車のナンバーには実は「欠番」がある!?その理由とは

ナンバー

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ナンバープレートの文字や数字にはそれぞれ意味があり、数字には車の種別や用途を示すものです。この数字は、基本的に「・・・1」から「99-99」までの数字がランダムに振り分けられますが、この中には欠番が存在しています。その理由は明らかになっているのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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欠番となっている具体的な理由は定かではない

欠番となっている具体的な理由は定かではない

一般的な乗用車のナンバーにおいて欠番となっている数字は「42」と「49」であり、国内の米軍基地関係者などが用いる、アルファベットで分類される駐留軍人軍属私用車両等に分類される車などでは「13」が使われないことになっています。

これらの数字が欠番となっている明確な理由については不明であり、これらの取り決めがいつ頃成立したのかも分からない状況のようです。

しかし、俗説として「42」は「死に」、「49」は「死苦」という、語呂合わせで縁起が悪くなる数字であるため、欠番になっているともいわれています。
また、「13」という数字は聖書でも特別な意味を持っているとされます。

イエスを裏切る弟子のユダは最後の晩餐で13番目の席についていたとされ、キリストが処刑されたのが金曜日であるなど、欧米に多く見られるキリスト教圏では「13」を不吉な数字であるとする説がさまざまあるようです。

ただし、一般的に交付されるナンバーではなく好きな数字のナンバーを取得することができる希望ナンバー制を使うことで、欠番のナンバーも取得することが可能です。

希望ナンバー制は、ナンバー取得に別途手数料がかかり、図柄式/字光式ナンバーでそれぞれさらに料金がかかりますが、欠番のナンバーを使いたいという人は希望ナンバーを申請しても良いかもしれません。
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