トヨタ 2代目アクアの維持費を大公開!新車購入から初回車検までの3年間でかかる総額を計算してみた【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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トヨタの2代目アクアを実際に購入すると、維持費はどの程度かかるのでしょうか。
今回は、トヨタ 2代目アクアを新車で購入し、初めての車検となる3年のあいだにかかる維持費がいくらになるか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
※ 2022年1月 時点
今回は、トヨタ 2代目アクアを新車で購入し、初めての車検となる3年のあいだにかかる維持費がいくらになるか解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
※ 2022年1月 時点
トヨタ 2代目アクアの自動車税
自動車税種別割は、毎年4月1日時点で車を所有していると発生し、車の総排気量に応じて税額が決まる税金です。
全車でハイブリッドとなった2代目アクアには、全グレードで1.5リッターの直列3気筒のM15A-FXE型エンジンが搭載されています。
全車でハイブリッドとなった2代目アクアには、全グレードで1.5リッターの直列3気筒のM15A-FXE型エンジンが搭載されています。
トヨタ 2代目アクアの自動車重量税
自動車重量税は、車両本体の重さによって税額が決まっている税金です。
新車であれば0.5トン毎に4,100円の自動車重量税が発生し、新車購入時の費用に初回の車検までの3年分の税金が含まれることになります。
そして、2代目アクア・クラスにかかる3年分の自動車重量税は2万4,600円です。
しかし、2代目アクアは、エコカー減税対象車であるため免税対象となり、現行法では自動車重量税金は0円となります。
新車であれば0.5トン毎に4,100円の自動車重量税が発生し、新車購入時の費用に初回の車検までの3年分の税金が含まれることになります。
そして、2代目アクア・クラスにかかる3年分の自動車重量税は2万4,600円です。
しかし、2代目アクアは、エコカー減税対象車であるため免税対象となり、現行法では自動車重量税金は0円となります。
トヨタ 2代目アクアの自賠責保険
自賠責保険とは、いわゆる強制保険と呼ばれる保険です。
車を所有するすべての人に対して加入が義務付けられている保険であり、自家用車・軽自動車・2輪車といった車両の種別によって分けられています。
車種は問わず保険料は一律です。自賠責保険の保険料は、「損害保険料率算出機構」によってその年毎に決められています。
自家用自動車の場合、新車購入から初回車検までの3年間で発生する自賠責保険料は、2万7,180円です。
車を所有するすべての人に対して加入が義務付けられている保険であり、自家用車・軽自動車・2輪車といった車両の種別によって分けられています。
車種は問わず保険料は一律です。自賠責保険の保険料は、「損害保険料率算出機構」によってその年毎に決められています。
自家用自動車の場合、新車購入から初回車検までの3年間で発生する自賠責保険料は、2万7,180円です。
トヨタ 2代目アクアの任意保険
任意保険とも呼ばれる自動車保険は、契約する保険会社や本人の年齢、保険の内容などの条件によって金額が異なります。
そのため、目安の金額を計算するために、条件を20等級、26歳以上、ブルー免許、車両保険あり、自損、車対車、レンタカー特約付帯とします。
以上の条件だと保険料は月々6,280円で、年間では7万5,360円です。このことから、新車購入から初回車検までの3年間で発生する任意保険料は22万6,080円となります。
一般的に、年齢が上がるほど任意保険料の掛け金は下がってゆきます。そして、事故なく過ごせば、等級も増えて、さらに保険料が割り引かれることになります。
そのため、目安の金額を計算するために、条件を20等級、26歳以上、ブルー免許、車両保険あり、自損、車対車、レンタカー特約付帯とします。
以上の条件だと保険料は月々6,280円で、年間では7万5,360円です。このことから、新車購入から初回車検までの3年間で発生する任意保険料は22万6,080円となります。
一般的に、年齢が上がるほど任意保険料の掛け金は下がってゆきます。そして、事故なく過ごせば、等級も増えて、さらに保険料が割り引かれることになります。
トヨタ 2代目アクアのメンテナンス料・消耗品料
新車購入から初回の車検までの3年間に交換が必要な消耗品は、エンジンオイルやエンジンフィルターといった部品程度であることがほとんどです。
ブレーキパッドやフルード、タイヤといった部品に関しては、日常的にロングドライブに出かけるような人でなければ、初回車検までの間に交換する人はあまりいないでしょう。
エンジンオイルの交換目安は、走行距離が1万5,000km程度になったとき、もしくは1年ごととなります。
1回のオイル交換にかかる工賃は5,000円程度であることから、新車購入から初回車検までの3年間にかかる費用は1万5,000円となります。
エンジンフィルターはオイル交換を2回行うごとに交換するのが目安であり、1回のフィルター交換にかかる費用は、およそ3,000円です。
ブレーキパッドやフルード、タイヤといった部品に関しては、日常的にロングドライブに出かけるような人でなければ、初回車検までの間に交換する人はあまりいないでしょう。
エンジンオイルの交換目安は、走行距離が1万5,000km程度になったとき、もしくは1年ごととなります。
1回のオイル交換にかかる工賃は5,000円程度であることから、新車購入から初回車検までの3年間にかかる費用は1万5,000円となります。
エンジンフィルターはオイル交換を2回行うごとに交換するのが目安であり、1回のフィルター交換にかかる費用は、およそ3,000円です。
トヨタ 2代目アクアのガソリン代
まず、2代目アクアのベースグレードである「B」の燃費性能は、WLTCモードで35.8km/L です。
購入するのが「B」グレードで年間の走行距離が1万km、レギュラーガソリンの販売価格を1Lあたり160円と仮定すると、1年間に掛かるガソリン代は4万4,692円となります。
このことから、新車購入から初回車検までの3年間分で換算すると、13万4,076円になります。
ただし、ガソリンの販売価格は流動的であり、運転の仕方や気候条件などによって実燃費は前後するため、必ずしも上記の金額になるとは限りません。
購入するのが「B」グレードで年間の走行距離が1万km、レギュラーガソリンの販売価格を1Lあたり160円と仮定すると、1年間に掛かるガソリン代は4万4,692円となります。
このことから、新車購入から初回車検までの3年間分で換算すると、13万4,076円になります。
ただし、ガソリンの販売価格は流動的であり、運転の仕方や気候条件などによって実燃費は前後するため、必ずしも上記の金額になるとは限りません。
維持費の総額はいくら?
【内訳】
自動車税種別割:9万1,500円
自動車重量税:0円(免税)
自賠責保険:2万7,180円
任意保険:22万6,080円
メンテナンス費用:エンジンオイル交換3年分1万5000円+オイルフィルター交換1回3,000円
ガソリン代:13万4,076円
計:49万6,836円
自動車税種別割:9万1,500円
自動車重量税:0円(免税)
自賠責保険:2万7,180円
任意保険:22万6,080円
メンテナンス費用:エンジンオイル交換3年分1万5000円+オイルフィルター交換1回3,000円
ガソリン代:13万4,076円
計:49万6,836円
上記の金額のうち、自動車重量税と自賠責保険は、新車購入時にまとめて支払いを行います。
そのため、納車後にかかる維持費として厳密に計算すると、自動車重量税と自賠責保険を省いた、46万9,656円となります。
そのため、納車後にかかる維持費として厳密に計算すると、自動車重量税と自賠責保険を省いた、46万9,656円となります。
2代目アクアは、コンパクトカーであるため自動車税種別割も安く、エコカー減税を受けられるため、初回の車検では自動車重量税が免税となるのもポイントです。
燃費性能に優れるため、ランニングコストであるガソリン代を抑えることも可能であり、普通車としては比較的維持費が少ない車であるといえるでしょう。
燃費性能に優れるため、ランニングコストであるガソリン代を抑えることも可能であり、普通車としては比較的維持費が少ない車であるといえるでしょう。