実は「車中泊禁止」の駐車場がほとんど!?車中泊をする時に注意するべきこととは

車中泊

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コストパフォーマンスに優れ、さらには「密」も避けられるとして近年注目を集めているのが車中泊です。ただし、実際に車中泊をするには、注意しなければならないことがいくつかあります。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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実は「車中泊禁止」の駐車場がほとんど!?

実は「車中泊禁止」の駐車場がほとんど!?

コロナ禍を追い風に到来している車中泊ブーム。自動車メーカーからも、車内で快適に過ごすための様々なグッズが発売されており、新しい車の楽しみ方のひとつとして、多くの人に注目されています。

ただ、車中泊を楽しむためには、車中泊に関わる様々なルールを知っておかなければなりません。そのなかでも、最も重要なのが車中泊を行う場所についてのルールです。

車中泊は、車が駐車できればどんな場所でもおこなってよいというわけではありません。当然のことながら、公道に長時間駐車することはできないため、なんらかの施設の駐車場を利用することになります。ただ、ほとんどの駐車場では、車中泊もしくは長時間駐車が規約上禁止されており、例えばサービスエリアやパーキングエリアの駐車場もそうした場所のひとつです。

また、都道府県によっては、駐車中のアイドリングが条例で禁止されている場合もあります。そうした地域では、車中泊ではなくちょっとした休憩であったとしても、エンジンを切らずに駐車していると条例違反で検挙される可能性があるので注意が必要です。
このような理由から、車中泊を行う場合には、車中泊が許可されている駐車場を利用しなければなりません。例えば、道の駅やRVパーク、オートキャンプ場などが代表的な場所となりますが、これらの施設のすべてで車中泊ができるわけではありません。そのため、実際に車中泊を行う前に、施設への確認を行うことが必須となります。

また、車中泊が可能な場所でも、様々な条件がある場合もあります。例えば、道の駅やRVパークでは、エンジンを切った上で車内で睡眠することは認められていても、チェアやテーブルを車外に広げたり、あるいは火気を用いてバーベキューなどを行うことは厳禁となっていることがほとんどです。

はじめて車中泊を行う際は、車内を快適に過ごすためにはどうすればよいかばかりを考えがちですが、その前に、安心かつ安全に車中泊ができる場所を調べることが重要です。
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