スズキ ワゴンRスマイルのエクステリア(外装)デザインを解説!MINIを参考にしたフロントマスクが特徴【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
スペーシアという軽スーパーハイトワゴンをラインアップしていますが、新コンセプトの軽ワゴンとして登場したワゴンRスマイルは、外観デザインでスペーシアとの違いをどのように表現しているのでしょうか。
ここではワゴンRスマイルの外観デザインについて紹介します。
文・写真/萩原 文博
ここではワゴンRスマイルの外観デザインについて紹介します。
文・写真/萩原 文博
全体的なデザインの話
2021年8月に登場した現行型ワゴンRスマイルは、わたしらしく乗れるスライドドアワゴン「マイスタイル マイワゴン」をデザインテーマに老若男女問わずマッチする個性的なデザインを採用しています。
外観は四角いボディのフォルムと丸目のヘッドランプを採用し、シンプルで愛着のわくデザインが特長です。
外観は四角いボディのフォルムと丸目のヘッドランプを採用し、シンプルで愛着のわくデザインが特長です。
フロントマスクの特徴や機能・デザイン
リアに両側スライドドアを採用した軽ワゴンとしては、スペーシアがあります。スペーシアはプレーンなデザインの標準車、大きなメッキグリルを採用し圧倒的な存在感を演出するスペーシアカスタム。そして丸目のヘッドライトを採用しスズキのSUVテイストを漂わせたスペーシアギアがあります。
ワゴンRスマイルは、これらとは異なるデザインで個性を主張しなければなりません。
ワゴンRスマイルは、これらとは異なるデザインで個性を主張しなければなりません。
女性にウケるカワイイだけでなく、カッコイイと言われるような輸入車の「MINI」を目指して、基本的には丸目のヘッドライトで可愛らしさを演出しつつ、男性が乗っても似合うようなモダンさを両立しています。
そのため、ヘッドライトの作り込みやメッキパーツの使い方、面の表情にはこだわっています。
そのため、ヘッドライトの作り込みやメッキパーツの使い方、面の表情にはこだわっています。
LEDを採用したヘッドランプ内に透明な厚肉インナーレンズを用いたポジションランプを採用。さらにメッキ加飾をフロントグリルやフォグランプベゼルに施すことで、上質感を表現しています。
サイドビューの特徴や機能・デザイン
ワゴンRスマイルのサイドビューは、全高を1,695mmと低く抑えたことで、安定感のあるスタイルとなっています。
サイドウィンドウのショルダーラインを低くし、ピラーをブラックアウトすることで、ルーフが浮いているように見えるのが特長です。
両側リアスライドドアは、乗降性に優れた開口幅600mm、リアステップ地上高345mmとなっています。
両側リアスライドドアは、乗降性に優れた開口幅600mm、リアステップ地上高345mmとなっています。
足元を引き締めるホイールキャップは車体色に合わせてホワイト×シルバーとガンメタリック×シルバーの2トーンカラー2種類を設定しています。
リアビューの特徴や機能・デザイン
ワゴンRスマイルのリアビューは、LEDテールストップランプに厚肉インナーレンズを採用しつつ、フローティングデザインで奥行き感を表現しています。
また、ハイブリッドモデルには、メッキのバックドアガーニッシュを採用し、上質感と同時にボディのワイド感を演出しています。
ボディカラーは、2トーンカラー8色、モノトーンカラー4色の合計12色を設定しています。
ボディカラーは、2トーンカラー8色、モノトーンカラー4色の合計12色を設定しています。
上級グレードのハイブリッドXは、日焼けの原因となる紫外線(UV)とジリジリとした暑さのもとである赤外線(IR)をカットして、強い日差しから肌を守る「360°プレミアムUV&IRカットガラス」を採用しホスピタリティの高さを実現しています。
輸入車の「MINI」のように女性に求められる可愛らしさと男性にもに合うモダンさを両立させるために、ヘッドライトの作り込みやメッキパーツの使い方などフロントマスクのデザインがワゴンRスマイルの特長です。
また、背の高さを感じさせない色遣いなどカラーデザインにもデザイナーのこだわりが感じます。
また、背の高さを感じさせない色遣いなどカラーデザインにもデザイナーのこだわりが感じます。