ガソリンスタンドの屋根が平らな理由

ガソリンスタンド

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ガソリンスタンドですが、その多くは屋根が平らに造られています。

一般家庭の屋根は斜めに造られていることが多く、雨や雪がたまらないようになっていますが、ガソリンスタンドはどうなっているのでしょうか。

またガソリンスタンドの屋根が平らなのは法律で決められているのでしょうか?その真相に迫っていきます。
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ガソリンスタンドの屋根は法律上は平らでなくても良い

ガソリンスタンドの屋根は法律上は平らでなくても良い

結論からいうとガソリンスタンドの屋根は平らでないといけないという決まりは存在しません。ガソリンスタンドの消防基準は消防法、建築物などの構造は建築基準法によって定められています。

屋根面積や敷地面積の決まりなどはあるものの、屋根が平らでないといけないということは、消防法にも建築基準法にも記されていません。実際に群馬県高崎市や千葉県市原市にはアーチ状の屋根のガソリンスタンドが存在しています。

ではなぜ多くのガソリンスタンドが平らな屋根を採用しているのでしょうか?

その理由の一つとしてコストの削減が考えられます。アーチ状の屋根を作るとなると、統一されたデザインの平らな屋根に比べて工数が増えてしまい余計なコストがかかってしまいます。

こうした理由からも平らな屋根を採用するガソリンスタンドが多いと考えられます。また一見下から見ると平らな屋根も、実は少し勾配があり、雨や雪がたまらないような工夫が施されている場合が多いです。
ちなみに、大分県日田市には木造のガソリンスタンドも存在するようです。メンブレン型と呼ばれる構造を採用した木造のガソリンスタンドで、1時間の耐火が可能になっており、法規の条件を満たしています。

ガソリンスタンドの屋根が平らなのは法律上の決まりがあるわけではなく、コストを抑えることができるといった利点があることがわかりました。

また屋根が平らでないガソリンスタンドや木造のガソリンスタンドなど、少し変わったガソリンスタンドも存在するので外出の際は探してみてください!
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