ドアノブがない車を紹介!開け方がわからない車たち
更新日:2024.09.09
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高級スポーツカーの多くはドアを開閉するための装置としてのドアノブが分かりにくい位置にあったり、そもそも設けられていないことがあり、ドアの開け方が分からないと言われることがあります。
なぜ、ドアノブがなかったり、開け方がわかりづらいデザインを採用しているのでしょうか。
なぜ、ドアノブがなかったり、開け方がわかりづらいデザインを採用しているのでしょうか。
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- 高級スポーツカーの多くはドアの開け方がわかりづらい
高級スポーツカーの多くはドアの開け方がわかりづらい
例えば、1975年にデビューしたフェラーリ 308は伝統的なフェラーリらしいスタイリングをしたモデルと言われていますが、ドアパネルにドアハンドルらしきパーツは装着されていないように見えます。
しかし、実はブラックアウトされた窓枠と同化した上下方向に置かれる小さなドアハンドルが設置されており、バーを前方に倒すことでドアが開く仕組みとなっています。
しかし、実はブラックアウトされた窓枠と同化した上下方向に置かれる小さなドアハンドルが設置されており、バーを前方に倒すことでドアが開く仕組みとなっています。
さらに、ランボルギーニ アヴェンタドールはドアパネルに刻まれたエッジ下部にくぼみが隠されており、その中に手を差し込んでドアをアンロックする仕組みです。この方法は、フェラーリのラ・フェラーリなども同様です。
その他、イタリア産の高級スポーツカーたちはドアを開けるためのオープナーが思わぬ所に設置されていることが多くありますが、実は国産車にもドアハンドルが隠れたモデルがいくつか存在しています。
その他、イタリア産の高級スポーツカーたちはドアを開けるためのオープナーが思わぬ所に設置されていることが多くありますが、実は国産車にもドアハンドルが隠れたモデルがいくつか存在しています。
その代表的な例が、レクサスが2010年から2012年にかけ、限定500台で生産・販売した国産スーパーカーであるLFAでしょう。
LFAもまた、ドアパネルにドアハンドルは設置されていません。
LFAのドアを開けるためのオープナーは、エアインテークへ繋がるドア上部のくぼみにあります。
エアインテークのパーツと一体化しているプッシュ式のドアオープナーは、下に押し込むとドアが開くという、オーナー以外にはドアを開けるどころか開ける方法を見つけることすら難しい設計となっていたのです。
LFAもまた、ドアパネルにドアハンドルは設置されていません。
LFAのドアを開けるためのオープナーは、エアインテークへ繋がるドア上部のくぼみにあります。
エアインテークのパーツと一体化しているプッシュ式のドアオープナーは、下に押し込むとドアが開くという、オーナー以外にはドアを開けるどころか開ける方法を見つけることすら難しい設計となっていたのです。
これら高級スポーツカーがドアハンドルを目立たなくしているのには、理由があるとされています。
車の開発初期段階におけるデザインイラストには、アウタードアハンドルが描かれていないことが多くあります。車のデザインにおいて、ドアハンドルはできることなら存在感を消したいパーツとも言えます。
できるだけドアを大きく見せ、キャラクターラインを際立たせた方が、デザイナーが思い描いたままの優れたデザインを実物にも反映できるのです。
ただし、現在ではスマートキーシステムの技術向上などから、グリップ型のドアハンドルを握っただけでドアを開くことができるようなモデルも増えてきています。
このまま技術が発展すれば、緊急時用の物理的なオープナーを除き、ドアハンドルという概念そのものが無くなる可能性もあるかもしれませんね。
車の開発初期段階におけるデザインイラストには、アウタードアハンドルが描かれていないことが多くあります。車のデザインにおいて、ドアハンドルはできることなら存在感を消したいパーツとも言えます。
できるだけドアを大きく見せ、キャラクターラインを際立たせた方が、デザイナーが思い描いたままの優れたデザインを実物にも反映できるのです。
ただし、現在ではスマートキーシステムの技術向上などから、グリップ型のドアハンドルを握っただけでドアを開くことができるようなモデルも増えてきています。
このまま技術が発展すれば、緊急時用の物理的なオープナーを除き、ドアハンドルという概念そのものが無くなる可能性もあるかもしれませんね。