マツダCX-60と三菱アウトランダーPHEVの違いを徹底比較&解説!!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、FRレイアウトを採用したマツダCX-60。
ボディサイズや搭載しているパワートレインでライバルとなるのはBMW X3 M40dです。
しかし、車両本体価格の差が約333万円と大きく開きがあるため、今回PHEVをラインアップしたCX-60のライバルとして、国産PHEVの売れ筋車種を選びました。
ボディサイズや搭載しているパワートレインでライバルとなるのはBMW X3 M40dです。
しかし、車両本体価格の差が約333万円と大きく開きがあるため、今回PHEVをラインアップしたCX-60のライバルとして、国産PHEVの売れ筋車種を選びました。
CX-60のライバルはアウトランダーPHEV
マツダCX-60のライバルとしてピックアップしたのは、三菱アウトランダーPHEVです。
CX-60はディーゼルマイルドハイブリッドをはじめ、ガソリン、ディーゼル、PHEVと多彩なパワートレインを用意しているのに対して、アウトランダーPHEVはプラグインハイブリッド1種類ですが、2021年度のPHEV国内販売台数No.1に輝くほどの人気モデルとなっています。
今回CX-60もPHEVをラインアップしていることもあり、ライバルとしました。
CX-60はディーゼルマイルドハイブリッドをはじめ、ガソリン、ディーゼル、PHEVと多彩なパワートレインを用意しているのに対して、アウトランダーPHEVはプラグインハイブリッド1種類ですが、2021年度のPHEV国内販売台数No.1に輝くほどの人気モデルとなっています。
今回CX-60もPHEVをラインアップしていることもあり、ライバルとしました。
CX-60とアウトランダーPHEVのボディサイズを比較
まず、ボディサイズを比較してみましょう。
CX-60は、全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mmです。
対してアウトランダーPHEVは全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745(一部は1,740)mmです。
全長、全幅ともにCX-60のほうが全長、全幅ともに+30mmとなっています。
一方全高は60mm低くなっており、CX-60の方がワイド&ローのスポーティなフォルムとなっています。
CX-60は、全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mmです。
対してアウトランダーPHEVは全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745(一部は1,740)mmです。
全長、全幅ともにCX-60のほうが全長、全幅ともに+30mmとなっています。
一方全高は60mm低くなっており、CX-60の方がワイド&ローのスポーティなフォルムとなっています。
CX-60とアウトランダーPHEVの車両本体価格を比較
続いて車両本体価格を見てみると、CX-60は25S Sパッケージの299万2000円~PHEV Premium Sports / Premium Modernの626万円4500円となっています。
一方、アウトランダーPHEVが5人乗りMの462万1100円~7人乗りPの548万5700円です。
CX-60PHEVモデルの価格帯はSパッケージの539万円~PHEV Exclusive Sports/ Exclusive Modernの584万円6500円なので、CX-60のほうが高めに設定されていると言えるでしょう。
一方、アウトランダーPHEVが5人乗りMの462万1100円~7人乗りPの548万5700円です。
CX-60PHEVモデルの価格帯はSパッケージの539万円~PHEV Exclusive Sports/ Exclusive Modernの584万円6500円なので、CX-60のほうが高めに設定されていると言えるでしょう。
CX-60とアウトランダーPHEVのパワートレインを比較
搭載しているパワートレインは、CX-60が、最高出力188ps、最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒エンジンと最高出力175ps、最大トルク270Nmを発生するプラグインハイブリッド。
燃費性能はWLTCモードで14.6km/L。満充電時のEV航続走行距離は75kmとなっています。
一方、アウトランダーPHEVは最高出力133ps、最大トルク195Nmを発生する2.4L直列4気筒エンジンとフロントに最高出力116ps、リアに最高出力136psを発生する2つのモーターを採用したプラグインハイブリッドシステムを搭載。
燃費性能はWLTCモードで16.2~16.6km/L。満充電時のEV航続走行距離83~87kmです。燃費性能や満充電時の走行可能距離はアウトランダーPHEVの方が上回っています。
燃費性能はWLTCモードで14.6km/L。満充電時のEV航続走行距離は75kmとなっています。
一方、アウトランダーPHEVは最高出力133ps、最大トルク195Nmを発生する2.4L直列4気筒エンジンとフロントに最高出力116ps、リアに最高出力136psを発生する2つのモーターを採用したプラグインハイブリッドシステムを搭載。
燃費性能はWLTCモードで16.2~16.6km/L。満充電時のEV航続走行距離83~87kmです。燃費性能や満充電時の走行可能距離はアウトランダーPHEVの方が上回っています。
しかしCX-60はこのPHEVに加えて、最高出力188ps、最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒自然吸気エンジン、そして最高出力231ps、最大トルク500Nmを発生する3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。
さらに3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジには、M HYBRID BOOSTと呼ばれる48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたXD-HYBRIDも用意され4つのパワートレインを用意しています。
さらに3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジには、M HYBRID BOOSTと呼ばれる48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたXD-HYBRIDも用意され4つのパワートレインを用意しています。
CX-60とアウトランダーPHEVの電子デバイス・安全装備を比較
走行性能を向上させる電子デバイスは、CX-60が人馬一体の走りの楽しさをさらに高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」や走行シーンに最適化した「人馬一体の走り」が楽しめる「マツダインテリジェントドライブセレクト(MI-Drive)」を搭載しています。
一方、アウトランダーPHEVは、さまざまな運転スタイルや走行シーンに最適化した7つのドライブモードを設定できるS-AWCを採用しています。
安全装備面では、CX-60、アウトランダーPHEVともに先進の運転支援システムを搭載しています。
一方、アウトランダーPHEVは、さまざまな運転スタイルや走行シーンに最適化した7つのドライブモードを設定できるS-AWCを採用しています。
安全装備面では、CX-60、アウトランダーPHEVともに先進の運転支援システムを搭載しています。
CX-60がアウトランダーPHEVと比べて優れている点は?
CX-60とアウトランダーPHEVを比較して、CX-60の良い点としてまず挙げられるのが、FRのプラットフォームを活かしたハンドリングの良さ、そして、高い走行安定性でしょう。
試乗したモデルは4WDでしたが、ステアリングを切った際のシャープな動きそして修正舵の少なさは、後輪駆動のメリットが表れていると言えます。
大きなボディのCX-60をドライバーは思いのままにコントロールすることができます。
そして、PHEVをはじめ全4種類のパワートレインを用意していることでしょう。高出力と低燃費を両立したディーゼルターボエンジンを選べるメリットはかなり大きいです。
試乗したモデルは4WDでしたが、ステアリングを切った際のシャープな動きそして修正舵の少なさは、後輪駆動のメリットが表れていると言えます。
大きなボディのCX-60をドライバーは思いのままにコントロールすることができます。
そして、PHEVをはじめ全4種類のパワートレインを用意していることでしょう。高出力と低燃費を両立したディーゼルターボエンジンを選べるメリットはかなり大きいです。
また、エントリーグレードの25S Sパッケージの車両本体価格は300万円を切っているので、バリューは相当高くなっています。
装備面では、ドライバーの体格に合わせて理想的なドライビングポジションを自動調整する自動ドライビングポジションガイドなど、ユーザーにクルマとの一体感、安心・安全を提供する「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」やドライバーの異常を検知し、事故の回避・被害低減を図る「ドライバー異常時対応システム(DEA)」を採用しています。
装備面では、ドライバーの体格に合わせて理想的なドライビングポジションを自動調整する自動ドライビングポジションガイドなど、ユーザーにクルマとの一体感、安心・安全を提供する「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」やドライバーの異常を検知し、事故の回避・被害低減を図る「ドライバー異常時対応システム(DEA)」を採用しています。
アウトランダーPHEVがCX-60と比べて優れている点は?
CX-60とアウトランダーPEHVを比較して、アウトランダーPHEVが優れている点は、まずなんと言っても2列シート・5人乗りに加えて、3列シート・7人乗り仕様が用意されている点でしょう。
そして、搭載しているプラグインハイブリッドシステムの燃費性能、そして、満充電時のEV航続走行距離いずれもCX-60を上回っています。
また車両本体価格もPHEVどうしで比較するとアウトランダーPHEVに割安感があります。
やはりCX-60PHEVはニューモデルですが、アウトランダーPHEVは先代モデルから用意されており、その知見が活かされていると言えるでしょう。
そして、搭載しているプラグインハイブリッドシステムの燃費性能、そして、満充電時のEV航続走行距離いずれもCX-60を上回っています。
また車両本体価格もPHEVどうしで比較するとアウトランダーPHEVに割安感があります。
やはりCX-60PHEVはニューモデルですが、アウトランダーPHEVは先代モデルから用意されており、その知見が活かされていると言えるでしょう。
国産ミドルSUVで唯一、FRのプラットフォームを採用したマツダCX-60。
駆動方式や搭載しているパワートレインを見てみると、ライバルはBMW X3やメルセデス・ベンツGLCといった輸入車のプレミアムモデルでしょう。
そういったモデルと比較すると、価格面でのバリューはかなり大きくなっています。
同価格帯の国産ミドルサイズSUVとしては、三菱アウトランダーPHEVが挙げられます。
燃費性能やモーターによる駆動距離はアウトランダーPHEVが上回っていますが、後輪駆動車らしい走る楽しさはCX-60でしか味わえません。
駆動方式や搭載しているパワートレインを見てみると、ライバルはBMW X3やメルセデス・ベンツGLCといった輸入車のプレミアムモデルでしょう。
そういったモデルと比較すると、価格面でのバリューはかなり大きくなっています。
同価格帯の国産ミドルサイズSUVとしては、三菱アウトランダーPHEVが挙げられます。
燃費性能やモーターによる駆動距離はアウトランダーPHEVが上回っていますが、後輪駆動車らしい走る楽しさはCX-60でしか味わえません。