「BIG」「EASY」「FUN」!日産セレナのエクステリアデザインを紹介!【プロ徹底解説】

日産セレナ

日産の人気モデルであるミニバンのセレナが2022年11月28日にフルモデルチェンジをしました。新しくなったセレナのエクステリア・デザインは、どのようなものになっているのでしょうか。その狙いは何か? その特徴は? ボディカラーは? など、エクステリア・デザインの気になるポイントを説明します。


文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
「BIG」「EASY」「FUN」の3つのキーワード
「BIG」を実現する“シュプールライン”
「EASY」を表現する完成度の高い整ったデザイン
「FUN」を表現するフロントマスク
グレードによって異なる2つのデザイン
トータル14色のボディカラーを用意

「BIG」「EASY」「FUN」の3つのキーワード

セレナは1991年の初代モデルから「BIG」「EASY」「FUN」の3つのキーワードが受け継がれています。今回の新型モデルでも、そのコンセプトは踏襲されています。そして「家族のためのミニバン」という目指す姿も従来通り。

そうした目的を実現するために、先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や第2世代のハイブリッド「e-POWER」など、最新の技術が積極的に採用されています。また、走行性能や車両デザインなどで、車酔いを軽減する努力も払われています。これも、家族で楽しいドライブを行うのが目的となります。

「BIG」を実現する“シュプールライン”

セレナのエクステリア・デザインにも「BIG」「EASY」「FUN」という3つのキーワードが適用されています。

「BIG」であるポイントとなるのは、“シュプールライン”です。これは、サイドウィンドウの下端にあたるウエストラインのこと。セレナのウエストラインは、波のようにウエイブしているため、それを日産のデザイナーは“シュプールライン”と呼んでいます。今回の新型セレナでは、その“シュプールライン”を、窓の下だけでなく、ボンネットの横からグリルまで伸ばしました。これにより“シュプールライン”が、車体のまわりをぐるりとつながることとなり、その結果、窓のあるキャビンが長く大きく見えることになります。室内が大きく=「BIG」に見える効果を、エクステリア・デザインが果たしているのです。

「EASY」を表現する完成度の高い整ったデザイン

新型セレナでは、日本人の美意識にマッチするシームレスで完成度の高い整ったデザインが追及されています。

日産のデザイナーは「ドア下端のスッキリ感にこだわりました」と説明します。ドアの下端にあるボディのサイドシル部分は、前ドアの下に切り欠きのような凹みがデザインされています。これがあることで躍動感が表現されているのです。

「FUN」を表現するフロントマスク

エクステリア・デザインの「FUN」を表すのはフロントマスクでしょう。左右の3段になったヘッドライトからグリルの下側までクロームバーが続き、大きなVモーションが形作られています。周囲が暗くなると、光の演出で、より明確にVモーションが認識しやすくなります。ワクワクするような「FUN」がデザインで表現されているのです。

グレードによって異なる2つのデザイン

新型セレナは、グレードによって異なるデザインが2種類用意されています。新しく最上級グレードとして設定された「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスター」が、よりダイナミズムを強調したデザイン。そして、スタンダードはモダンさが強調されたデザインとなります。

トータル14色のボディカラーを用意

ボディカラーはトータルで14色。ルーフをブラックにしたツートーンが4色。モノトーンが10色用意されています。ツートーンは「ターコイズブルー×スーパーブラック」、「利休(リキュウ)×スーパーブラック」「カーディナルレッド×スーパーブラック」、「プリズムホワイト×スーパーブラック」。モノトーンは「ターコイズブルー」、「利休(リキュウ)」、「プリズムホワイト」、「インペリアルアンバー」、「ダイヤモンドブラック」、「カーディナルレッド」、「ダークメタルグレー」、「ブリリアントシルバー」、「アズライトブルー」、「ホワイト」が用意されています。

新型セレナのエクステリア・デザインは、車両自体の基本コンセプトである「BIG」「EASY」「FUN」が反映されたものとなっています。家族のためのミニバンとして、広く、使いやすく、そしてワクワクすることをイメージさせるデザインということでしょう。

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