スズキ アルトの荷室寸法と収納は?ラゲッジスペースにどれだけ積載できる?
更新日:2024.09.09
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スズキの軽自動車ラインナップで、大黒柱のひとつであるアルト。2021年12月のフルモデルチェンジで新型モデルとなっています。その新型アルトの積載性能はいかほどのものなのでしょうか。荷室サイズと共に解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
アルトはバックドアの開口部が上下に大きくなった
新型アルトのバックドアは、上下寸法となる開口高が、先代よりも20mm大きくなっています。また、開口部の最低地上高が30mm下がっていることもあり、重いものなどを荷室に積むのが楽になっています。
また、バックドアの下の部分に、手を掛けるインサイドグリップが設定されているのも、使いやすさの点で向上しています。ただし、開口部の左右は90mm狭くなっているのは残念な部分です。
アルトの荷室床面はわずかながら拡大
荷室の床面は、幅が905mmあります。これは先代と同様です。奥行となる荷室床面長は、後席を立てたフル乗車時で425mm、後席を倒した状態で1,225mm。
床面長は、それぞれ先代よりも5mm伸びています。といっても、延長分は5mmですから、わずかに拡大と言った具合です。
前席を完全に前に倒したり、逆に後ろに平らにするまで倒すことができないので、そのまま車中泊するには、ちょっと平らな部分の長さが足りません。
アルトの車内収納スペース
アルトの車内には数多くの収納スペースが用意されています。インパネの左右には、それぞれ1個ずつのドリンクホルダーがあります。助手席の前にはインパネトレーと、グローブボックスがあり、買い物袋などを吊るすショッピングフックも用意されます。
上位のマイルドハイブリッドのグレードでは、インパネトレーの隣に2つのUSB電源ソケットがあり、充電するスマートフォンをインパネトレーに置くことができます。
センターコンソールのディスプレイの下には、インパネセンターポケットが備えられています。全方位モニター付きディスプレイオーディオの場合、その下にUSBソケットがあるので、充電するスマートフォンを、インパネセンターポケットに置くことができます。
また、センターコンソールの下部には、センターロアポケットがあり、床にはフロアコンソールトレーが設置されています。その後ろには後席用の2つのドリンクホルダーが用意されています。
左右のフロントドアにはドアポケットがあり、荷室の床下は、ラゲッジアンダーボックスも備えられています。
アルトの運転をサポートするモニター機能
新型アルトの全方位モニター付きディスプレイオーディオ/全方位モニター用カメラパッケージ装着車には、全方位モニター用カメラが使用できます。
これは車の前後左右に設置した4個のカメラの画像をディスプレイに映し出す機能です。車全体を俯瞰したように見える3Dビューや、車を真上から見たような画面、車のすぐ横(左側)とフロント側を映し出す機能などがあり、狭い道でのすれ違いや車庫入れをサポートしてくれます。
また、バックアイカメラ付きディスプレイオーディオ装着車では、シフトをR(後退)に入れると、ディスプレイオーディオに車両後方が映し出されます。
これは車の前後左右に設置した4個のカメラの画像をディスプレイに映し出す機能です。車全体を俯瞰したように見える3Dビューや、車を真上から見たような画面、車のすぐ横(左側)とフロント側を映し出す機能などがあり、狭い道でのすれ違いや車庫入れをサポートしてくれます。
また、バックアイカメラ付きディスプレイオーディオ装着車では、シフトをR(後退)に入れると、ディスプレイオーディオに車両後方が映し出されます。
小さな軽自動車であるアルト。そのため荷室の寸法は限られたものとなりますが、それでもバックドアの開口部を低く上下に広くするなど、使い勝手の向上が試みられています。また、全方位モニターという機能も便利なもの。使い勝手を良くするための工夫を随所に見ることができました。