マツダ CX-60の歴史を各モデルの違いとともに徹底解説

マツダCX60

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新世代ラージ商品群として登場したマツダCX-60。マツダのSUVラインアップの中では6番目のモデルとなります。

FRのプラットフォームを採用したCX-60はマツダ車として初のPHEVも設定しています。

ここでは2022年9月より販売開始されたマツダCX-60の歴史について紹介します。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
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現行のCX-60は初代

現行のCX-60は初代

新世代ラージ商品群第1弾としてミドルサイズSUVのマツダCX-60は2022年6月24日より予約受注を開始し、9月15日より、e-SKYACTIVE D搭載モデルを販売開始。その他のモデルは12月以降に販売開始となっています。

CX-60に採用されたプラットフォームは、縦置き高出力パワーユニットに対応した「SKYACTIVマルチソリューションスケラーブルアーキテクチャー」で、従来モデルより大きなパワーを思いどおりに操る感覚を提供してくれます。

サスペンション形式は、フロントにダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクを採用。

人間中心の開発思想に基づきサスペンションをスムーズに動かすことで、どんなシーンにおいてもしなやかな乗り心地を実現してくれているのが特徴です。
CX-60のデザインコンセプトは「Noble Toughness(ノーブルタフネス」。

力強いFR骨格やインテリア空間のタフさの中に、魂動デザインの知性やエレガンスを表現しています。

外観デザインは、堂々とした風格のあるフロントフェイスとロングノーズ・ショートデッキの力強く動きのある骨格を採用。

魂動デザインの真髄である、生命体が地面に踏ん張り、後ろ足で前に向かって跳躍するような生命感を表現しています。

また、ボディサイドは骨格の動きに連動する光の魅せ方により、エレガントな面質を表現しています。
CX-60ボディサイズは、全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mmで、従来のCX-5等と比べると全高は低くワイド&ローのフォルムが特徴です。

インテリアは、幅広なインストルメントパネル、サイドルーバーからドアトリムへと連続する造形がワイドでリッチな空間を表現。

前後を貫く大型コンソールによって、FRらしい強力なトランスミッションとその先にある縦置きエンジンの存在を感じさせてくれます。
CX-60に搭載されているパワートレインは4種類。

9月から先行発売されたe-SKYACTIVE Dは、最高出力254ps、最大トルク550Nmを発生する3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンに最高出力12ps、最大トルク153Nmを発生するモーターを採用した48Vマイルドハイブリッドシステム(M Hybrid Boost」を搭載しています。

ディーゼルエンジン特有の低回転域から最大トルクを発生し、スムーズな加速性能を実現しながら、WLTCモードで21.0~21.1km/Lという優れた燃費性能を発揮しています。
25S系グレードには最高出力188ps、最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。

XD系グレードには最高出力231ps、最大トルク550Nmを発生する3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。燃費性能はWLTCモードで25S系が13.0~14.2km/L。

XD系が18.3~19.8km/Lとなっています。そして、新開発のPHEVシステムを搭載。

最高出力188ps、最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒ガソリンエンジンに、最高出力175ps、最大トルク270Nmを発生するプラグインハイブリッドシステムを採用。

燃費性能はWLTCモードで14.6km/Lを実現。満充電時のEV走行の航続走行距離は約75kmとなっています。
すべてのエンジンに組み合わされるトランスミッションは新開発のトルコンレス8速ATを採用。

多段化による滑らかで応答の良い変速とワイドレンジ化により、走りと環境性能を両立しています。

駆動方式はハイパフォーマンスな4WDシステムである新開発の後輪駆動ベースのi-ACTIV AWDをはじめ、25SとXDに2WD(FR)車を用意しています。

i-ACTIV AWDは減速時には回生協調ブレーキと連動し、前後の回生配分を最適化することで、効率的で安定した制動姿勢を実現しています。
CX-60には様々な走行シーンに最適化した「人馬一体の走り」を提供する「マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-Drive)」や人馬一体の走りの楽しさをさらに高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール」を採用しています。

快適装備では、「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」を採用。

この機能はドライバーの体格に合わせて理想的なドライビングポジションを自動調整する自動ドライビングポジションガイドなど、すべてのお客様にクルマとの一体感、安心・安全を提供するものです。
また、先進安全装備では、ドライバーの異常を検知し、事故の回避・被害低減を図る、高度運転支援技術の1つとして「ドライバー異常時対応システムDEA」を初採用。

また、交差点右左折時の事故回避をアシストする機能など、マツダ初採用の先進安全技術(i-ACTIVESENSE)を複数搭載するなど安全性を向上させています。
前輪駆動車が多くを占めている日本市場において、後輪駆動を採用したCX-60は非常にレアな存在です。

駆動方式だけでなく、ボディサイズを見る限り国内市場より海外市場を強く意識したモデルではないかと考えられます。

プラットフォームやFRの駆動方式が中も注目されがちですが、大排気量ディーゼルエンジンやPHEVそして運転支援システムなどマツダの最先端の技術が導入された意欲作となっています。
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