシエラゴの新車購入後の年間維持費は人が1人雇えるくらいの金額(=400万円)という噂もあるぐらいです。ところが、オーナーさんたちは修理をしながら乗ることになるため、結果的に中古車市場には、ある程度の修理が行き届いた車が並ぶことになります。
よって、あまり走ることなく展示されていたような車よりも、ある程度走り込んでいる車の方が維持費が掛からないと言われています。
ランボルギーニムルシエラゴの新車購入後の年間維持費は人が1人雇えるくらいの金額(=400万円)という噂もあるぐらいです。ところが、オーナーさんたちは修理をしながら乗ることになるため、結果的に中古車市場には、ある程度の修理が行き届いた車が並ぶことになります。
よって、あまり走ることなく展示されていたような車よりも、ある程度走り込んでいる車の方が維持費が掛からないと言われています。
さらに、スーパーカーならではのお得な状況も
前述した96回ローンに加え、実はスーパーカーだからこそお得になる仕組みがあります。それは、リセールバリューが高いこと。
例えば中古で購入時に800万円だったフェラーリを1年後に売却すると、購入価格の70〜80%程度の買い取り価格になる場合があります。最も高い場合には購入時の価格から100万円落ちで買い取ってくれる場合もあるようです。リセールバリューの調査が必要となりますが、100万円程度で1年間スーパーカーを楽しむことが出来るかもしれません。
またもう1つ、スーパーカーは「走る不動産」としての側面も持っています。購入時価格より売却価格のほうが高くなることがあります。
実際、フェラーリF355は2012年当時は中古価格が800万円前後でしたが、現在では1,000万円前後!
かのフェラーリF40は新車価格が5,000万円程度で、数年前は3,000万円程度の中古価格に。そして、現在はなんと1億円オーバーまで跳ね上がりました。さらに、有名なランボルギーニ カウンタックもその例に漏れず、新車価格が2,000万円ほどで、現在は5,000万〜1億円となっています。
スーパーカーは、金食い虫どころか、お金を落としていってくれる可能性があるのです。
例えば中古で購入時に800万円だったフェラーリを1年後に売却すると、購入価格の70〜80%程度の買い取り価格になる場合があります。最も高い場合には購入時の価格から100万円落ちで買い取ってくれる場合もあるようです。リセールバリューの調査が必要となりますが、100万円程度で1年間スーパーカーを楽しむことが出来るかもしれません。
またもう1つ、スーパーカーは「走る不動産」としての側面も持っています。購入時価格より売却価格のほうが高くなることがあります。
実際、フェラーリF355は2012年当時は中古価格が800万円前後でしたが、現在では1,000万円前後!
かのフェラーリF40は新車価格が5,000万円程度で、数年前は3,000万円程度の中古価格に。そして、現在はなんと1億円オーバーまで跳ね上がりました。さらに、有名なランボルギーニ カウンタックもその例に漏れず、新車価格が2,000万円ほどで、現在は5,000万〜1億円となっています。
スーパーカーは、金食い虫どころか、お金を落としていってくれる可能性があるのです。
スーパーカーに乗るための年収
スーパーカーを新車で乗るとなれば、やはり1千万円以上の年収が必要なのは明らかです。しかし中古となれば、年収300万円からでも可能となるようです。また、値段が上がるギャンブル的要素もあり、「どの車種を購入すれば、リセールバリューが劇的に上がてお得になる」と確信は持つのはかなり難しいです。
フェラーリをローンで買える国は世界で日本ぐらい、と言われています。少なくとも日本はスーパーカーに大変恵まれた国と言えるかもしれませんね。
フェラーリをローンで買える国は世界で日本ぐらい、と言われています。少なくとも日本はスーパーカーに大変恵まれた国と言えるかもしれませんね。