雨天時は事故が4倍に?! 梅雨の運転で気を付けるべき点とは?

雨天走行

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梅雨の時期は、雨の日が多く降水量が増える時期です。雨天時は晴れている場合と比較して、事故の発生件数が4倍になるとも言われています。梅雨の運転で気を付けるべきポイントはあるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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まずは速度を落とした運転を

まずは速度を落とした運転を

雨天時の運転で気を付けるべき点として、まずは速度を落とした運転を心がけるべきでしょう。

雨によって道路に水がたまるとハイドロプレーニング現象が起こりやすくなるためです。

ハイドロプレーニング現象とは、水たまりがある路面の走行中にタイヤと路面の間に水の膜ができることによってタイヤが浮いた状態になることでハンドル操作やブレーキが効かなくなる現象のことです。

この現象によって、ブレーキを踏んでから完全に車が停止するまでの制動距離も伸び、追突事故の原因にもなりかねません。

ハイドロプレーニング現象は、特に高速走行中に起こりやすいとされていることから、雨天時の運転では高速走行は控えるべきなのです。
さらに、雨天時は視界を確保するためのガラスやサイドミラーに雨粒が付くことで、周囲の状況を把握しづらくなります。

このことから、梅雨に入る前にガラスの油膜取りや撥水コーティングをする、ワイパーを新品に交換しておくといった点検をしておくことで、視界の悪さを低減することができるでしょう。

また、雨天時は晴天時と異なり日中であっても薄暗くなることから、早めにヘッドライトを点けるのも視界を確保する手段として効果的です。

雨天時の運転は、事故発生のリスクが高まるとされています。なぜなら、視界もクリアで路面も濡れていない晴天時とは、状況が全く異なるためです。

雨が降っている時の運転で注意することを知って、より一層安全運転を心がけた方が良いでしょう。
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