運転中のサングラスは違反になる?着用可能なサングラスには基準があるって本当?
更新日:2024.09.09
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車の窓に貼るフィルムは、透過率が70%程度であれば車検に通るとされています。フィルムは紫外線や日光を遮るために施行するものですが、似たような目的で使われるサングラスをかけて運転しても違反にはならないのでしょうか。
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- サングラスの着用を取り締まる法律は存在しない
サングラスの着用を取り締まる法律は存在しない
結論として、サングラスをかけて運転することは違法ではありません。
ただし、日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められたJIS規格によって、運転中にかけるサングラスには基準が設けられています。
2018年の10月にJIS規格が改訂され、昼/夜それぞれの状況におけるサングラスの透過率が明確に定められました。
透過率とは、ガラスに入った光がどれくらい通るかを表す数値であり、透過率が高ければ高いほど光を通しやすく、逆に低ければ低いほど光を通しにくいサングラスということになります。
この規定により、日中運転する場合は透過率が8%以下のサングラスが禁止され、夜の運転では透過率75%に満たないサングラスの着用が禁止されています。
ただし、日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められたJIS規格によって、運転中にかけるサングラスには基準が設けられています。
2018年の10月にJIS規格が改訂され、昼/夜それぞれの状況におけるサングラスの透過率が明確に定められました。
透過率とは、ガラスに入った光がどれくらい通るかを表す数値であり、透過率が高ければ高いほど光を通しやすく、逆に低ければ低いほど光を通しにくいサングラスということになります。
この規定により、日中運転する場合は透過率が8%以下のサングラスが禁止され、夜の運転では透過率75%に満たないサングラスの着用が禁止されています。
現在のところ、JIS規格の基準を満たしていないサングラスを着用しても、それに対する罰則などは存在していません。
しかし、JIS規格を満たしているサングラスであっても、サングラスをかけたことによって歩行者に気づくのが遅れたり、標識や信号が正しく認識できていないといった安全運転ができていないと判断されれば、安全運転義務違反で取り締まりの対象となる可能性があります。
このことから、運転時に着用するサングラスは運転に適した製品を選び、視界が悪くなる夜間はなるべく裸眼で安全確認を行った方がよいといえるでしょう。
しかし、JIS規格を満たしているサングラスであっても、サングラスをかけたことによって歩行者に気づくのが遅れたり、標識や信号が正しく認識できていないといった安全運転ができていないと判断されれば、安全運転義務違反で取り締まりの対象となる可能性があります。
このことから、運転時に着用するサングラスは運転に適した製品を選び、視界が悪くなる夜間はなるべく裸眼で安全確認を行った方がよいといえるでしょう。